何回見ても飽きがこない。
やっぱりLALALANDは人間讃歌で、勇気を持って前に進む人を壮大に且つ可憐に切り取ったポートレイトのようなものだ。
テーマは至極純粋なものだけど、アガる音楽とともに真正>>続きを読む
エモい。(特に小松奈奈)
この一言に尽きる。
改めて大根仁監督は、ダニー・ボイルみたいに音楽と映像を掛け合わせて高揚感を演出するのが上手いと感じた。
ジャンプを幼稚園生から読んでた身としてはジャン>>続きを読む
ゴジラ第二形態(通称蒲田くん)登場に「ほんとに?こ、これゴジラなの?ポニョじゃないの?」と三度見くらいしたがゴジラらしい。椅子の上で10分ぐらい唸った。
それはさておき、見事なまでに何も決めきれない>>続きを読む
人の頭の中に存在するであろう感情-ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミ-を擬人化して、人の成長の過程を垣間見てる感じがなんとも俯瞰的で妙に納得感がある。
なんとなく人の中枢はヨロコビが制御>>続きを読む
ヒッチコックの最高傑作『サイコ』ができるまでを描いた作品。
色々脚色も入ってるようだけど、ヒッチコックの偏屈さと、それでも憎めないチャーミングな人柄が一貫して描かれていてなんだかかわいらしくも見えて>>続きを読む
ある中学校で起きた事件を大人になった主人公が回想する場面から映画は始まる。
自殺と判断された同級生の訃報のもとに、他殺であることをほのめかす告発文が担任のもとに届く。それを嗅ぎつけたメディアに翻弄さ>>続きを読む
《指輪無き者も遂には滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ》
キャラクターがそれぞれの役割で活躍するサマはまさにRPGで、小さい頃に見ていたらどハマりしていたろう。
平和な暮らしから一転、指輪の行方を>>続きを読む
これだけの名優と映像クオリティを持ってして、結局最後に脳裏に焼きついていたのはエヴァ女王さまの無類の玲瓏たる姿でした。
さあ、みんなでエヴァ・グリーンを崇めよう…!
映画007シリーズ第22作目。
前作、『カジノロワイヤル』の続きから始まる今作も相変わらずの高クオリティ。
ショーン・コネリー時代の「スパイ映画なのに牧歌的」な空気はどこ吹く風。気付いたらM:Iシリ>>続きを読む
映画007シリーズ第21作目。
ダニエル・クレイグのボンド初出演作品。女たらしはデフォルトだが、ショーンコネリーとは180度異なる冷酷なイケメン諜報員は格好よすぎる。
またボンドガールのエヴァ・グリ>>続きを読む
どことなく懐かしい雰囲気のある、深夜にのみ開く食堂に集まる一癖も二癖もある人間達の群像劇。
少し心寂しい時にふらっと立ち寄り、心もお腹も満たせる場所があるのは人生を豊かにする要素の一つだ。それはお金>>続きを読む
映画007シリーズ第8作目。
ロジャー・ムーアの007デビュー作。ポールマッカートニー率いるウイングスが奏でる主題歌『Live and Let Die』が華々しくオープニングを彩り、お、これは今まで>>続きを読む
日本人でありながらアメリカ軍パイロットと偽り、女性から金を横領し続けた実在した詐欺師の話。
おもしろい。おもしろいんだが、ノンフィクションを映画にすると、もとある話を忠実に守ろうとする分いまいち作り>>続きを読む
刑期を終え刑務所を出たビリーは母親についた「結婚した」という嘘(他にもたくさんあるが)をごまかすためレイラをさらって実家に帰るが、ビリーの頭の中は自分が刑務所に入る原因を作ったある人物を殺すことでいっ>>続きを読む
子供の時以来なので初見に近い。
ディズニーの王道パターンで話に驚きはないものの、ギリシャ神話の世界がアニメーションになりゼウスやヘラがキャッキャじゃれ合い、稲妻でタイタンやハデスを攻撃する画は面白い>>続きを読む
世の中が戦争に明け暮れるなか、人と人のつながりを何よりも大事にした伝説のコンシェルジェ グスタヴとベルボーイ ムスタファの物語。
戦争により人間性を失い殺戮の場と化した世界においても、このホテルだけ>>続きを読む
『一度追い抜いた大型トラックに追いかけ続けられる』それだけを描いた映画。
今となっては、サスペンスには当然タネ明かしがあり、途中に感じる恐怖を最終的には和らげてくれるわけだが、
