トバムネキさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

トバムネキ

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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかくつまらなかった。

私はワンピースが好きで、本作以外は全て映画館で鑑賞してきた。しかし、予告段階で全く内容が掴めず、観る気が起きなかったので配信を待ったのである。

鑑賞して、内容が掴めなかっ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

若くして娘を産み、苦労を重ねた父と、母に育てられた娘の一夏のバカンス。
2人が残したビデオを、大人になった娘は独り観賞する。そこには、鮮やかに映された記録と、空白の記録が残されていた。

映画を観るコ
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ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

4.0

子どもが大好きな、のび太たちの大冒険。絵本の世界から始まり、過去のアラビアまで飛んで大騒ぎ。
あいも変わらずドラえもんは不用心で、しずかちゃんはトラブルを引き起こすが、旧ドラの醍醐味ということで楽しん
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年製作の映画)

4.7

公開当時から、私にとってドラえもん映画最高傑作である。
正直に言って、これを超える作品が生まれることを信じられないような完成度の高さである。

本作についてグダグダ語るつもりはないが、ダク(スネ夫のデ
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

せめて夢の世界だけでも活躍したいと現実逃避を望むのび太に、やはり手を貸すドラえもん
水の兵隊や、土の兵隊、ドラゴンとの戦いを通じて、ラスボスに挑む王道展開。

これだけ聞くと、子どもが大好きな王道スト
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映画ドラえもん 新のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜(2011年製作の映画)

4.0

ドラえもん作品の中では珍しい結末を迎える作品。リルルとしずかちゃんの乙女の友情も見応えがあった。

映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生(2016年製作の映画)

3.7

シンプルに面白かった。アマゾンのレビューに、「評価するのは大人でなく子ども」とあり、その通りだと思ったのでグダグダ書かないことにする笑。

ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

3.5

幼い頃にリメイク版を観たが、旧版も気になったので鑑賞。
私はリメイク版の方が気に入ったが、ドラえもんとのび太の毒のある掛け合いは旧版ならでは。
また、こちらはリメイク版と比較して、冗長なシーンが多く、
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

4.2

GW最終日の鬱症状を改善したく、晴れやかな気持ちになれそうなドラえもん作品を鑑賞。

その試みは成功し、明日からまた1週間頑張ろうという気にさせてくれた。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

ジョーダンピール作品が好きなので、期待に胸を膨らませて鑑賞。

「見せ物」と「観衆」の関係性がクローズアップされ、「見られるもの」の暴走が描かれている。

過度な好奇心は両者を不幸にする。SNSを筆頭
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娼婦ベロニカ(1998年製作の映画)

3.6

16世紀、衰退しつつあるベネチアの女性ベロニカと貴族の恋愛を描いたロマンス映画。実話である。

主人公のベロニカはお金を稼ぐため高級娼婦となり、地位と財産を築き上げるが、戦乱と嫉妬に巻き込まれてしまう
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

今をときめくトーマシンマッケンジーが主演を務めた2021年の話題作。ホラーとネオン煌めく1960年代が融合した、とても期待の持てる作品でした。

実際は、1つの映画として観れなくはないが、ホラー映画と
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

典型的な予告がピークの作品。
難解で、解釈が分かれるように見せかけてそうでもない。

アダがとても可愛かったので、グッズがあるなら買いたいです。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

この映画をほぼ1人で作り上げたというのが信じられない。
しかし、「凄い」よりも「面白い」が上回る名作だと私は思います。
カオスな地下世界を何度も記憶を失いながら彷徨する人間(神)。刺さる人にはとにかく
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ハッピーニューイヤー(2021年製作の映画)

5.0

14人の男女の様々な恋愛模様を描いた群像劇。

余計なパートが一切なく、130分があっという間に過ぎていった。「面白ければ何だっていい」を体現する、年末映画の新たな傑作です。

毎年クリスマスに『ホー
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ファンジョンミンが本人役として誘拐される事件を描いたクライムムービー。

トップスターの彼は誘拐され、高額な金の入金を迫られる。それを飲んだファンジョンミンだが、自分が殺されることを察し、脱出すること
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.7

真実が嘘になり、事実が嘘になる現代社会の闇を寓話として描いた社会派ホラー。

最後まで何が真実がわからず、緊張感を持って観ることができる良作でした。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.5

いつ観ても何度観ても面白いですね。
どこかにこんな世界がありますように。

トップガン(1986年製作の映画)

4.2

言わずとしれたトムクルーズの代表作。若者にとっては映画よりも主題歌の方が知られているかもしれません。

超エリートパイロットを養成する機関に所属したトムが困難や挫折を乗り越え成長していく王道ストーリー
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

寡黙なステイサムが暴れるいつものです。

今回のステイサムは現金輸送車の警備員。入社試験を平均的なスコアでクリアしますが、実戦では圧倒的な強さ。

彼は何者なのか。彼の目的とは。

何も考えずに観れる
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戦争と女の顔(2019年製作の映画)

3.5

WW2で精神障害を負った2人の女性の生への渇望を映した作品だ。
原作は昨今話題になっている『戦争は女の顔をしていない』である。

原作未読なため、戦争映画かと思っていたが、全く違った。恋愛映画である。
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

現実の格差社会を、巨大な階層で繰り広げられる料理の分配を巡る問題によって描いた寓話である。
ラストが有耶無耶にされたのは、現実の格差社会が全く解決に至っていないことを揶揄しているのではないか。

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

4.0

簡潔に完結するショートムービー。
映画の無駄なものを全て削ぎ落として、起承転結のみで構成された傑作タイムトラベル作品である。
とりあえず観て損はない映画。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.5

隠居し家庭を持った元FBI最強の男が無双するという所謂ジョン・ウィックモノ。最近ではこのような「襲った相手が実は組織の大物だった」というジャンルの映画は"ナーメテーター"と言うらしい。

その内容は娘
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.0

三浦春馬"自体"がカッコ良いだけの映画でした。

三浦が演じたエレンを筆頭に、目的も手段も理解できない展開が続きます。エンドロール中に告知が流れていましたが、あまりのク○映画を観たことで生じた幻覚でし
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.4

人種のるつぼ、パリでの男女の性愛をモノクロで生々しく映し出す。
肌の色や環境が違っていても結局同じ人間あり、人はその枠組みの中で同じように苦しみ成長する。そんなことを帰納的に教えてくれる作品。

正直
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

普通の家庭に生まれた少年とスケボー好きの不良たちによる青春ストーリーである。

思春期の少年の社会や大人への対抗心、違う世界への憧れが鮮明に描き出されている。

ただ、本作はそれだけではない。少年が参
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

聾の家族に生まれた絶世の歌声を持つ少女の成長の物語。
聾に注目されがちだが、「障害を乗り越えよう」のような傲慢な障害ポルノではない。
そりゃアカデミー賞獲るだろうなぁって映画。これに客が入らない日本は
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.5

男女の理屈にそぐわない、不可解な関係性を端的に表現した映画だった。
作中の男心女心ともに理解することができなかったが、そういう人間がどこかに存在するのだと思うと私は恋愛できそうもない。