Kaoric747さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Kaoric747

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紙の月(2014年製作の映画)

3.6

原作は読んでおらず、ドラマも観ていないけど、偶然観た予告編の宮沢りえがよさそうだったのでという理由で観た。大学生と不倫に至る経緯の描き方がちょっと簡単すぎたかなという感じはしたけど、梨花が顧客の金を横>>続きを読む

100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

3.7

爆発物大好きというちょっと危ないじーさまアランが、100歳の誕生日に老人ホームを抜け出し、チンピラからちょっと預かっただけの大金を持って道中で出会った仲間と冒険をするという、脱力系のコメディ+ロードム>>続きを読む

嗤う分身(2013年製作の映画)

4.9

無機質な人々、現実味のない殺風景な映像、不条理な世界、それに反して妙に明るい60年代昭和歌謡。何がどうという説明のできない映画だが、好きか嫌いかと訊かれればとても好きな映画。気味の悪い映画だが、201>>続きを読む

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.7

インドのシク教の総本山ハリマンディル・サーヒブで巡礼者や旅行者に無料でふるまわれる10万食分の料理。老若男女問わず膨大な人数のボランティアが作り、皆で食べる。衛生状態はどうなの?とか、待ち時間どうなっ>>続きを読む

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

2.6

すごく好きな映画ではないけど、観る側の涙のツボをよく心得ている映画。何となく筋は読めるし、オシャレな可愛い映画を好きそうな若い女性に好まれる映画で、重いテーマも恋愛話も交えてサラッと描いてある。登場人>>続きを読む

アルゲリッチ 私こそ、音楽!(2012年製作の映画)

3.0

5月のコンサートに行けなかったので、ある意味リベンジのような形。娘のステファニーの目から見たマルタ アルゲリッチの、母として、ピアニストとしての姿。何かを表現しようとするときに「言葉では言い表せない」>>続きを読む

さよなら、アドルフ(2012年製作の映画)

3.7

ナチス党員の子供たちが、両親と離れ離れになり祖母のいるハンブルグに向かう長い道のり。迫害された側、或いはそれを助けた側の視点で作られた映画は多いけれど、迫害した側の視点と言うのはドイツでは珍しい。それ>>続きを読む

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.9

重々しい音楽と、人間離れした風貌の4人と、長く生きたヴァンパイアの「時間」の感覚のなさに、冒頭の数分は睡魔に負けそうになったが、決して退屈だったわけではない。若くてきれいな男女が織りなすヴァンパイア映>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.4

1960年代初頭、空前の大ヒット曲「シェリー」で知られるフォー シーズンズやその音楽、ボーカルのフランキー ヴァリのソロとして発表され今では多くのアーティストにカバーされている「君の瞳に恋してる」の誕>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

映画館で観たのは二度目。新たな発見あり。タッジオ役のビョルン アンドレセン、今まではこの世の物とは思えない美しさと思っていたけれど、映画館でしっかり観ると意外とチンピラ臭いというか、きれいなのは確かだ>>続きを読む

さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.2

ナチスドイツ占領下のフランスのとある寄宿学校での話。ジュリアン カンタンのクラスに転入してきたジャン ボネ。成績優秀でジュリアンのライバル的存在になるけれど、ジュリアンはジャンが身分を隠して逃れてきた>>続きを読む