lpさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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香港画(2020年製作の映画)

4.0

別の映画を観にアップリンク渋谷に行ったところ、偶然館内で宣伝されていた今作の予告を観て「面白そう」と思い衝動的に鑑賞!

完全にノーマークだったけれど、ドキュメンタリーの傑作だった!2019年11月~
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.1

『ワンダーウーマン』の続編。
実は前作はあまり刺さらなかったのだけれども、コロナ禍にあっても公開に踏み切った姿勢には大いに敬意を表したいと思い、公開早々に迷わず鑑賞!

結論としてはアクションシーンを
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NETFLIX 世界征服の野望(2019年製作の映画)

3.2

Netflixの誕生から現在に至るまでを、関係者の証言により描くドキュメンタリー。

「映画館で映画を観る」というスタイルに拘りがある身には、正直なところNetflixの「配信」という事業内容には思う
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

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2014年の『ゴーン・ガール』以来、久しぶりにデビッド・フィンチャーの世界観を堪能できたので、それだけでもう充分に満足!

ばるぼら(2019年製作の映画)

3.5

2019年の東京国際映画祭で見逃していた『ばるぼら』が、約1年の時を経て劇場公開されたので、早速鑑賞することに!

撮影監督がクリストファー・ドイルと聞いた時点で、強烈な世界観が展開される事は予想して
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

4.0

スタジオライカの新作とあって期待して鑑賞したけれど、期待を裏切らない見事な作品だった!

ストップモーションとは思えないアニメーションのクオリティには今回も驚かされる。
しかし、今回はアニメーションの
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.0

沖田修一監督の新作『おらおらでひとりいぐも』!

夫に先立たれた老婦人の日常をベースに、過去の回想も織り交ぜつつ描いていく。
この起伏の少ない物語に対して、沖田監督は独創的かつ寓話的な世界観を、自由に
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日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ(2020年製作の映画)

4.5

昨年の『きみと、波にのれたら』が年間ベスト級の傑作だった湯浅政明監督の新作!今作は2020年7月からNetflixで配信されたアニメシリーズを再編集したもの。Netflixで配信されたアニメの方は未見>>続きを読む

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.0

今週公開の映画の中で、最も期待していた『魔女見習いをさがして』を観る!『おジャ魔女どれみ』は毎週欠かさずに観ていたという訳では無いけれども、世代的にはドストライクな作品ということで、今作も迷わず鑑賞す>>続きを読む

ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

2.0

今日も元気に映画館へ。深川栄洋監督の新作『ドクター・デスの遺産』。北川景子と綾野剛が出演することぐらいしか予備知識はない状態での鑑賞。
しかし、これは不発だった!

安楽死を装う連続殺人犯を追う2人の
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.3

当初はあまり観るつもりは無かったけれど、監督が『チワワちゃん』と『疑惑とダンス』の二宮健監督と聞いて鑑賞することに!

渋谷にある老舗とんかつ屋の3代目「アゲ太郎」が主人公。2代目の父親にとんかつを揚
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭明け1本目。まずはエンターテイメントに振り切れている映画が観たいなということで『ザ・ハント』をチョイス!
そしてこれが期待通りの快作で面白かった!

「人間狩り」という題材以外は予備知識
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オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

4.0

ギャビン・フッド監督の新作。

監督の前作『アイ・イン・ザ・スカイ』が年間ベスト級だったこともあり、期待して鑑賞。今回もギャビン・フッドは凄かった!

国家機密をリークしたイギリスの女性諜報員の物語。
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

観客賞を受賞した大九明子監督の『私をくいとめて』!
昨日の『家庭裁判所 第3H法廷』が最終案件になる予定だったけれど、チケットを取っておいた「観客賞受賞作上映」に予想通り本
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家庭裁判所 第3H法廷(2020年製作の映画)

3.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

ワールドフォーカス部門内のラテンビート映画祭との共催企画から、ドキュメンタリーの『家庭裁判所 第3H法廷』。ちなみに、おそらく私の2020年のTIFF最終案件!
「家庭裁判
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

ユース部門の「TIFFティーンズ」から、ラストはアメリカの『愛しい存在』。
スケジュールの合間で鑑賞することに。

アルコール中毒の父親と暮らす姉弟が主人公。ある夏、姉弟は
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ゾッキ(2021年製作の映画)

3.5

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020より日本映画の『ゾッキ』。
竹中直人、山田孝之、斎藤工の3者が監督を務めていることと、原作が『音楽』の大橋裕之であることぐらいしか予備知識は無し(
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

