13さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

中国女(1967年製作の映画)

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共産主義の思想について初めてちゃんと触れることが出来た ゴダールの政治に関する映画はこれが初めて ヴィアゼムスキーが魅力的 タバコ吸う時の手が独特な気がする マオ♪マオ〜♪

メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)

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こつこつ分けて観たけど面白かったです。砂丘や森のシーンは心象風景だと思うのですが、それもあってかミステリーの文学作品を読んでいるような感覚でした。脚本がしっかりしているように思いました。

ノロワ(1976年製作の映画)

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ぼうっと観てたんだけどロブ=グリエ的な感じ? みんなお洒落で良かったです。

デュエル(1976年製作の映画)

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はじめてのジャック・リヴェット おそらくお金がないながらも魔術的な現象を表現する部分にユーモアを感じ、とても面白かった。日常的な画面の中で急に魔術的なことが起こるという点においてはきっとマルケスのマジ>>続きを読む

過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道(2020年製作の映画)

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最近アートブックを買うようになったので制作過程と森山大道さんの人となりをちゃんと知れてよかった

ノー・シャーク(2022年製作の映画)

4.5

すごく良かった。終始、殆どが主人公のモノローグで彼女の人物への洞察力や示唆に富んだ思考、死生観等がとても面白かったです。ジャームッシュもロメールも好きで、映画というよりもビデオ・アートのような作品でし>>続きを読む

野いちご(1957年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今まで観たベルイマンの中では一番ハートウォーミングな物語でした。自分を受け入れることの温もり。

処女の泉(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すごく単純な構造の教訓譚だと思いました。キリスト教の言う”悪魔”が何を指すかも分かりました。
彼らが下女を日々もう少し労っていたらこの悲劇は起こらなかったのだろうと思います。結局は自分たちが悪いという
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美しき結婚(1981年製作の映画)

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懲りないね笑 でも可愛い 友達に居たら面白そう笑

緑の光線(1986年製作の映画)

5.0

僕も誰かにとっての美しい景色の一部であれたら良いな

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ニーチェのツァラトゥストラに「愛の発作には警戒せよ」とあるが本作品はその愛の発作を主題としていた。愛されなかった憎悪は怒りとなり反逆する。主人公が若いからパンクス少女だなあと思い可愛く思えます。俯瞰に>>続きを読む

クローズ・アップ(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

誰もが何かの役割を演じていると言うけれどそれを映画という媒体を通して俯瞰に見れたような気がします。
敢えて言うと綿密に仕組まれたコントのような構造で面白かったです。
演じたい “自分自身を” の台詞の
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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敵か味方か分からない人物を信用するかどうか 男性陣の過去の経験やヒエラルキーの感じる発言や行動と比べ、女性らしい現実味のある行動がどこか国政(政治家と庶民)を彷彿とさせました。

飛行士の妻(1980年製作の映画)

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エリック・ロメールは人間の曖昧さを描くのが本当に上手いなと改めて思いました。リュシィの長い台詞の場面でもすごく自然に映るところが本当にすごいと思いました。美の味わいと小説を読みたくなりました。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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何処にも行けなさや怠惰感が私が田舎で過ごした境遇や今の暮らしと重なる部分がありました。これまで観たライカートの作品の中では1番私の思うUSインディー感があったように思います。お父さんのドラムが印象的に>>続きを読む

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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救いようのなさ 現代版ムシェットだとパンフレットに語られていましたが本当にその通りだと思いました。居心地の良さそうな庭に居るルーシーと金網にしがみつくウェンディの対比が印象的で、ウェンディは外に居るの>>続きを読む

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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こういうのあるよねって思うけどこれもこれで良いんだよね どちらの立場だとしても ライカートは何気ない誰しもが見る日常の風景を大きくも小さくも魅せずそのまま使用し気持ちを現すのが上手いと思いました。飾ら>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

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彼女について良く知らなかったが芸術家然としていて良かった。愛の喜びや苦しみや何気ない日常の中から彼らの世界が紡がれたと思うと何だか僕もうずうずしてきます。