たーぼーんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たーぼーん

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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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アコードが、、、、ホンダ・アコードが故障さえしなかったら、、、

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

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墓場まで持っていかなあかん様な事案。
こういう役がやたら多い印象の光石研。
ドキュメンタリー監督の時も、父の不祥事を隠蔽する時も、どちらであっても眉間にシワを寄せている主人公。

太陽(2005年製作の映画)

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不思議な気持ちになってくる程、全く違和感を感じない映画だった。面白かったし、いい映画だった。

いとみち(2020年製作の映画)

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大阪アジアンの観客賞作品は、毎年テレビ放映されるのでまあまあどれも観ているつもりだが、自分的にはあまり気に入ってない作品が多くて、アジアン映画祭の中には絶対5本や6本は観客賞作品よりも面白い作品がある>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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良い意味だが、意外と普通な話だった。
2人は色々な事に対して興味が共通していて、普通というのはマニアックではないのではという意味で、その頃の若者が好む事をどれもこれも受け容れているだけで、それがある時
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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アカデミー賞の歴史においてたまに発生する限りなく作品賞に近い脚本賞受賞作のひとつ。
酔った女を襲おうとする行きずりの男、必要な対処を怠った学長、被害に遭った方に寄り添わなかった同級生。
許せない奴らだ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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プリンスの「サイン・オブ・ザ・タイムス」を観た時にも感じたけど、この作品でも奇跡の様なパフォーマンスを拝見する事が叶った。
コードレスの楽器を首からかけ、皆で絶えずシフトチェンジしながら演奏する。複雑
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風が踊る デジタルリマスター版(1981年製作の映画)

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「あの夏、いちばん静かな海」みたいな映画なのかと思って観てたら、眼がすぐに治ってしまう。(笑)侯孝賢と北野武ってケンカ強そうだし、根の部分は同じに思えて仕方ないのだよな。「悲情城市」とかもの凄い暴力映>>続きを読む

丼池(1963年製作の映画)

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何より、浪花千栄子を凌駕する程の妖怪ぶりを見せた三益愛子に尽きる。宗教とか道徳的しばりの強い国であれば、いっその事上映禁止にしといた方が無難かと当局が判断してしまいそうな位のエグい映画であった。
三益
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海辺の彼女たち(2020年製作の映画)

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90分弱という短い尺の作品なのに、かなりの長回し箇所が2、3あったかと思う。どれもそれだけの長さが必要であり、決してダラダラ感を生んだりしない、無駄なところが一切ないメリハリの利いた傑作だった。
僕ら
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街の上で(2019年製作の映画)

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僕もだんだん歳をとってきて、考える事もちょっとずつ変わってきてるはずだけど、これまでと同じ様にこの「街の上で」の様な映画が大好きだ。
きっとこれからもずっとこういう映画が好きだろうと今のところは思って
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ファーザー(2020年製作の映画)

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ひょっとしたら演技の直後にはそれまで何をしてたのかコロッと忘れてしまっているかも知れぬアンソニー・ホプキンスの相手をするには、オリヴィア・コールマンの様な達者な人が必要なのであろう。
短期間に父と母の
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夏時間(2019年製作の映画)

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弟もちょうどいい感じであったし、主人公の女の子の交錯する様々な心境も伝わってきて面白かった。わかりやすく明示されてはいなくても、男尊女卑の世間に埋没したくない気持ちもあったのは間違いないのだろう。
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猫と庄造と二人のをんな(1956年製作の映画)

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宝塚映画ではなく東京映画作品なのに香櫨園浜でロケが行われたらしい。原作の舞台が舞台だからしゃあないのか。
ようやく猫ちゃんを好きになったかと思ったらそういう訳ではなかったという複雑さを演じるのに適した
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麦笛(1955年製作の映画)

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もっとしっかりマークすべき作家室生犀星の小説が原作。
思春期の男が性に悩み、奇行に及んでしまう。若い頃誰でも似た様な経験があるのかいやないのか、自分にあったからと言って他人も皆あると決めつけるのは良く
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

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めっちゃ、面白え!!
フリークス達が力を合わせて、強くて悪い奴を懲らしめる。トッド・ブラウニング最高! 1930年代にこんな冴えた映画があったとは、、、
ただよく考えると、小人は小人同士で一緒にいれば
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アチャコ青春手帖 東京篇(1952年製作の映画)

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「人妻椿」「愛染かつら」と松竹メロドラマの野村浩将監督だったので、つい松竹映画と勘違いしていたが花菱アチャコが吉本である以上そんな筈はなく新東宝だった。昭和20年代後半の映画である。
どうもこの頃花菱
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悪魔の人形(1936年製作の映画)