5.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

ユース部門の「TIFFティーンズ」からドキュメンタリーの『リトル・ガール』。
今年のTIFFティーンズ3本の中で、個人的な本命は今作ということもあり、期待して鑑賞。
そして
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デリート・ヒストリー(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

ワールドフォーカス部門から、今年のベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したフランス映画『デリート・ヒストリー』。ベルリンで受賞したことに加えて、内容が映画祭での受賞が珍しいコメ
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赦し(2020年製作の映画)

4.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020からトルコの『赦し』。
ほぼ毎年1本はコンスタントにTIFFで上映されるトルコ映画。個人的には敬遠してしまうことが多いのだけれども、今作は家族のド
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オマールの父(2020年製作の映画)

3.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020部門よりイスラエルの『オマールの父』。
東京国際映画祭でのイスラエル映画と言えば、2018年にコンペに出品された『テルアビブ・オン・ファイア』で場
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モラル・オーダー(2020年製作の映画)

3.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020からポルトガルの『モラル・オーダー』。ギリシャ映画の『アップル』に続いて、今作もまた映画祭以外でなかなかお目にかかる機会の少ないポルトガル映画とい
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私は決して泣かない(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

ユース部門の「TIFFティーンズ」から『私は決して泣かない』!
毎年3本ほどコンスタントに上映される「TIFFティーンズ」。上映作品のクオリティはワールドフォーカスに負けて
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020よりギリシャ映画の『アップル』!
「アップル」というシンプルなタイトルに、読んでも何がなんだかよく分からないあらすじ。日本で上映されるのが珍しいギ
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息子の面影(2020年製作の映画)

4.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

ワールドフォーカス部門のラテンビート映画祭との共催企画から、サンダンス映画祭で観客賞を受賞した『息子の面影』。
サンダンス映画祭の観客賞受賞と聞きつつも、あらすじを簡単に読
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マリアの旅(2020年製作の映画)

3.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020よりスペイン映画の『マリアの旅』。
スケジュールの合間で鑑賞できる作品だったので鑑賞することに。正直なところ、内容的にあまり嵌まらないかなと思って
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兎たちの暴走(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020より中国の新人監督による作品『兎たちの暴走』。
実は当初「普通の行き別れた親子のドラマ」かと思ってノーマークだったのだけれども、予告を観たらサスペ
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ノー・チョイス(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020よりイラン映画『ノー・チョイス』!
TOKYOプレミア2020には同じくイラン映画の『ティティ』が出品されているけれど、個人的な本命は今作。サスペ
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COME & GO カム・アンド・ゴー(2020年製作の映画)

3.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020よりリム・カーウァイ監督による『カム・アンド・ゴー』。「大阪を舞台にした大群像劇」と聞いただけで気になっていた今作。予備知識もほぼゼロの中で鑑賞し
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荒れ地(2020年製作の映画)

4.2

東京国際映画祭にて鑑賞。

ワールドフォーカス部門より今年のヴェネツィア国際映画祭で受賞したイラン映画。
上映日に別会場で上映されている『私をくいとめて』と、今作のどちらを観るかで最後の最後まで迷った
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ラヴ・アフェアズ(2020年製作の映画)

3.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

ワールドフォーカス部門より今年のカンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出されたフランス映画『ラヴ・アフェアズ』。比較的にハードなドラマが続きがちな映画祭期間中に、今
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二月(2020年製作の映画)

3.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020よりブルガリアのカメン・カレフ監督による新作『二月』。
2009年に『イースタン・プレイ』(日本劇場公開時の邦題は『ソフィアの夜明け』)が、東京国
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ファン・ガール(2020年製作の映画)

4.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020よりフィリピンのアントワネット・ハダオネ監督の新作『ファン・ガール』!
昨年の東京国際映画祭で上映された過去作:『リリア・カンタペイ、神出鬼没』が
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ある職場/些細なこだわり(2020年製作の映画)

4.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020より日本映画の『ある職場』!
「職場での多重ハラスメント」という題材に惹かれた今作。今回のTIFFでは一般公開時に絶対に実現しないであろうTOHO
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初仕事(2020年製作の映画)

3.2

東京国際映画祭にて鑑賞。

TOKYOプレミア2020から日本映画の『初仕事』。小山監督の初監督作ということで、従来なら「日本映画スプラッシュ」のラインナップに入っていたことが想像される今作。「いつか
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悪は存在せず(2020年製作の映画)

4.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

ワールドフォーカス部門より、今年のベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞を受賞したイランの『悪は存在せず』!
「ベルリンで金熊賞を受賞」、「イランの死刑制度がテーマ」と、話題性
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