【最初に書いた、テレビ版(short ver.)の感想】
おことわり
先日、村上春樹原作の映画のレビューを書いたら、村上春樹原作(「納屋を焼く」)のドラマをNHKで放送することを教えていただきまし>>続きを読む
映画監督木下(山本浩司)と脚本家坪井(長塚圭史)による、気まずさ全開の、ぶらり2人旅。何しろ、来るはずだった舟木が来ないから、互いに顔を知ってる程度のこの旅は、気まずいったらそりゃあもう。
どうい>>続きを読む
自死した長男。残された家族。家族はそれぞれ、この死をどう受け止め、どう向き合って、どう折り合いをつけていくのか。
このテーマにまつわることの何もかもを盛り込もうとして、引き算ができなかったのではな>>続きを読む
作家アンドリュー・ソロモン(初めて知った)の『FAR FROM THE TREE』が原作。映画には彼自身も登場する。この映画は、土台や骨組みがしっかりとしているなあという印象をもった。ダウン症、自閉症>>続きを読む
これは、自分のための ささやかな、でも、とっておきの贅沢な企画。村上春樹の小説を読み直して、そのあと映画を観てみようというものだ。追い立てられるような日々のなかでも、心持ちはゆったりとしていられる日を>>続きを読む
この映画は、まだ私の手には負えない。そんな風に思う。1回目観て、ほとんど寝て、2回目はかなり寝て、そして今日が3回目。序盤はウトウトしたけど、途中からのめり込んだ。きっと4回目はもっといける。5回目は>>続きを読む
途中までボーッと観てしまい、終わった後で、脳内で反芻してみて、色んなことが、そういうことだったのかと、自分なりに納得した。ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールは表裏一体の気がした。怒りで早まっ>>続きを読む
知らないけど観る。
わかってないけど観る。
臆せず、観る。
それはずっと前からやってきたことだ。
filmarksを始めて、それ以前と違うのは、臆して書く、それが加わったことだ。全然知らないことを>>続きを読む
「ジェレミー・アイアンズ演ずるフランツ・カフカが、厖大な数の抽斗がついたキャビネットが並ぶ不気味な城に潜入するシーンがありましたが、(略)。なかなか興味深い映画だったので、もし何かで見る機会があったら>>続きを読む
エキストラのいない戦争映画
細かなことを忘れてしまったとしても、終盤からラストにかけての一連のシーンを、私はずっと忘れないと思う。いつまでも、心に残り続けると思う。そして、その意味を考え続けると>>続きを読む
晴天でもなく、雨天でもなく、曇天な日々。雨は降らないから、地は固まらないし、晴れないから晴れ晴れとした気持ちにもならない。なんとなく、曇天な日々なのだ。サンダーロードの仁さんが仁さんにならなかったら、>>続きを読む
最初から良い。鉄は熱いうちに。次作は是非、灰吹法で銀を精錬するやつをやって欲しい。風とカメラが一体となってる感じがする。夢現な世界。これは夢なのか現実なのか。幻なのか。今、自分は生きているのか、それと>>続きを読む
呆れて笑っちゃうほど、杜撰な銀行強盗。
行き当たりばったり。
これで、計画したって言えるの?
ここまでの人生も、きっと行き当たりばったりだったのだろう。ひとつひとつ、目の前のことに、ただただ必死だっ>>続きを読む
すんごい好き
父を殺し母とまぐわる のは、オイディプス王だったっけ!?