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トッド・ブラウニング監督の作品面白すぎる。
人間が機械装置によって6分の1の大きさとなる時点で「まさに奇想天外映画祭、、」とか思って観ていたが、娘が変装した主人公の前で、辛い思いさせやがって恨んでると
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

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面白かった。
終盤やり直しのプロムをもう一度開こうとする際、上手くいくかな?皆来てくれるかな?と成功するか心配な風を見た時、結果的には超満員で盛り上がった塚口サンサン劇場2013年6月1日のマサラ上映
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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「男はなぜその日、大統領を暗殺したのか」と謳われているにも関わらず、ボンヤリしていた僕はこの作品内で朴正煕大統領が暗殺されるところまで描かれると思ってなく、単にイ・ビョンホンがクァク・ドウォンを殺すだ>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

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寝不足で、始まった瞬間から不覚にも寝入ってしまい、何やら尻が突き出された様な場面があったがそこで目が覚めて、それからは夢中で最後まで観る事が出来た。面白かった。
「ハイ・ライズ」に似た感じの映画だ。
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新世界の夜明け(2011年製作の映画)

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年末のシネ・ヌーヴォの若き守り神リム・カーワイ監督の10年前の作品。毎年観ようと思うのだけど、結局今回が初見である。
最初は突っ込みどころ満載感あって、どうなる事やら心配だったが、結構面白かった。
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

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僕はビートルズのマニアックな位のファンなんだけど、初期のビートルズのライバルはストーンズ、ディラン、ビーチボーイズと共にスプリームスだというところから、いわゆるモータウン・サウンドなるものについて知る>>続きを読む

天使/L’ANGE デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

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光と影、反復の64分。
これぞ映画の教科書。
4、5年位後にまた観そう、、

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

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僕は黒澤「七人の侍」を2度と制作することが出来ないという意味で奇跡の作品と思っているのだけど、フランス映画でそれに値するのはこの「天井桟敷の人々」だ。
僕が中学・高校の頃一人で梅田や新世界に映画を観に
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角帽三羽烏(1956年製作の映画)

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1年前の川島雄三映画祭で松竹時代の作品を何本か観る事が出来て、昭和20年代後半の松竹作品は小津・木下等の巨匠以外は扱いが悪く、予算少ない、紙京子の様な新米で言って悪いが二線級の女優しか使わせてもらえな>>続きを読む

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

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「WAVESウェイブス」に似てる。WAVESのトレイ・エドワード・シュルツ監督はテレンス・マリックの下で学んだ事があると町山さんが言っていたが、この作品に似てると思うなぁ。
そんな事思いながら、楽しん
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脳天パラダイス(2019年製作の映画)

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果たしてこの映画に似てる作品何だったかなと考えてもちょっと浮かばない。この作品が独創的だからというよりは、似たのを思い出していく気力が奪われた。
無茶苦茶してたが、映画を観たんだと強く思えるし、とにか
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白痴(1999年製作の映画)

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第二次世界大戦で日本が敗戦せず、戦争がずっと続き現代を迎えた世界と受け止めたのだが、それで合ってるんでしょうか?(笑)
それまで様々な映画によって描かれている世界観・独裁軍事政権の真の姿を手塚眞監督も
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

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ハッキリ言って、さっさと海外に送り出してしまわなければならないこの作品とこの監督である。ちょっと出来上がった作品のクオリティが高過ぎて、もう国内には逃げ場も休憩できる場所もなくなってる事に、早よ気付け>>続きを読む

(2020年製作の映画)

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僕は平成元年は16歳か17歳位になってたので、平成の30年間は割とど真ん中で遊んだり働いたりずっとしてきたんだけど、この作品みたいに平成30年間を思い出せ的な話の割にバブル崩壊も神戸の地震も出て来ず平>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

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この作品は、僕らがたまにシネ・ヌーヴォとかで観る昭和2、30年代の大作ではない(さりげなく原作が川端康成の短編だったりする様な)邦画の様なものなのではないかと感じた。
捉えどころのない様な話だが、過去
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カサノバ(1976年製作の映画)

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問答無用の造形美術に圧倒され、実在したらしいとは言え無茶苦茶な話で、冷酷というか突き放した様なところも感じながら結構楽しんで観た。
作る側は色々な思いあっても、観る側は安心して笑いながら観たらいいのだ
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あの優しさへ(2017年製作の映画)

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「ノイズが言うには」でもそうだったのが詩的なナレーションみたいなのが入ってて、これは河瀬直美の「につつまれて」とかもそうだったのを思い出すなぁ、、

ノイズが言うには(2010年製作の映画)

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これを観て思い出すは「アヒルの子」。ドキュメンタリーの卒業制作は家族を巻き込んだセルフドキュメンタリーとなる場合が多いのかな。
色々ありながらも、両親も姉達も友人もそれが当たり前かの様に撮影に協力する
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