いしんじさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

いつも二人が繋がろうとすると誰かが介入する。電話しようとしたら「こんな時間なのに?」と文句を言われ、レストランへキャロルを探しに行っても「ご予約は?」と声を掛けられる。
介入されるとはいえ、それが必ず
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.7

いんやぁ〜〜好き!!!!!
不気味さが、ジリジリと少しずつ、でも確実に歩み寄ってくる。
驚かすというより、彼女の領域へと化していくことへの恐怖。「もうこれ怖いの来るでしょ」と思えば本当に来る。でも来て
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国産洋画劇場「船と氷山」(2018年製作の映画)

3.3

過去鑑賞です
まさかこの作品が登録されるとは……!笑笑
本気でふざけるの最高です

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

なんかもう観てる途中で急に裸になりたくなって全裸のまま最後まで観ました。
いや〜、リアルだ。
失って初めてその大切さを知る…?ふざけんな!!失わずとも自分のこと大切に思ってくれてる人の、「大切な人」を
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天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

4.0

全く正反対なことを言う人同士だっているし、分かりやすい説明なんて放棄してる人だっているし、なんかそのまさに"十人十色"で定義された正解のない感じが私には心地よかったです。
納得させられる言葉、共感でき
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呪怨2(2000年製作の映画)

3.4

お母さんが顔突っ込んでて笑いながら後ろ向きに倒れるところが個人的ヒヤっとポイントでした。
なんか呪怨って伽椰子の声は超印象的なホラーボイスではあるものの、その他は割と日常に存在する音を(わざと)配置を
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恋の罪(2011年製作の映画)

3.7

浮き輪で一生海に浮かんでいたら足引っ張られて引きずり込まれて必死こいて逃げようとするもどんどん深く沈んで行って、そしたら「あ、なんだ案外息もできるし陸より楽しいじゃん」って気づくみたいなそんな印象の話>>続きを読む

血を吸う粘土(2017年製作の映画)

4.5

粘土も人間もしぶとくて大好き。捕食とエサの構図になる時、エサが皆簡単にちょんちょん殺られても萎えるし、エサ側の逆襲に捕食側がウァーって簡単に殺られても萎えるから、これっくらいお互いのやれる全てをぶつけ>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

ただでは終わらせない。なんかひとクセ入れないと気が済まない。そんな場面の積み重ねで気がつけばずっとニヤニヤとしてました。
敵の倒し方だって、最後に想いの強さで奇跡的なフルパワー出てバコ〜ンって感じじゃ
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夏のゲロは冬の肴(2016年製作の映画)

3.9

ゲロの音が不思議と不快に感じない。逆に癖にならせる。すごい
頭の中見せてほしい

おかあさんにないしょ(2015年製作の映画)

3.6

友人とZOOMで画面共有してるまま観ました。最初はケラケラ笑ってたけどなんかだんだんと吸い込まれて気がついたらのめり込んでました
おやすみ前に観たらすごい夢見そうですね

お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX(2015年製作の映画)

3.1

もう映画観ると言うよりお化け屋敷に入る気持ちで、ZOOMの画面共有しながら友人とキャーキャーワーワー何言ってもOKにして鑑賞しました。
この慈急病院の内装にずっと興味があったので、それを結構見れたこと
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

4.0

少しでもニヤっとすれば、ストレスを忘れられれば、息抜きができれば、この作品は生きるのだと思う。
みんな頑張ろうだとか、乗り切ろうだとか、そんな励ましだっていいけど、なんかもう見てるだけでこっちまで笑い
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呪怨(1999年製作の映画)

4.0

ひぃーーーードキドキした。なんかもう「不気味」とか「違和感」とかの方向の怖さ。
しかももう来る時来るでしょって分かってるんだけど、分かってるからこそ怖い。分かってるのに逃げられない、吸い寄せられるよう
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.6

前作の「Let It Go」もそうだし、今回の「Into the Unknown」もだけどエルサの歌声がほんとに気持ちいい。
あと水の精霊の馬がペコってするの可愛すぎた。
ハンス王子の扱いといい、オラ
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アメリ(2001年製作の映画)

4.6

焦らしがとってもお上手。「何かを仕掛ける→結果」や、「不思議な出来事→種明かし」の「→」の部分の時間の置き方がとっても絶妙。すぐには教えてくれない。けど、ダレることはなくツボを押すように絶妙に気持ちの>>続きを読む

ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

4.5

いや〜〜!最高だぁ〜〜〜!!!楽しい!!
強烈な既視感があるはずなのに、じゃぁどこで見た光景?と問われるとすぐにポンポンと色々出てくるわけじゃない。これぞ「あるあるネタ」のとっても気持ちのいい距離感で
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シックス・センス(1999年製作の映画)

