lpさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.0

集団自殺のために廃病院に集まった12人の未成年が、謎の死体を見つけ・・・というサスペンス。

『人魚の眠る家』で大健闘をした堤幸彦監督だけど、今回はいつもの微妙な出来映えだった。
キャラクター紹介と状
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.8

みんな大好き(?)シャマランの新作。『アンブレイカブル』、『スプリット』の続編。

「楽しみだけど、言うてシャマランだしなぁ」ぐらいの気持ちで観たけれど、これはシャマランの集大成にして、最高傑作じゃな
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LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

2.0

テアトル新宿にて鑑賞。

ラブホテルで刑事の男がデリヘル嬢と事に及ぼうとするが・・・という話を、刑事の男がホテルの部屋に仕掛けたカメラを通じて、ワンカットで描く今作。
二転三転するストーリー展開に、瞬
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世界でいちばん悲しいオーディション(2018年製作の映画)

4.0

『BiSキャノンボール』から始まって、昨年の『アイドルキャノンボール』まで続いた、WACK×HMJMのドキュメンタリーシリーズ。その流れを汲む(と言って問題ないはず)映画とあって早速鑑賞。

2018
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.0

「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズの新作。

家族の物語をバックグラウンドに置きつつ、あるシステムを巡る争奪戦を描くサスペンス。
『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレス監督にバトンタッチしたからか、
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.5

今時ここまで「1クールのテレビドラマ」のような映画も珍しい。宿泊客との各エピソードが、テレビドラマの1話を観せられているようだった。エンディングの入り方までテレビドラマのようだったことには思わず苦笑い>>続きを読む

夜明け(2019年製作の映画)

4.3

フィルメックスに出品された、是枝裕和・西川美和に師事した広瀬奈々子監督の初監督作品。

期待せずに鑑賞したけれど、これが見事に刺さる映画だった!
川辺に倒れていた青年と、彼を受け入れる木工職人の物語。
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ディアマンティーノ 未知との遭遇(2018年製作の映画)

-

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。

ディアマンティーノをポルトガルのメタファーと解釈すれば、何かが掴めるような気がするけど、正直なところよく分からなかったです。

大胆にして自由。それでいて社
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カイジ 動物世界/動物世界(2018年製作の映画)

3.0

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。

日本でも実写映画化された、福本伸行の「カイジ」が香港で実写映画化。しかも、日本の実写版で香川照之が演じたポジションを、あのマイケル・ダグラスが演じると聞いて
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

4.5

ホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー。

TOHOシネマズが安い日だし、『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド案件だし、観るかなー・・・ぐらいの軽いノリで観たら、これが
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.2

『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。

クリードが「1人の男になるまで」をド直球勝負で描く「THE スポーツ映画」。本当に余計な小技や、話に厚みを含ませるための展開は一切無し。主人公と宿敵:ドラコ親
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ワイルド・ストーム(2018年製作の映画)

2.5

ロブ・コーエンの新作。

巨大ハリケーンが迫り来る中、古い紙幣を狙う強盗が現れて・・・というスリラー。
ロブ・コーエンってこんなに粗かったっけ?と思わずにいられないほど、粗くて雑でデタラメなバカ映画だ
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テリファイド(2017年製作の映画)

2.0

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。アルゼンチンのホラー映画。

怪奇現象が頻発する住宅街を舞台にしたホラー。
前半の掴みは素晴らしい。何が起きてるかは全く分からないけれど、手数の多さで「恐さ」と
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緊急検証!THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.3

CSのファミリー劇場で放映されてる番組の映画化。

ヒューマントラストシネマ渋谷にて、未体験ゾーンの映画たち2019を堪能した後にフラリと鑑賞。そんな訳で、CSの番組の方は観たことも聞いたことも無い状
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ファースト・コンタクト(2017年製作の映画)

4.0

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。

全く期待していなかったけれど、思わぬ拾い物だった!
地球上空に現れた謎のワームホール。その正体を探るべく奮闘する、宇宙開発機構の人々を描いたフェイクドキュメ
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トラウマ・ゲーム 恐怖体験アトラクション(2018年製作の映画)

1.3

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。カナダの作品ながら、西村映造も絡んだ映画ということで鑑賞。

監督の作家性(変態性)は映画に焼き付けられているし、それが爆発するラストはまあまあ面白い。
ただ、
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アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物(2016年製作の映画)

3.0

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。アカデミー賞外国語映画賞のイギリス代表に選出されたホラー映画。

イラン=イラク戦争下のイランを舞台に、アパートに現れる「何か」に怯える母娘の物語。
さすがにア
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ダーク・クライム(2016年製作の映画)

1.5

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。ジム・キャリー主演作。

4本目にして、ようやく「未体験ゾーンらしい映画が来た!」という印象。
定年間近の窓際刑事が、ある過去の未解決事件の捜査に執着する話。そ
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ひかりの歌(2017年製作の映画)

3.4

2017年の東京国際映画祭日本映画スプラッシュに出品された今作。映画祭ではスケジュールが合わずに見逃してしまったので、ユーロスペースでの公開初日にキャッチアップ。見事な良作だった!

