はるさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

ゴジラに立ち向かう人間が主人公。
戦争を引きずった日本人が、アメリカとは違う強大な敵を前にしてどう立ち向かうのか?を描いている
心理描写や、何が主題なのかが分かりやすい
逆に分かりやすすぎて、私のよう
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6

生物を超えた、神のような存在で描かれたゴジラは圧巻だった
「でかい」「怖い」「圧倒的」「絶望」みたいな雰囲気を描く力はさすがだなと思った
その映像だけでも見る価値がある

ただ人物のセリフが状況説明に
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

大胆で、緻密な映画

人類が目を背けてきた問題に対して、真摯に向き合っている映画だなという印象
化学反応と心理描写の美しい重ね合わせや、人物の細かい表情の作り込みからこだわりが窺える
ただ、抽象的な表
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

この手の映画を、チープにならずまとめ上げる力はさすがだなと思った

この景色が自分だけに見えているのかどうか、何が正しいのかも分からなくなる狂気映画
絶妙なバランスで配置された伏線と、複数回見ないと解
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.9

めっちゃ尖ってるのは、心の奥底に眠るピュアの裏返し
良い彼女に支えてもらえて良かったね

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

タイトル回収が秀逸だった

戦争・政治系の映画って
メッセージとか表現が分かりやすすぎて胃もたれすることが多いけど
この映画はバイオレンスな表現にあまり頼っていなくて好感度が高い

だから安直な「戦争
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テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.3

フランス製のジャンプ映画
友情💪家族愛❤️魂🔥のアツい展開

さっぱり見れる良作品

スモーク(1995年製作の映画)

4.7

人生とは、少しの不幸をユーモアで包み込んだ自分だけの小説なんだなと思った
コミカルで棘があって優しい映画

特別な人生などどこにもなく、
みんな幸せで少しずつ不幸。
その不幸に囚われすぎず、いっそ嘘に
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

4.3

ユダヤ人哲学者アーレントが、真正面からナチスの罪に向き合った実話。

彼女のナチスへの解釈を通して、人類の善悪の判断について考えさせられた。


ナチスの罪が、ナチス特有の猟奇性に生み出されたものだっ
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

4.2

アケルマンの才能が節々に感じられる名作
もっと早く見たかった。
大衆映画とは一線を画す、詩的で余韻を味わえる映画。

単なるフェミニズム映画という枠だけに収めるのは勿体ないと感じた。

何もアクション
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.6

全人類見てほしい。

社会的だけど個人的な内容も、映像の構図、無駄のない隠喩たくさんのセリフの全部が折り重なって、
悲しいけど楽しい映画になっていた。

あえて本編をモノクロにしたのは
単に昔っぽさを
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.7

ルッキズムと偏見を超越した真の愛を感じた。
何回でも見たくなる。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.7

雰囲気が◎
こういう薄暗いジメジメした雰囲気のファンタジーってあんまない気がする
池に月と血が映るシーンすごく綺麗だった

キャラの掘り下げが甘くていまいち感情移入できなかった。
二つ目の試練のやつが
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ANIMA(2019年製作の映画)

4.5

CGはおそらく最低限にしか使っていないのに、どうやって撮影したのか分からない不思議な映画だった
語り過ぎず、鑑賞者に解釈を委ねている感じが良かった

ピラミッド 5000年の嘘(2010年製作の映画)

3.2

いかにピラミッドがやばいのかを改めて感じられた
いろんな分野の研究者からの意見を集めていて面白かった

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.5

そっち系の話だと思ってなかったからいい意味で裏切られた
幻覚の表現キモくて臨場感あった
最後の伏線回収が美しかった
パーチャーの格好がなんかクサくてわろた

フィルム(1966年製作の映画)

3.5

哲学だった
無声の短編映画。
自分からは絶対に逃げられない。

野火(2014年製作の映画)

1.6

大好きな野火の続編だから喜んでみたけどクソだった

野火(1959年製作の映画)

4.5

戦争映画の中ならダントツで好きなやつ
戦闘シーンはほとんどなく、戦っていない時間に日本兵が何をしていたのかを忠実に表現している
プライベートライアンみたいなやつよりもこれ見る方がよっぽど戦争の醜さを知
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アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.0

ロボットの表現が怖すぎてトラウマになった
映画泥棒が嫌いなのも多分これのせい

裏窓(1954年製作の映画)

3.5

修論書くために見た
話あんま面白くないけど映像綺麗だった
当時の流行映画の要素が全部詰まってるから良い勉強になった

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

母に見せられた
こういう女になれというメッセージを感じた

ひろしま(1953年製作の映画)

4.0

良かった
原爆投下直後の街で被爆者本人が参加してたから本物の映像を見てる気分だった

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