『ラテン・アメリカの旅』の続編にあたる本作。
南米のみだった前作からスケールアップし、南極、メキシコと舞台を広げています。
ドナルドの誕生日に、届いたプレゼントから物語が展開される。
最初のプレゼン>>続きを読む
国務省から、アメリカと南米の親善のためにとの依頼を受けて作られた本作。
(その裏には、当時イタリアやドイツからの移民が多かった南米でファシズムが台頭するのを恐れたという一面もありますが……)
本作には>>続きを読む
亡き父の思い出の料理、パプリカ・チキンを食べたかっただけなのに。
どうしてそうなるの?!
フランスからやって来たアートアニメ。
OPのポルカドットによる過去紹介に始まり、人物は全員ベタ塗りの単色で表>>続きを読む
知名度は低い(Mark数252)ながらも、ここFilmarksで非常に高い評価(平均点4.1)を得ている本作。
子供の頃にインコを飼っていたことがあるだけに、鳥が好きなので気になっていたのですが……>>続きを読む
『あの夏のルカ』と同時上映された本作。電線に並んだ鳥が飛んでる鳥を正面から捉えたようになってる構図が素敵。
ストーリーはきわめてシンプルで、小鳥たちが大きな鳥に意地悪し続けたら、最後に跳ね返ってきた…>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
世間の話題が『オッペンハイマー』で持ちきりの昨今ですが、今日私が観たのは『あの夏のルカ』と、この『フライ!』。
前者は語っても語り足りないくらい大好きな作品でしたが、この度ようやく劇場で観れて嬉しい限>>続きを読む
リブート版の失敗後、「1・2」の正統続編として新たに作られた本作。
再始動まで紆余曲折あったシリーズですが、本作のテーマはイゴン(ハロルド・ライミス)の弔い合戦。
さらに本作の監督は「1・2」の監督ジ>>続きを読む
もうすぐ新作が公開される人気シリーズ『ゴーストバスターズ』。
2016年のリブート版は観ていたのですが、正直印象に残らない作品でした。実際、巷の評判もあまりよろしくない。
元祖の方は母が大好きな作品な>>続きを読む
巷で評判の良かったホラーコメディ映画。
DVD廃盤、アマプラでの配信がもうすぐ終わるとのことで急いで観てみました。何気にレア作品なのかこれ?
……ああなるほど、これは『悪魔のいけにえ』とか『13日の>>続きを読む
ジブリ初のフルCG作品。
いつものあの絵に慣れた身からすれば「え?」という感じですが、監督は宮崎吾郎……
よくあれだけ酷評されてるのに映画の監督させてもらえるなという感じですが、本作は『コクリコ坂から>>続きを読む
フランスの伝説的カルトアニメ。
その圧倒的な奇想とキャラデザは、人によってはトラウマになりかねないもの。
青い皮膚に真っ赤なギョロ目のドラーグ人を皮切りに、ぶっ飛んだデザインの生物たちが跋扈する。
個>>続きを読む
バートンによるドラマシリーズ『ウェンズデー』で大きく取り上げられたエドガー・アラン・ポー作品。
いくつか読んでみたのですが、本作は『アッシャー家の崩壊』の映画版。
監督ロジャー・コーマン、ヴィンセント>>続きを読む
それは学生時代、タランティーノ作品にハマっていた時のこと。
当時あったツタヤの「名作コーナー」に、『ジョニー・ディスティニー』なる見慣れないタイトルが。
「こんな映画全然聞いたことないぞ?でも、タラン>>続きを読む
イングロで20世紀の世界史で最大の闇ナチスに、ジャンゴで自国最大の闇である奴隷制に復讐を果たしたタランティーノ。
今回の標的は、ハリウッド史の闇であるシャロン・テート事件。
今までは誰もが知っている歴>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
クセもの同士、密室、雪の中。何も起きないはずがなく…
そんなやり取りが3時間近くも続く密室ミステリーと聞いて、これ相当難易度が高そうだなと思っていた本作。
しかし観てみたら意外や意外。ガッツリと作品に>>続きを読む
前作『イングロリアス・バスターズ』で20世紀最大の闇ナチスドイツに挑んだタランティーノ。
今回の標的は、自国にとっての最大の闇である奴隷制度。
それまで奴隷制度を真正面から扱った作品が殆どなく、それを>>続きを読む
20世紀の世界史において最大の闇、ナチスドイツ。
その被害者であるユダヤ人たちの復讐計画が、映画館に交差する───
本作、ジャンゴ、ワンハリと、歴史の闇に痛烈な一撃を与える作品を撮るようになったタラ>>続きを読む
飲み会を終えて家路へ向かうピチピチギャル達。
疲れからか、不幸にも黒塗りの改造車に追突してしまう。
後輩をかばいすべての責任を負ったジャングル・ジュリアに対し、車の主、スタントマン・マイクが言い渡した>>続きを読む
「お前のタマをよこせ」
「神は慈悲深い。俺は違う」
「これで両足揃ったぜ!」