父を殺し女とまぐわる、なんてすてきだろう(語弊はある)
あの母を、君は赦すのか。
あの母に、君は赦しを与えるのか。
それ>>続きを読む
画面のアスペクト比(正方形より、ちょっと横が長い)に期待が高まる。これは、対象とする者や物に、気持ちが集中できるようにするための工夫なのかな。しかも四隅が面取りしてあって丸みを帯びてる! 画面が優しい>>続きを読む
公開初日の映画のなかで観たかったものは3本。(2018年12月に書きました)
そのうち、どうしてこれを選んだかというと、1番はやく終了してしまいそうだから、というのは半分はウソで、半分はホント。人>>続きを読む
ジャケ写みて、これはひょっとしたら「ノー・マンズ・ランド」か? と思った自分の直感力を褒めたいと思う。あながち間違ってはいなかった。なにせ私は、頭は弱いが、直感力には(少々の)自信がある。えっへん、な>>続きを読む
エクソシスト(怖そうで観られない!)で大成功を収めることとなるエレン・バースティンは、そのあとの出演作について、次々と送られてくる脚本に難色を示していた。当時、女性には、「従順な人妻、母親、娼婦」しか>>続きを読む
先日観た『アメリカン・ニューシネマ/反逆と再生のハリウッド史』に刺激を受け、アメリカン・ニューシネマのお勉強をしてみようと思った。そのなかで、意義あるものとして語られた映画のうちのひとつがこの作品。そ>>続きを読む
「ちょっと脱いでいい?」と言って、上半身丸出ししたのにまず驚いた。全部見せることにこだわりがない。自信もイラつきも、不安やおびえも、淋しさも、愛も。痛みに耐える姿も。ひとりで背負っていくプレッシャーも>>続きを読む
シンプルで力強い構成。圧倒的な映像。もう他の追随を許さない。孤高の強さ。彼ら4名、それぞれが何故、その任務を負うことになったのか、そこに至る描き方もクールでシブい。とにかく、素晴らしい。
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怖そうだから映画館では観ることができないとキッパリ決めてて、観るつもりは全然なくて、だからオススメしていただいても「無理」とか不遜なこと言っちゃったりしてすみませんでした。急に観に行くことにしました。>>続きを読む
観てから何日か経ったけど、まだじわじわきている。それで今、思うのは、ああ、この映画は、自由なんだなあってこと。自由ってこういうことなんだなあって。そんな気がする。
先達へのリスペクトにあふれている>>続きを読む
監督の、「ライ麦畑でつかまえて」への思いの深さは伝わってきた。J.D.サリンジャーの『The Catcher in the Rye』をとても愛していて、大事に思ってきて、だからこの映画を作ったのであろ>>続きを読む
期待しないで映画を観るっていいね!
すんごい気がらく!
この映画を観ようと思った理由はひとつ!
「鉄の馬型蒸気機関車」がどんなものか観たかったから
って、そんなのあったかなぁ。
今か今かと待ち構>>続きを読む
珍妙でヘンテコ、酷評された、映画「The room」は、いつしかカルト映画となったそうだ。それは愛と情熱にあふれた駄作だったからだ。観れば観るほど、どこがどう駄作だったか、語らずにはいられなくなるらし>>続きを読む
ヤング・アダルト版ビジランテ!
ビジランテを観た際、私はレビューで「弱い者たちが夕暮れ さらに弱い者たちをたたく」とザ・ブルーハーツの歌詞を引用したのだが、今回の映画は、「弱い者たちが自分より上の>>続きを読む
あゝ、すごくいい。不格好で不器用で底辺に生きる男たち。真面目さとゆるさと緊張と諦めと優しさとため息とあえぎが、すごくいい。小銭をスナック菓子の空き袋に入れるような人生。哀しくて可笑しくて愛くるしい。哀>>続きを読む
優れた小説は危険を孕んでいる
優れた小説は人の心の奥底に触れる。隠されていた暴力をむき出しにする。受け取った読者によっては、直接的な表層的な暴力へと転換させてしまうかもしれない(実際にそういった事件も>>続きを読む
チョンチョンチョンチョン、
チョンチョンチョンチョン♪
観終わると何故かチョンチョンの追っかけになっているというw
CMの連呼のように、チョンチョンチョンチョンがグルグルまわって終わりませんっ!>>続きを読む
アメリカン・ニューシネマって何?
それはね、
この映画を観るとわかります!
wikiの説明読むより、よくわかる!
遥かに腑に落ちる!
私も今夜、学びましたあ!
それまでの大スターに頼る時代は終>>続きを読む
ひとつの時代を銃声が終わらせる。
その銃声とともに、次の時代がやってくる。
1970年代後半から、1980年代まで。ポルノ業界に携わった人たちを描く。時代に翻弄されながら、それでも生くゐ全ての人た>>続きを読む
物語の中盤までこなくても、ホテルのなかでのテレビ画面をみなくても、少年の部屋の壁に貼られたポスターを見なくても、わかっちゃったぜ!物語の序盤で、アタシわかったの!墓場、列車、荒野、これは西部劇に違いな>>続きを読む
映画の中で演劇が上演される。老女の大きな写真が2枚。まず、演劇のこのセットが好きだ。なんか格好いい。
①映画の中で演劇の稽古や本番があり、各々が、役者として、それぞれの役を「演じる」。
②演劇の>>続きを読む
見えないその目に見えるもの
見えるその目に見えないもの
心で感じたら見えるもの
映画館で観た予告篇があまりにきれいで美しくて。ひとりの女の子の成長に応じて3人が演じるのだけれど(子ども→少女→女性>>続きを読む
私はここから、Queenを知っていこうと思う。
クイーンのことも詳しくなくて、レビューを書くのは、いつも以上に恥ずかしい。
筋金入りの熱狂的なファンの方が職場にいらして、クイーンへの愛がどれほ>>続きを読む