スマイリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スマイリー

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ハードエイト(1996年製作の映画)

3.5

PTAの1作目。
なるほど処女作から才能が出てるもんだという感じ。撮り方とか音楽とかもちろん愛おしくなるキャラクターとか、もうPTA印の片鱗が見える。「父と子」もこの頃からなのか。
捨てた過去に引き戻
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食人族(1981年製作の映画)

5.0

傲慢な現代人の鼻っ柱を折る映画が大好きだ。
どんなに文明を繁栄させたって、結局我々は人間であり動物である。一皮剥いてしまえばどんなに気品を漂わせてる人でも野蛮なものなんだ。これは厳然とした事実であり、
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

5.0

首が飛んだり、手足を喰われたりを容赦なくというより、なんと無しに見せてくれる最高な映画。昆虫も「頭脳」も造形が最高。
ハッピーエンド感満載だがディストピアな世界を覆さずに終わるのかと思ったが、監督はナ
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.5

高校卒業前の一瞬の輝きを切り取った傑作だ。
そういう意味では、これまた傑作のリンクレイター監督『バッド・チューニング』を思い出す。こちらも「その時」しかない輝きを抽出していた。こっちは色んな学生たちに
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.5

サマーウォーズが好きではなかったため、正直観たくないなあと思いつつ、借りてるし観るかと見始めた。
始まってすぐは正直げんなりした。葬式で笑ったとかこいつ正気か?待ち合わせにかなり遅れてきた相手にニコっ
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

4.0

ストーリーは西部劇だが、童話的な要素を盛り込んでいるのが特徴だし魅力だと思う。
一対四の勝負までは、ストーリー自体は普通といった印象。キャラクターたちの魅力や会話で引っ張っていっていたが、この勝負以降
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ダメな映画だと思う。
まず、登場人物に魅力や説得力にかける。ヒロインの性格がさっぱりわからないのもそうだが、一番はお婆ちゃん。大変だナントカしなきゃって時になぜか花札をし始めて、孫と結婚してくれってど
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.5

面白い!最高!
もう逃げることを諦めたおっさん、恐竜による玉転し、さんざん恐竜たちに弄ばれまくるお姉さんなど、名シーンが一杯。恐竜が人間を食うシーンの説得力、ちゃんと食われている感じは、進撃の巨人より
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら、これまでのシリーズを全く観ていない。それでも充分楽しむことができた。
トムクルーズの体を張った映画をあまり観たことがなかったが、トムなら大丈夫という圧倒的信頼感が画面からひしひしとでて
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ジョーカー・ゲーム(2015年製作の映画)

3.0

脚本のツッコミどころが多すぎる。話の筋にあまり関係のないところならそれでも良いと思っているが、大事なところもそうなので残念。
一つ挙げるなら、なぜ主人公が女スパイに惚れたり、助けに戻ったりするのかさっ
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セルピコ(1973年製作の映画)

3.5

オープニングから掴みバッチリで、物語が始まる。
警察の汚職の実情を告発したくても、生命の危険からできない、でも上司など頼みの綱も動いてくれない。延々と悩み続け、署内でも浮くし嫌がらせもある。そして自分
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ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

4.0

それはそれはもう、見応えのあるシーンが続く。加害者側は自慢げに人殺しを語るが、アディが兄を殺された事実を伝えると、責任逃れを始めたり逆ギレしたりする。
そういったところも興味深かったが、なによりも印象
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野火(2014年製作の映画)

3.5

観ている間、早く終わってくれと思い続けるくらいに不快なシーンが続く。というか不快なシーンしかない。愛情も友情も何にも描かれない。
一般に戦争映画を観てる時、もちろんその残虐性に観るのも苦しいときはある
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.5

もし家族に危難が襲ったら、夫は家族を助けるか?この質問は夫婦にとって、開けてはならぬパンドラの匣なのだ。そして、その匣を開けてしまった夫婦の話がこの映画では描かれる。
何が大変って、この問いには落とし
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

4.0

原作もアニメも未読。
評判が悪いが、私は推したい。というのも、この映画の発する熱いメッセージに胸を打たれたからだ。
エレンはなぜ巨人に立ち向かうようになったのか?それは、壁の穴をふさぐためでも、ミカサ
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.5

一度「人生スイッチ」が押されたら人間の化けの皮ははがれ、しょーもない本性が表れる。この映画は皮肉なコメディとして人間のしょーもなさを見せてくれるが、最後の最後には人間賛歌となる。バカバカしくて何が悪い>>続きを読む

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