たーぼーんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

たーぼーん

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ドッグマン(2018年製作の映画)

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めっちゃ面白かった。
僕は舞台となった広場を囲んで周りが古い集合住宅群になっている場所を最初に見た時、子供の頃団地に住んでた事もあって、めっちゃ楽しそうな所やなと思ってしまって、そう思う時点で
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浅草の肌(1950年製作の映画)

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やっと浅草の肌を観る事が出来た。
柔肌、鮫肌、白肌、浅草の肌、、、(笑)
京マチ子浅草作品のうちこれが昭和25年で最も早い。
踊り小屋のセットや、上野駅地上出口、付近の道端とかのロケの場所・撮影の角度
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7月の物語(2017年製作の映画)

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ビナ・パウシュ的舞踏を見せられて、つい分をわきまえず高揚してしまうのを見て、 ああいう失敗を自分は全くせぬという自信が、僕にはない、、、(笑)

女っ気なし(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

オッさんと若い女の間の事って、基本的に無理なんだが、この映画はまあ観て良かったかなと思っている。

遭難者(2009年製作の映画)

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これを観てから「女っ気なし」を観ると、より深く味わえるという裏仕掛け。
まさに「飛べ必殺うらごろし」に匹敵する裏仕掛け、、、(笑)

勇者たちの休息(2016年製作の映画)

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自転車で高原を走るシーンは美しかったです。あと、麓の村とかも綺麗でした。

天気の子(2019年製作の映画)

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僕もこの映画を観て、少なからず動揺した。ある時点で、主人公の帆高に対して、なんで相手の話を聞かず、なんでじっくり考えてみずに、逆らって突っ走るのか、なんじゃコイツは?
しかし、その瞬間にすぐ、これはニ
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潜行一千里(2017年製作の映画)

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この大掛かりな海外ロケを記録した作品の魅力は、バンコクナイツ本編でも充分堪能出来るものだが、2年前の作品であるし今回のシネ・ヌーヴォの空族特集に際しても忙しくてバンコクナイツの再見は叶わなかったので、>>続きを読む

TOURISM(2018年製作の映画)

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いやぁ、観てからまる一日経過するけど、なんか妙な興奮状態が続いているなぁ。
昨晩は興奮のあまり、しんどなって普段より早よ眠ってしまったなぁ。
前作「大和カリフォルニア」を観ていたから、この作品も必ず観
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ロックよ、静かに流れよ(1988年製作の映画)

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多分僕の高校の頃の映画。当時はアイドルとか苦手だったので観てる訳なく、しかし今となってはいつか観なあかん映画として気になってしまっていた不思議。
でももっとハードボイルドみたいな話を予想してたな。北方
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舞姫(1989年製作の映画)

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これも、なかなかいい味でてる作品だ。
1840年頃?の鴎外の留学時代なんて、さすがに想像もつかない面があるから、その頃の表現として、白白モヤモヤな宮川一夫映像の醸す異世界感は今見るとちょっとしたもんだ
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札幌オリンピック(1972年製作の映画)

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観ていてビビったのは、突如映った構築物の立て看板に「美しき国、にっぽん」等という胡散臭い文句が現れた時であり、わざわざこんなの映したりしてやっぱ盟友慎太郎のルートの仕事だったのかなと怪しんだりして、、>>続きを読む

はなれ瞽女おりん(1977年製作の映画)

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これも篠田監督の代表作のいくつかのうちの1つであろう。
ただし、随分「あかね雲」っぽい話なのだ。裏日本を舞台にしている事、軍国下における脱走兵の話である事、主人公の女性が何かと悲惨な目に遭う事、、、
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無頼漢(1970年製作の映画)

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これは江戸時代スパイ映画だ。
「007は二度死ぬ」の丹波哲郎、「殺人狂時代」の仲代達矢、が出てる。
寺山修司の脚本修行も完成間近、篠田芸術にやっとしっかりした形で寄与する事が叶った。

あかね雲(1967年製作の映画)

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「暗殺」「乾いた花」等と同じ位、見所のある作品性の高さ。
おそらく他の病んでる芸術家監督達と比べると、明朗でスタッフを上手に使いそうな篠田監督なのに、この作品で描くは暗い裏日本の軍国下の話、素直な岩下
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化石の森(1973年製作の映画)

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このところ結構ショーケン作品を多く観る事が出来た。
また慎太郎が得意とする誰かをどうしても許す事が出来ない人物の話である。
二宮さよ子も八木昌子もどちらもいいのだが、作品全体に支配的な呪いをかけている
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処刑の島(1966年製作の映画)

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うーん、いかにも慎太郎らしい復讐の物語、、、
岩下志麻は、別に彼女じゃなくてもいい様な役をしていた。
不穏な空気が全体に漂っているのがよくて、それなりに楽しんだ。

暗殺(1964年製作の映画)

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これも篠田監督の観逃せない作品だ。
主人公の複雑性をあの人物が表現する。気合いの入っている丹波哲郎は凄い(らしい)。意外にも明晰な姿さえ窺える。