実は『やりっ放し』ほ>>続きを読む
製作者はうまいことやったなというのが第一印象。
というのは人生を逆走するという有り得ない脚本にしておきながら、「実はそんなことは人生において関係ないんです」と完全に見て見ぬ振りをしている。 >>続きを読む
題名には全くそそられず、見始めてからも「ああ、ただの身分違いの恋物語か」と完全に敗戦処理してたら見事にはめられた。
僕が軽率でした。
伏線の回収も素晴らしく、映画全てがトリック。
準備できてい>>続きを読む
好きだなー。
子供の時の自分が出てきて今の自分に文句を言うんです。
「女いないし犬も飼ってないし…、あんさん、なにしてはるんですか?」って。
その過去の自分を突き放しながらも今の自分を見つめ直>>続きを読む
人の深層心理をえぐった最悪且つ最高の映画。
この映画のラストには、未だかつて味わったことのない絶望感とけだるさがあった。
人の「周りに良く見せたい」というよこしまな本質を射抜き、見事に血祭りにあげた>>続きを読む
死ぬ度に強くなる訳ではなく、死ぬ度になぜ死んだかを解析しなきゃいけないという途方もない脚本に製作陣を憂うと共に、それをハイクオリティでやりきったハリウッドスタッフに脱帽。このレベル、日本では出来ないだ>>続きを読む
社会的マイノリティであるゲイカップルが、母親を失った(薬物所持による逮捕)ダウン症の男の子を家族として迎えるため試行錯誤を繰り返すが…。
最期、手紙を読んだ関係者は何を思っただろうか。
何かが起>>続きを読む
大学入ったころ何度も見てた作品。青春という、ある意味苦々しい、ギラギラしたものをオブラートに包まず真っ直ぐ描いており、 何度見ても触発されボロ泣きした。(そして引用される詩をメモして何度も朗読した…)>>続きを読む
映画007シリーズ第7作目。
自分の腕を交差させて背中に回し女性と抱き合ってる一般人を装って敵を欺こうとする間抜けなイギリス諜報部員が大好きです。
《動物たちが教えてくれたたった一つのこと》
母親を亡くし、どこか虚ろな日々を過ごしていた父親と二人の子供。心機一転、引っ越すことを決意するが、越した先は動物園で…?
と、題名も相まってもう結末は見え>>続きを読む
《日本人が描く日本アニメ版ターミネーター》
「人工知能VS人間」という本来的にはシリアス構図を、デフォルメ化して誰にでもわかるよう面白おかしく描いた印象。
映画の中のオズのように、いずれ人工知能は>>続きを読む
オオカミ人間はこの世にいない。
そういう意味で、この映画はどう見たってリアリティに欠けるのは確かだ。
ただ、オオカミ人間を産まれながらの「社会的マイノリティー(例えば同性愛者や障害者、婚外子もそうだ>>続きを読む
正直、文化が違いすぎて感情を言葉にし難い部分があるが、それでも母親像というのか、女性の慈しみ、愛情深さという部分を大々的にクローズアップしているこの映画は人間賛歌ならぬ女性賛歌であり、清々しく気持ちの>>続きを読む
時間を誰よりも大切にする運送会社のやり手SEが、飛行機事故により4年間という「大きな自分の時間」を無人島で過ごすことになる。
やっとの思いで帰ってきた主人公は失ったのは時間だけではなかったと知り諸>>続きを読む
《自分ごととして捉えた時に生起する感情はいかに》
50歳で若年性アルツハイマーを発症したアリスの哀傷と家族の苦悩、そしてそれを抱えて生きていく人達への尊厳を描いた作品。
監督のリチャード・グラッツァ>>続きを読む
ヒューマイノイド・アンドロイドが人の日常生活をサポートしてる時代。現実問題、それは今からそう遠くない世界だ。
ロボットの頭脳になる人工知能は日々学習を続け、人を超越することを示すシンギュラリティ(技>>続きを読む
新旧アクションスターの歓送迎会。
これからの人
ジェイソン・ステイサム 、ジェット・リー
お疲れ様でした
シュワ、ブルース・ウィリス
保護者
ミッキー・ローク
自ら残留の意思表明
シ>>続きを読む
1年間寝てない男に何が起きたのか。
精神を凌駕することのできるのは習慣(寝る)という怪物だけなのだ。次第に彼は自我が作り出す虚像に押しつぶされていく。
話もトリック仕掛けで面白いが、それ以上>>続きを読む
髪を切らないという設定を決断したディズニーのフロンティア精神と覚悟にあっぱれ!