グラインドハウス。それは、昔アメリカ各地に存在したB級映画専門の映画館。
そんな思い出を21世紀になって復活させようとい>>続きを読む
「ひとりぼっちじゃないって、素敵なこと」
このキャッチコピーと、まるで絵本のような絵画のような美しいキービジュアル。
一見ハートウォーミングな雰囲気ですが、これがまさかの衝撃作でした。
というか、「魔>>続きを読む
誰もが知る世界の巨匠・黒澤明の代表作の一つ。
今日、NHKにて放送されることを知って観てみました。
観る前の印象としては、テーマがテーマだけにガッツリ泣かせに来る作風だと思っていたのですが……
これが>>続きを読む
大晦日を舞台にした映画第二弾。
20世紀へ移り変わろうとしていた時代。
それまで星か炎しか灯りを知らなかった人々は、暖かで安全な電球の光を初めて見て衝撃を受ける。
エジソン、テスラ、活動写真、パブロフ>>続きを読む
今年もとうとう大晦日。大晦日を舞台にした映画と言えば本作。
この作品は、サンダンス映画祭繋がりで出会ったタランティーノ、ロドリゲス、そして女流監督アリソン・アンダースと『イン・ザ・スープ』でグランプリ>>続きを読む
【伝説の一発芸】
のどかな音楽に合わせて、かわいいバンビが草を食んでいる。
そこに流れるスタッフロール。
作者:マーヴ・ニューランド、脚本:マーヴ・ニューランド……
ああ、自主製作映画ね。
振り付け>>続きを読む
【ニコラス・ケイジ無双?お仕事映画?】
呪われた遊園地への生贄のために罠にはめられたニコラス・ケイジ。
そこには、殺人鬼の魂の宿った8体のロボットたちがいた……
「ニコケイが殺人ロボット相手に無双>>続きを読む
記念すべきディズニー創立100周年記念超大作。
まさに歴史の重みを感じる看板を背負って世に送り出された本作ですが……次から次へとネガティブな話題が。
まず、これだけのビッグタイトルでありながら、本国で>>続きを読む
『ウィッシュ』の同時上映の、ディズニー創立100周年記念短編。
Disney+でも配信されてますが、吹き替えは劇場限定だそうで。配信は先行公開扱いだったのかな?
100周年記念ということで歴代の作品>>続きを読む
【お菓子黙示録ウォンカ】
かの名作『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚!と売り込まれている本作。
しかしその実態は70年代の『夢のチョコレート工場』の前日譚。
そのために「プロモーション詐欺だ!>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【南部の唄のリベンジ】
ディズニー創立100周年記念作『ウィッシュ』宣伝のための金曜ロードショーのディズニー特集もついに最終日。
満を持して登場したのは『ズートピア』。
この作品は公開当時「ズートピ>>続きを読む
金曜ロードショーでのディズニー特集は比較的マニアックなものが選ばれましたが、これはその中で最たるものではないでしょうか。
CG移行期なのに手書き回帰した点が今一つ知名度が低い理由かも?今ではむしろそこ>>続きを読む
90年代のディズニー・ルネッサンスの最高傑作の一つと呼ばれる本作。
実は数年前に劇団四季の演目でこれを観て、実に重厚な感動を与えられました。
四季を観に行くのはこれが初めてだったのですが、「さすが四季>>続きを読む
来月公開される『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。
宣伝でジョニデとバートンの『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚のように紹介されてますが、ウンパルンパの姿が全然違う!と思った方もいるのでは>>続きを読む
【養鶏所版大脱走】
『ウォレスとグルミット』や『ひつじのショーン』シリーズでおなじみアードマンが贈る、大作クレイアニメ。
『ペンギンに気をつけろ!』や『危機一髪』でそのあまりのクオリティの高さにガッ>>続きを読む
物語の舞台はバルセロナ、しかもさまざまな国籍の学生たちが一つ屋根の下で暮らすという、私にとって夢のようなシチュエーションの映画で、ワクワクしながら観ました。
国籍の違う7人の学生が部屋をシェアする生>>続きを読む
【極上のどん底をゆく】
VHS時代のカルト映画の一角の本作が、本邦劇場初公開。
『キス★キス★バン★バン』や『ガラスの脳』のように、「世間から一切隔絶されたまま大人になってしまった存在が、初めて外の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【だまされたと思って、いちど観てみてください。きっとだまされた自分に気づく……のか?】
私の大好きな映画監督の一人、ロバート・ロドリゲス最新作の一つ。
しかし本作、前情報の段階で何やらあまり芳しくな>>続きを読む