映画全般としては、小林正樹監督の「切腹」を、観ている
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乾いた花(1964年製作の映画)

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白と黒のシブい世界だ。
池部良もいい味だ。

モダンさと賭場風景のコントラスト、、

やんちゃな加賀まりこがGOOD!
一瞬だけ、バッと美しく咲き乱れたが、儚なかった、、、

観ない訳にはいかないよね
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美しさと哀しみと(1965年製作の映画)

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篠田作品内の分類としたら、文学部門加賀まりこ系の映画だった。
加賀まりこが現代の援助交際制服女子高生みたいな雰囲気で、纏わり付いてきそうな奇妙な味の話だった。可愛かったけどね。
八千草薫がいるので、ま
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涙を、獅子のたて髪に(1962年製作の映画)

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おそらく「波止場」のイメージを寺山修司が脚本に盛り込んだに違いない。
藤木孝という人に関しては、不器用な者の持つ憂いが表現されていた感じがする。
この作品でデビューしたらしい加賀まりこは、他のと比べる
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わが恋の旅路(1961年製作の映画)

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記憶喪失の描かれ方はヘンテコだが、岩下志麻が1人でフラフラ歩く場面はなかなかヤバ風で楽しめた。

夕陽に赤い俺の顔(1961年製作の映画)

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また僕の勝手な年代のイメージが観賞の邪魔になった、、、
昭和35年位の作品だが、ワイルド7の様な雰囲気のやんちゃ7人組、、、
一体何のパロディなのか?
昭和40年位になると、当時の流行の色々なモデルが
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恋の片道切符(1960年製作の映画)

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牧紀子という人の雰囲気、突如出逢った灰色の路地、、、
平尾昌晃や小坂一也らのロカビリー勢、、、
最後は不可解な内面の爆発、、、

あくまで僕の感覚だが、3つ位の世界の転換があって、妙な感じだが楽しんで
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世紀は笑ふ(1941年製作の映画)

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浪曲といえば、中学生の頃に聴いた早朝のABCラジオ「おはよう浪曲(司会・3代目広沢駒蔵)」だった。
今回浪曲映画という事で観たこの映画で、まさか全盛時の広沢虎造が演技までしているとは思わなかった。
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ロビンソンの庭(1987年製作の映画)

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何年かぶりに観た。
今観るとバブル頃に大人達が想いを馳せた自然回帰の精神に基づいた映画の様に思えるが、、、、果たしてどうであろうか。
どちらかといえば、自然の植物達を単なる風景ではなく、主体性のある存
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嵐電(2019年製作の映画)

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「ジョギング渡り鳥」「ゾンからのメッセージ」と同系統と聞かされてたので、同様の冒険的作品を期待していたが、案外コンパクトにまとめられ飲み込みやすい話になっているのではとも感じた。
これはこれで結構楽し
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桜の森の満開の下(1975年製作の映画)

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幻想的で神話的な話だなと思いながら見ていたのだが、若山富三郎が斬り殺す瞬間だけ、子連れ狼の様な血生臭く変にスポーツ感覚のアクションになるもんだから、ヤバかったなぁ、、、

ラブン(2003年製作の映画)

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知らぬ間に、田舎に残した平和主義者なはずの両親が嫌◯に染まるとか、変な摩擦に巻き込まれたりしていないかとか誰でも心配になるよね、、、
離れて暮らす両親に心安く過ごしてもらいたい、という気持ちが溢れた作
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鑓の権三(1986年製作の映画)

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とても面白かった。
この作品全般に妙な呪いをかけたのは、乳母役の加藤治子ではないだろうか。完全に樹木希林的な役回りだった。
半年前位にチャンネルnecoで放送された日活の若草物語のドラマ版において、山
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

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力作だなと感じた。
省略する事なく、一部始終を丁寧に描かれている。
少年は自分を産んだ事に対して訴えを起こすのだが、「産むべきでない」という事のみを声高に叫ぶだけでは、作品全体の主張としては間違ってい
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ペトラは静かに対峙する(2018年製作の映画)

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登場人物と一緒に映る美しい自然の背景が、どちらも物体である事には変わりなく、平等に取り扱われているが如く映されているのが魅力で、
人物ではなく、まるで植物達がこれらの悲劇の原因であるかの様な錯覚をこち
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

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何かにハラハラして観てたのだが、だんだんこのハラハラドキドキしてる自分に無性に腹が立ってきた。
観てる側の僕まで、カースト制や人々の古い価値観に忖度してしまっている事になる様な気がしたのだ!
とても面
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

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いやぁ、これを見逃すわけにはいかんすよ、、、
韓流映画の物語作りがとても上手な面が、こういう歴史的事実を脚色して作る作品にも絶大に発揮されている、、、

守護教師(2018年製作の映画)

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マ・ドンソクが女子高生に翻弄されるシーンだけを期待して観に行ってしまった。(笑)
僕が詳しくなかっただけで、もう似た感じのドンソク作品を数多く皆さんは観ているのであろう。
とにかく面白かった。「私の少
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