InsideoutdowneRさんの映画レビュー・感想・評価

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私たちの偽装結婚(2018年製作の映画)

2.5

TV点けたらちょうど始まったタイミングで、ボーっと見てたら最後まで見てしまった(笑)。
そんな感じで見るには丁度よい感じ。韓国の恋愛映画とか初めて見たかも(恋愛映画でもないけど)。
無理に恋愛っぽく仕
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アテナ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

何の前情報なしに観始め、またNetflix映画にありがちな尖った映像を多少織り込んで、作品自体はコンパクトにまとめてきてるのかなー、とか思ってたらとんでもなかった…。

まず目を引くのは場面は目まぐる
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.1

うーん、「1」よりスケールはアップしているし、各シーンのアクションは面白いんだけど、ストーリーとしての繋がりが淡白で幼稚で必然性が感じられないから、説得力が足りないかなー。
音も映像もよく作られてるん
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

ストレートでスマートな殺し屋もの。画の構成やサウンドディレクションはピカイチって感じでしたね(ずっとMV見てるみたいなw)。
ストーリーの構成も前半までは良かった感じでしょうか。少し正直過ぎで、もう少
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

詰まる所、生き続ける理由なんて素朴なものなのかもしれない。枯れてゆく身体には忘れ難い景色や場面だけが残ってゆく。

その時自分が居た瞬間、たまたま繋がりが出来た人達に生かされていくあの感覚。

シーン
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.2

この映画の中で"スーパーな事"は起こらないけど、"大切な事"が静かに流れてゆく。

"公"とは統制する者の道具であってはならないし、無数の私的な個人それぞれの社会との接続の形の蓄積によって形成されてゆ
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ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

3.5

ビリー アイリッシュの世界的ブレイクの痕跡を辿るドキュメンタリー。と言っても、よくあるその頃のTVでの発言や当時のライブ映像を集めた様なものではなく、ほぼほぼ家族同士で撮ったようなレベルの剥き出し感w>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

公開当時から観たいと思いつつやっと観れましたが、映像などエフェクトを駆使してクラシカルな映画を踏襲したシーンの作り方や構成を強く感じさせられましたが、個人的にはそのエフェクトの使われ方が好きではなかっ>>続きを読む

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

まずこの映画を観て感じたのは、ドキュメンタリーとして秀逸な作りになっていることだった。アイドルグループのドキュメンタリー映画で作品としてのクオリティを求めるほど能天気ではないし、見る前は「過去の出来事>>続きを読む

深夜食堂(2015年製作の映画)

3.2

深夜のTVドラマでやっていた時から1話からずっと見ていた「深夜食堂」。
あの1話完結で淡々と見せてくれる部分に魅力があった作品を映画でやると聞いた時は、また人気が出た作品を体裁だけ繕って食い潰されてし
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リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(2019年製作の映画)

2.3

オアシスはリアルタイムでもファンという訳でもなかったし、むしろ持ち上げられ過ぎとも思っていた。1st EPの頃から聴いてはいたしCDも買って聴いていた。ライブも日本でアリーナツアーやった時に、大学の友>>続きを読む

パリよ、永遠に(2014年製作の映画)

3.2

戯曲が元になっているだけあって、英題の「Diplomacy」が表している通り、パリ壊滅を企てる第二次世界大戦時の独の将軍をスウェーデンの外交官が何とか食い止めようとする2人の言葉のやり取りが物語の大方>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

3.2

全てが程よい(笑)。久しぶりにアクション映画らしい映画を観た気がします(笑)。
パリの綺麗な街並みの中で、アクションありカーチェイスあり爆破あり、前フリが少し長い気もするけど、ダラダラ話を引き延ばした
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みんなのアムステルダム国立美術館へ(2014年製作の映画)

2.4

大美術館の改装顛末記だが、こんなにもドタバタで未確定のまま進んでいくものかと驚くが、終始忙しなく編集もそれを煽る様な細切れの映像が続く。
映画として音楽を被せながら見せる必要性もあまり感じられなかった
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ウィークエンドはパリで(2013年製作の映画)

4.5

非常に素晴らしい映画だった。

定年間際の年配夫婦の週末旅行。幾ら歳を重ねても消える事の無い葛藤や悩み。もう関係の改善など出来ないと思うほどのやり取りの後に訪れるこれ以上ない愛おしさと抱擁。そんな事を
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ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

