いのうえさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

やや遅ればせながら、TジョイPRINCE品川のIMAXにて。
本当はグランドシネマサンシャイン池袋のIMAXで観たかったですが、チケット争奪戦が激しく断念。
ただ観終わってみると、品川のIMAXでも十
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ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

3.3

「パワーオブザドッグ」のジェーンカンピオンの出世作とのことで、いつか観たいと思っていたところ4kデジタルリマスター版が劇場でかかるとのことで鑑賞。

「パワーオブザドッグ」がそんなハマらなかった私とし
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.1

グランドシネマサンシャインのIMAX レーザーGTにて。

映画体験としての迫力に圧倒され、観ている間中ずっと「荘厳」や「壮観」といったワードが脳内を飛び交っていました。

個人的に、part1はIM
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The Eternal Memory(原題)(2023年製作の映画)

3.8

元ジャーナリストで現在はアルツハイマーの夫と、舞台女優の妻のふたりの生活を映したドキュメンタリー。

症状が進行していくにつれ、あんなに仲睦まじかった2人なのに、徐々に夫が妻を認識できなくなっていくの
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禁書のイロハ(2023年製作の映画)

3.5

本年のアカデミー短編ドキュメンタリー部門にノミネートされていたため鑑賞。

日本に住んでいる自分でも知っている著作の数々が発禁処分になっていたのは驚き。

インタビューで登場する子供たちの聡明さが希望
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

他人をある属性でくくって、その属性にありがちな語りのパターンを期待する。

本作はアカデミー脚色賞のフロントランナーだけど、この作品で批判されていることをアメリカの映画業界人はどう受け取っているのか気
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.8

リューベンオストルンド、見ていて居た堪れない話の名手。今後も楽しみ。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

公開初日、日比谷シャンテの初回にて鑑賞。初回にも関わらずかなり埋まっていました。
脚本がよくできていると思い、アカデミー脚本賞の本命なのも頷けるなと思いました。

主役のサンドラヒュラーももちろんです
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.8

配信にて。

スターの孤独、空っぽさが胸に刺さる。
車と酒と煙草と女。目先の快楽をとりあえず求めてみるけどなんか満たされない。

ソフィアコッポラはハリウッドでこういった人をたくさん観てきたんだろうな
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.4

配信にて。
私にとって「枯れ葉」に次ぐ、二作目の鑑賞となるアキカウリスマキ作品。

めっちゃ枯れ葉やん、と思いながら観てました。
このそこはかとないユーモアを理解できるようになるにはまだ道のりが長いか
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.5

配信にて。

なにげに豪華俳優陣で驚きました。

中世北欧におけるダークな貴種流離譚+復讐劇で話自体は割と王道な印象でしたが、ところどころ北欧神話?ケルト?っぽい呪術的要素が散りばめられており、この辺
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.8

ヨルゴスランティモス監督の過去作をさらうため、配信にて鑑賞。

ある程度予想はしていましたが、なかなかにいじわるな作品でした。きちい。

作品によってリアリティラインは異なるものの、ストーリーの寓話性
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伯爵(2023年製作の映画)

3.4

本年のアカデミー賞の撮影賞にノミネートされており興味をもったため鑑賞。

やはり映像ふつくしい・・・。そして変な話。

モノクロで撮影?されることで、画的な美しさの知覚にどう影響を与えるのかしら、と思
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ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)

3.4

主演のコールマンドミンゴがアカデミー賞主演俳優賞にノミネートされており、興味を持ったため鑑賞。
1963年のワシントン大行進を主導した活動家を描くドラマ。

後から調べて、この集会のキング牧師のスピー
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Island In Between(原題)(2023年製作の映画)

3.0

本年のアカデミー賞の短編ドキュメンタリー部門にノミネートされていたので鑑賞。

中国本土の目と鼻の先にあるこんな小さな島が台湾領土としてあることに驚きました。

彼方に(2023年製作の映画)

3.1

本年のアカデミー賞の短編実写部門にノミネートされていたので鑑賞。

とくに何がってわけでもないのですが、話の進め方、演出、演技のどれをとってもうーん、、、って感じであまり話にのれなかったっす

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