13さんの映画レビュー・感想・評価

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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BECK然り美談かもしれないけど素人ながら音楽をやっていたことのある身としてはまたやりたくなる美しさだった…

ある男(2022年製作の映画)

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邦画の心理描写の良さに気付き始めました… 映画でこれだけ良ければ原作もさらに良さそうなので読みたい

EO イーオー(2022年製作の映画)

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バルタザールと比べると描写がどこか商業的で鮮烈な印象にはならなかった… けど多数の人が観たのならそれはそれで良いのかもしれない

見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

神秘主義的という言葉では括れないように思うがシモーヌ・ヴェイユのような強い女性像が浮かびました 自然科学や物理学にも傾倒しており理論的にこの世界を理解しようと試み、結果としての絵画がそこにあるという具>>続きを読む

画家と泥棒(2020年製作の映画)

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良質なドキュメンタリーでした 死が好きな自分としてはバルボラが彼に惹かれる気持ちがよく分かりました 人との出会いが本質的な自分を変えていく 向き合って理解して

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ほっこり歳の差恋愛vs残酷な社会 周囲の人が批判から友好に変化したのは実は時事的な社会的風潮があったからなのかもと思うと今日のLGBTQの話にも繋がりそう…
新潮のCREST BOOKSにありそうな良
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ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

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パリらしい倦怠 険悪な雰囲気 マリーの長回しのレコード 本当は娼婦なんていない 村上龍の限りなく透明に近いブルーを思い出した

ノスタルジア(1983年製作の映画)

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祖国への郷愁 これから未来への希求は蝋燭の火を消さないように温泉の端から端まで歩くようなものなのかもしれない

エル プラネタ(2021年製作の映画)

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虚飾に溢れた現代社会をまなざしてるけど母と娘が仲良くなってからが微笑ましくふたりで世界を生きている感じがよかった 穏やかにコメディなところもあり観やすい時間尺でさくっと観れました なんとなく現代芸術の>>続きを読む

東京画(1985年製作の映画)

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ヴィム・ヴェンダースと行く80年代東京の旅 かつての”東京”や日本人の家族の形態、趣深いところは失われてしまった。消費社会を映し出しながら失われた東京の風情を追いに行く。消費社会の”無”を映し出すとこ>>続きを読む

マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

3〜10秒に1枚スライドが変わるテンポ、進め方は絵葉書の内容を読み上げるスタイルで、話の内容やBGM,空気感のアップダウンのようなものがすぐに変わりがちなので画面から空気感を読みがちな自分は何だか酔っ>>続きを読む

囚われの女(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

倦怠カップルの末路 どうしようもない男

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

脱構築と内省、解剖と再構築 そしてユーモア 肌で感じた世代ではないけれど88-01くらいまでのMartin Margielaの精神が自分の中にも宿っている気がします モード=上質で美しいもの の概念を>>続きを読む

カテキョのセンセ。(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「身の回りを愛そうと決めたの。寄り掛かる相手を探していたの」
「じゃあ誰でも良かったってこと…僕じゃなくても良かったんじゃないか!」
「そうよ。誰でもよかったの。でも目の前に現れたのはさとし君だった。
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さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

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世界の捉え方についてのお話な気がする ぼうっと眺めるには刺さる言葉もありすごく良かった 哲学と犬の感じが倉橋由美子の犬の哲学者を思い出した

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