4.0

以前見たのを忘れていて、また見てしまった(笑)。
竹野内演じるニシノが飄々と語る言葉が軽やかで気持ちが良い。
場面の切り取り方やゆったりとした空気をそのまま描く様も素晴らしい。
各場面でそれぞれの演者
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

1.0

これは酷い(笑)。見事なまでの便乗映画(笑)。
人力作成具合も凄い。80年代の流行りものごった煮感も凄まじい(砂漠、襟巻きトカゲ、原住民などなど)。何故にティナ・ターナー(笑)。80年代丸出しのライテ
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.7

自分がTVで何度も見た知っているマッドマックスはこれだ(笑)。1作目から2年で凄い進化(笑)。
物語の世界観も展開もよく作られていて、セットや車の作り込みも段違い。スケールも凄いし、悪役のスプレーヘア
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マッドマックス(1979年製作の映画)

2.4

なんか過去に観た気になっていたんですが、観ていなかった模様。79年公開なんですね。
いやー、あのマッドマックスなので古いとはいえ、さぞや見応えあるのかと思いきや、シンプルに無責任なバイオレンスアクショ
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

2.8

この作品は昔から見ようとする度に何故か色々あってなかなか見れなかった作品だったんですが、今回めでたく何事もなく観終われた(笑)。

ウディ・アレンの作品は昔から好きでそれなりに見てきたと思うけど、本作
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劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

2.2

最後という事でCGにお金掛けまくって壮大さを作りたがっているけど、繋がりもクソも無くシリアスにするにもおとぼけにするにも的外れっぱなし。脚本も子供っぽ過ぎる。
題材自体は悪くなく、耳を傾けるような台詞
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劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

1.5

酷いの一言。製作費の垂れ流し具合が凄い。小学生向け。

BARCA DREAMS FCバルセロナの真実(2015年製作の映画)

3.2

基本的に記事やドキュメンタリーで見た事のある内容だが、選手やスタッフの実際の声で語られるバルサの組織としての空気感を感じられる。

第二次世界大戦前の街の様子や独裁国家当時のスタジアムの風景を実際の映
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17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

先ずは久しぶりに映画らしい映画を観たなと。
派手な映画ではないけど、セットや小物に至るまで注意が払われていたなぁ。
時代設定をしっかりと再現してる様に感じたけど堅苦しい空気は無く日常の生活を肩の力を抜
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ダフト・パンク ドキュメンタリー UNCHAINED(2015年製作の映画)

3.5

過去の映像と関係者の映像繋ぎ合わせて作られただけの作品かと思って見始めたら、構成も音処理も綺麗にされていて丁寧に作られた良作だった。

名前の由来がバンド時代の批判記事から持ってきてるとか知らなかった
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007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

2.4

1日1ボンドみたいになってきましたが、今作はとにかく忙しい。女性たらしこんだり海に潜ったりヘリに乗ったり、ずっとバタバタ。ボンドの体力の凄さしか覚えていない。
そして、メインのバトルが水中なので音がほ
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

何気に007の映画をちゃんと観たの初めてかもしれない。前半はファッションやインテリアがイケてたり、出てくる女性を片っ端にすぐにベッドに連れ込むイカした台詞やカーチェイスの明らかな合成だったり見どころ沢>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

端的に言って酷い映画だったと思う。『Q』でどん底まで失望させられた身としては、十分予測はしてたけれど、それでももしかしたら最後の作品くらいは、と持っていた僅かな期待も木っ端微塵でした。CGを多用した戦>>続きを読む

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.5

シャーリーズ・セロンが誰の中にもある執着や望郷、持たざる物への憧れを滑稽なまま演じて表現してる様は好感が持てる。
毎日の生活で自分の価値観を見失い揺らいで何かを見つけようとしてもがいて、結局は嫌なヤツ
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グリンゴ 最強の悪運男(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

メキシコマフィア絡みのご都合主義な展開で人がバンバン死んでいくよくある感じ。人物描写も子供っぽいが、お陰で流して見るには丁度良かったかも。頭を空っぽにするには良い作品。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.8

何も考えず休日の昼間に観るには最適なラブコメ映画だった。たまにはこういうのも良い。終始、シャーリーズ・セロンの美しさに見惚れてただけという話もある。

アーティファクト(原題)(2012年製作の映画)

3.5

現代のメジャーレコード会社との契約について赤裸々に作品を通して語っているのは価値がある。
人気バンドについての作品だが、その作品や音に頼っておらず、ドキュメンタリーとして徹底しているのも良い。
映像の
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