5.0

実を言うと、序盤でこの作品に隠されていた"秘密"に気づいてしまい、でも「もしかして…」程度だったんですけどそう仮定した途端それまでのシーンでのちょっとしたことたちや、その後のシーンたちのあれこれがその>>続きを読む

美女と野獣(1991年製作の映画)

4.6

最後の「ビュ〜ティーアンド〜ビースト」って皆で歌わはるところほんま胸がフワァッとグっと来た。
人間に戻っても残る面影が絶妙でむちゃ好き

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.0

キッドくん相変わらずエッチだねーーーー。エロカッコかわいい。きっとええ匂いすんのやろなぁ。そしてやはり女性に化ける時には眠らせて服剥ぎ取ったりしない。紳士。
これアクション映画!アクション映画!言われ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.9

日常に溢れているものであるはずの咳の音がこんなにも本能的に刺激するような恐怖に変換されるなんて……。
人間はどれほど脆いものなのでしょう…。守られてなきゃ生きることができないんですね私たち。

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.7

うぁーーーーーー!!!!!!
キュラソー泣かしてくれるねぇ……。
みんな出てきて、みんな協力しあってて、あーいい。
さいっっこうでした!

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

4.7

下ネタ映画と聞いていたので、さぁなんでも掛かってきなさい!という気持ちで観て、そしたら想像してたよりガンガンに攻めてきてて、でも終わったあとの気持ちは「よくぞここまでやってくれた!!!」というスッキリ>>続きを読む

劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

4.5

はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
SAOとSAOⅡの全てが……全てが詰まってた……。ラスボス戦マジで脳天ぶち抜かれた……。あーーーーいいなぁ。
これを映画館の大画面
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劇場版 BLOOD-C The Last Dark(2012年製作の映画)

3.7

アニメの時の、古きもののビジュアルや容赦ない町の人への襲撃とかが好きだったんですが、こちらでは古きものとの戦闘が少量でちょっとそこは不完全燃焼って感じです………。
けど、文人との関係に終止符を打ってく
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.9

人が自ら別れを決める時はきっと、相手のことを思っての選択だったとしてもやっぱりどこか自分も辛さ・苦しさを抱えてるところがあるからなんだと思う。
まぁだからどうしたんだみたいな所は今は出てこないんですけ
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アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

2.9

⚠察しが良い人にはネタバレかもしれないので注意!

なんか、今、すんげーモヤモヤとしてて、毎回毎回都合よく喋ってる人に切り替わるのについて、最後の種明かしの内容を知ったら、あーなるほど運営がスイッチン
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.4

1から続けてそのまま観て良かったーーーーー!!!
かなり雰囲気は変わり、ギャグ要素も有りな感じなんですがこれはこれで面白かったです。笑笑
前作とは違った死に方も沢山見せて頂いてボリューム満点な作品でし
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

いやー、二転三転と、おもしろかった〜〜!!!!
通す筋は通されててスッキリだし、何より主人公のこの女の子がちゃんと初っ端の方から頭使って挑んでて、ループ現象に適応するのも早くって、ストレスなく観れまし
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.7

オオカミさんがとっても推し!!!!
いや〜、もう、ほんと、なんかさぁ、ねぇ……。
帰る時のさ、仲間の証の花さ、そこをご都合主義に一緒に帰れるんじゃなくて全て散っていくっていうのがさ、もうグサグサと刺さ
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

5.0

声が出ないとはこのことかと思い知らされました。
生活が荒みだしてもなお、面影のようにちらつく母親としての子への愛情・愛着・接し方にとてもリアルさを感じました。
また、人物の感情・考えがどう流れているの
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.1

調味料を過度に加えることなく、真っ向からストレートに映し出す。だけどそれは薄味なのではなく素材本来を活かした味付け。
しかも体内へと運ばれた後に暴れ出す、吐き出すことも許されずただその運命を受け入れる
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

4.8

はーーーーーーーーー、たまんないねぇ。
最後の微笑む姿に人間の誕生を感じた。それは決して赤ん坊のような無垢なものではなく、世の中を生きるために身につけた背徳的な感情や術も多く含まれているが、しかしそこ
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

4.7

ただ静かに衝撃が残っています。
「狂い」って、ただただアヒャヒャヒャとさせてればいいんじゃなくて、その人たちの過去とか信念とか視点とか色んな元々あったものを掻き混ぜてこそ生まれるものだと思うんですよね
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正しく生きる(2013年製作の映画)

3.8

何だかとても、人物の内側に存在する「時間」を感じました。
それぞれの止まっていた時間が動き出して、他の誰かの時間と噛み合う時、そこで何が欠け何が得られるのだろう。
逆に、欠落したものはいつどこで何で埋
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嵐電(2019年製作の映画)

3.0

自分にはちょっと分かんなかった……。
でも、この作品のフンワリとした空気感を味わえたこと、それだけでも収穫なのかな