石上雄一朗さんの映画レビュー・感想・評価

石上雄一朗

石上雄一朗

三茶のポルターガイスト(2022年製作の映画)

4.0

アマプラで見放題。ありがたい!
作り込まれてない段取りに親近感を抱き、綺麗すぎない画質が逆に引き込まれる要因を作っている。
手作り感を持ちながら、アングラな謎めいた場面がいくつかある。
角さんの真っ直
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

魚人の奇妙さとリアルさ、もしも魚人というものがいたらあのくらい残忍なのかもしれない。しかし愛というか温かさのようなものがあれば人と動物は心を通じ合わせることができるかもしれない。
そういった心にさせて
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

2.9

もしかしたらあるかもしれないという怖さから少し飛び出てしまったホラー作品。
これはないだろ。ということが出てきてから怖さはなくグロさと滑稽さが表に出てきてしまった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

ゴジラのことが子どもの時よりもよく知れる作品。裏テーマになっていた原爆の話やビキニ岩礁水爆などに加えて、日本政府への批判を加えたかなり山椒がきいた台本だと思う。
ゴジラの描写もかなり手が込んでいるし、
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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

4.0

友情が描かれている。かなり面白いなと感じました。
速さ、強さ、頭脳VS悪
そして人間
この辺りも鉄板の要素ですね。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

5.0

鬼太郎の父さん。彼はかなり人間的だったと思う。そして、ミズキさん、彼もかなり人間的だったと思う。じゃあ何が人間的ではないのか。人間的でなくなってしまったのか、なくしてしまったのか。そういうことを考えさ>>続きを読む

疾風ロンド(2016年製作の映画)

3.0

なんと爽快!!
東野圭吾だってわからないくらい爽快!
映画の描き方もかるかもしれませんが。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.5

3層4層構造になっている境界線が、曖昧になったり、無骨に出てきたり、その辺りがギャップを生んで意外性が出てくる。東野圭吾さんのミステリーはみていて面白い。原作を読みたくなった。

ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

2.1

俳優は良い
効果も良い
しかし脚本がもう少しと感じる
木箱の説明が足りない?、ドラキュラのやられ方が幼稚すぎる?

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

5.0

久々にドラえもんを見た。
2歳の息子が静かに没入し、その後ろでボロボロと私が泣いた。
細かいことは良い。その空間が満点だと思った。

貞子(2019年製作の映画)

2.0

怖くない。
しかし、リングの流れはくんでいるのでそこは観ていて懐かしさを覚えた。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

悪魔のリアルさ。
エクソシストも、光線!!みたいな戦い方、勝ち方ではなくゆっくりと侵食する感じでどうにも勝てない、というか圧倒的にどうにも勝てない感じなど、そのリアルさが良い。
もう一つ感動したのは、
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

こういったジャンルが好き。
今回、この主人公が何も語らないことに面白さを感じる。そして圧倒的に強いのではなく、技術と諦めの悪さが強さである。そういったところにも心がひかれる。
飛行機の場面はどうだった
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.5

前川喜平を冒頭のニュースに起用しているところがかなり刺激的
それだけで日本社会を的にした作品。素晴らしい。
赤城ファイルにも関連してる。
モリカケにも関連してる。
この映画自体が大スキャンダルだと思う
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

出生、過去など負のスパイラルに巻き込まれていく人たち。
1つのテーマだけではなく、日本の多様な課題に目を向けざるを得ない映画。
そして、そういった事柄への向き合い方は様々なんだということにも直面する。
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市子(2023年製作の映画)

4.2

最後!どうなったんだ!!
人の苦しさ、助けのなさ、というか、人がキレイに生きすぎているのかもしれない。
観ることによって思考をねらなければいけない。あぁ、難しい。人生って何だ。

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.0

ヤクザから足を洗った者を描いた映画としては「素晴らしき世界」程は現実的ではないし、苦悩に追われる感じでもない。
しかしどうしても抜けられない、抜けても金に追われてしまい悪に手をかけてしまう。そういった
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

ストーリーが今までのコワスギよりも練られていたように感じた。
師匠や、霊媒師、今までの工藤さんをはじめとしたメンバーもそう。
そして、今回のメインである赤い女。その赤い女の過去やキャストとの繋がり。ま
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

人間というのはいつか失敗に気づくものだと思う。それが成功の最中なのかもしれない。その機会をどのように使うのか。今回の彼はそのチャンスを本当にうまく使えたんだと思うし、それまでの生き方が最終的には周りの>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.0

松原タニシさんを亀梨さんが演じている。ちょっと雰囲気もある。
事故物件というリアルさから後半抜けていってしまうのは残念。

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.5

Vシネマ的なクオリティを感じた。
ただ、ちゃんと子どもたちがなくなっていることがこの映画で大切なことだろうと思う。そこだけ。

さがす(2022年製作の映画)

4.5

最後、この2人はこの秘密を抱えながら生きていくという選択をしたのか。それともあのサイレンはそういうことだったのか。そこが知りたい。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

最後のシーン、これからどうなるんだ。この地球は。。。絶望感で終わるところがよい。人知を超えるものを人は操ってはいけないということがよくわかる作品。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

作中にずっと流れている《悲しさ》のようなものは何だろうか。マーリンやキングスマン、今回はかなり沢山の悲しみがある。前作のハリーの件もある。ドラッグで無くなりそうな人、助ける人もいれば見放す人もいる。裏>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.1

歴史をなぞっていく中で過去の偉人や悪名を轟かせた人物があらわれる。ラスプーチンは怪僧と呼ばれるだけある。
また歴史を感じる道具の数々、戦争の傲慢さ、残酷さ。この辺りも今回の描写がとても活きていた。
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

最新技術を使ったスパイアイテムに加え、身体能力をバックボーンにした格闘アクション、またその中にはエレガントさを醸しながらも野獣のような乱暴さをはらんでいる。
その辺りがとても興奮した。
また次の世代の
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バービー(2023年製作の映画)

2.0

バービーのことを知らないからなのか、ピンク色だからなのか、なぜだか全くハマらなかった。また時期をあけて見てみたい。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

4.1

ポアロの人間の部分がよく見える。だから綻びもみえる。それが不安定さを見せるが最後にはぴしっと決めてくれる。

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