映画は「光」をテ
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アストラル・アブノーマル鈴木さん(2018年製作の映画)

4.7

『ウルフなシッシー』の大野大輔監督の新作。

大野大輔監督は『ウルフなシッシー』も良かったけれど、今作はそれをさらに上回る年間ベスト級の快作だった!

群馬に暮らすYouTuber「鈴木ララ」の物語。
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シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

4.5

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。『マジカル・ガール』のカルロス・ベルムト監督の新作。

2014年の『MUD』以来、久しぶりに「未体験ゾーンの映画たち」で大当たり案件が出た!

記憶喪失になっ
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ダーク・スクール(2018年製作の映画)

2.8

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。

素行不良が原因で、人里離れた寄宿学校に編入させられた5人の女子が、そこで奇妙な体験をする・・・というホラー。
典型的な心霊ホラー映画で、恐さもまずまずといっ
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ANON アノン(2018年製作の映画)

3.0

未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。アンドリュー・ニコル監督の新作。

カリコレ並みにハズレが多い、未体験ゾーンの映画たち案件とあって、期待値を低めに鑑賞したけれど、予想に反してまずまずのSFサス
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アース:アメイジング・デイ(2017年製作の映画)

3.5

2019年の映画初め!

昨年の公開時に鑑賞するか迷っていたら、都内のTOHOシネマズが、軒並み揃って公開2週目で上映回数を激減させ、結局観られずに終わった今作。吉祥寺オデヲンでキャッチアップ出来ると
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来る(2018年製作の映画)

3.0

中島哲也監督の新作。

ビジュアル面では頑張っているし、妻夫木聡演じる夫の「薄っぺらさ」の表現など、キャラクター描写も悪くない。育児を巡る問題に切り込むストーリーも上々・・・と、これだけ並ぶと傑作のよ
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

4.0

アップリンク渋谷の「見逃した映画特集2018」にて鑑賞。見逃さなくて良かったと思える見事な快作だった!

ニュージャージーで母親と祖母と貧しい生活を送る主人公が、ラップで一発逆転を狙う!・・・という話
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

ブラッドリー・クーパーが初監督を務めた、『スタア誕生』の4度目の映画化となる今作。

レディー・ガガとブラッドリー・クーパーの圧倒的な歌唱力を武器に、スターダムを駆け上がる女と、堕ちていく男のドラマが
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

2.3

全身の筋肉が弱っていく難病を抱えた、車椅子生活の主人公と、彼を支える医療ボランティアの交流を描いたドラマ。『ブタがいた教室』の前田哲監督の新作とあって鑑賞。

結論から言うと、決して悪くはないけれど、
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.2

頭を強く打った衝撃で、自分が美人になったと勘違いする女性を主人公にしたコメディ。

ほぼ予想通りの展開に真新しさは無いし、主人公一人の話に集約される物語の強度はやや弱い。後半の話運びには少しまどろっこ
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

2.5

テアトル新宿の「邦画大忘年会」にてキャッチアップ。

公開当時から賛否が割れていることは認識していたけれど、特に興味が湧かなかった今作。見逃した映画をキャッチアップ出来るせっかくの機会に鑑賞。

時代
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.0

『シュガー・ラッシュ』の続編。

予告の時点で『絵文字の国のジーン』は超えてると思ったけど、本編はやはり凄かった!
インターネットの世界を、細部に至るまで独創的に描いた時点で◎。歴代のアニメーションは
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blank13(2017年製作の映画)

2.5

アップリンク渋谷の見逃した映画特集にてキャッチアップ。

13年前に失踪した父親の葬儀を執り行う家族の物語。
父親の失踪するまでを描く過去パートにはあまり嵌まらず。佐藤二朗を軸とした緩いコメディに転調
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マイ・サンシャイン(2017年製作の映画)

2.0

『裸足の季節』のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督の新作。

2016年に日本公開された『裸足の季節』は、封建的な村社会で暮らす5人姉妹の末っ子の物語を、エンタメとドラマをバランス良く織り混ぜて描く傑
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.5

インドで安価な生理用ナプキンを開発した男の話。

東京国際映画祭の特別招待作品にも選出された今作。内容も面白そうだし、TIFF案件だし、ということで鑑賞。

愛する妻のため、生理用ナプキンを開発した男
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ういらぶ。(2018年製作の映画)

1.0

随所で挿入される、謎のタイトルコールにゾワッとした。。。

グリンチ(2018年製作の映画)

3.0

TOHOシネマズがやたらと推しまくってた今作。あまり興味はなかったけれど、空いてる時間に丁度観られる映画だったので鑑賞。

孤独なひねくれ者のグリンチが、村からクリスマスを盗もうとするが・・・という話
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