いとさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

4.3

仲間を失い1人で活動を続ける田代は、空に巨人が浮かぶ東京で異世界から来た男と出会い…。
終末感の漂う東京、異世界からの仲間、古の神との決戦、生き残った端役が主人公になる展開と全部が熱い最終章。まったく
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.5

踏み込んだ人間が全員発狂するとされる廃村の情報を聞いた工藤たちは、複数の参加者を連れ廃村へ向かうが…。
劇場版作品。もう全く怖くはないのだが、進撃の巨人な終盤や工藤の過去が伏線として本作に繋がったりと
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.3

撮影中の死者によって撮影を控えていた工藤は、お告げと金に惹かれ撮影を再開する…。
シリーズ5作目。工藤のパワハラ気質が振り切れており序盤は嫌な気持ちになるが、意外と面倒見の良さもあり終盤は熱くなりまし
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.2

57人以上を殺害した暗殺者の百合はかつての恩人が一家殺人の犯人に仕立て上げられていることを知り…。
同名小説の実写化作品。ノワール調で容赦のない展開は好きで殺陣もそこそこ。ただ、長いと感じてはしまった
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.2

GENERATIONSの小森隼が失踪した。探偵の権田は小森の捜索を依頼されるが…。
清水崇監督映画。全体的には良くも悪くもJホラーの一般的なクオリティ。ただワンシーンのみホラーに慣れてても恐怖演出が始
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.2

テキサス州の農家で両親と暮らすパールは、スターとなって農場を出ることを夢見るが…。
前日譚映画。最初から最後まで一貫してパールに共感できないコワコワ作品なのだが、独白にはちょこちょこ分かる部分もあるし
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

3.5

廃校となった学校に忍び込んだ2人が撮影した映像を見た工藤は霊能力者を連れ廃校へ向かい…。
工藤のヤバさが作中でも知れ渡っているのが熱いが、何よりトイレの花子さんを題材にしたとは思えないSF感の強い映像
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.0

ブラック企業に就職し神経をすり減らしていた輝は、街がゾンビに溢れたことで仕事から解放され…。
同名漫画の実写化作品。終盤付近はテンポが悪く尺が長すぎると感じたが、物語のボスとして登場する異形ゾンビの造
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X エックス(2022年製作の映画)

3.0

撮影のため片田舎の農場を営む老夫婦の家を訪れた6人の男女。しかし、撮影日の夜に惨劇が始まり…。
本作の持つメッセージ性は理解出来るが、スラッシャー部分に至るまでの導入が尺の半分以上なのでかなり待ち侘び
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.0

投稿映像に寄せられた河童の映像。工藤は河童を捕獲すべく撮影地に赴くが…。
素手で河童を制圧しかける工藤の戦闘力にも驚くが、突然巨大化した人間が登場する衝撃的すぎる3作目。シリーズとしての魅力が強まって
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.0

廃墟で撮影した心霊動画を調査する工藤たちは、廃墟で怪現象に遭遇し…。
一般人を実験台にする工藤が主人公なのが幽霊より怖い作品。ただ物語も幽霊じゃなくてヤバい人がメインになるので、ヤバい人がヤバい人を追
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我が人生最悪の時 4K デジタルリマスター版(1994年製作の映画)

4.7

私立探偵の濱マイクは台湾人の青年から、日本で行方不明となった兄の居場所を探して欲しいと依頼され…。
シリーズ1作目。4Kリマスター版を劇場で鑑賞。完全初見だが探偵映画からしか摂取できない成分を過剰摂取
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.2

隣国の趙が秦へと侵攻。百人将に昇進した信は王騎将軍から戦地で特別な任務を言い渡され…。
シリーズ3作目。殺陣は賛否はあるだろうが小柄な羌瘣の剣戟が特に自分は好き。終わらせ方にはマジ?となるが無限に続い
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

世界の命運を握る鍵を手にするため、イーサンは鍵の争奪戦に身を投じる…。
シリーズ7作目。物語はいつもの感じで驚きはない。シリアスとギャグの配分はシリーズの中でも好きな方で漂う終盤感と山場がありすぎなア
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バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

3.2

目視したら死ぬ生物が蔓延するバルセロナ。娘と生きるセバスチャンは生存者のコミュニティを見つけ…。
スペイン版スピンオフ映画。前作の持つ強烈な不気味さはやや弱まっていたが、主人公の属性が類似映画の中でも
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.2

思っていたものとは違ったと言う感想になるのはこちらが勝手に内容を想像したせいであり、そう言った部分を含めて前情報がないと言う面白さがあったのかなと思いました。
そこまで説教くさい映画ではないのでその点
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シークレット・マツシタ/怨霊屋敷(2014年製作の映画)

2.7

心霊現象を撮るために取材陣は惨殺事件が起きたマツシタ邸へと潜入するが…。
ペルーのPOV映画。地味だが基礎はモキュメンタリーとしてしっかりしている。「死」と言う文字を推しまくっており最終的に額に「死」
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.5

口裂け女らしき人物を映した投稿映像を見た工藤たちは、口裂け女の捕獲のために動き出し…。
口裂け女に鉄バットや車で対抗する工藤も大概にヤバい作品。投稿動画を調査するフェイクドキュメンタリーとして不気味さ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

定年退職を迎えたインディは過去にナチスから奪ったオーパーツが危険な物であると知り…。

シリーズ5作目。ハードルを下げて鑑賞。テディの心情変化などに違和感はあるが冒険アクションとしては荒唐無稽さに昔を
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

2.8

武道はふたたび過去に戻り場地を止めようとするが、決戦は目前に迫り…。
血のハロウィン編後編。細かな違いはあれど原作にかなり沿った内容。抗争を原作と同じ展開にしたからこそ映像では間延び感を強く覚えてしま
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君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

3.2

不眠症による苛立ちから学校で浮いた存在となった丸太は、同じ悩みを抱える伊咲と出会い…。

原作も予告編も見ない状態でポスターの雰囲気に惹かれ鑑賞。割とオーソドックスな恋愛ものだったので思っていたものと
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.6

インドでの戦いで重傷を負ったが一命を取り留めたタイラーのもとに新たな任務が舞い込み…。
前作とやってることは大して変わらないが、中盤までのワンカット風ロードームービー的な戦闘の連続はゲーム的で楽しい。
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探偵マーロウ(2022年製作の映画)

3.0

失踪した役者志望の男を捜索する依頼を受けた私立探偵のマーロウだったが、男を追うさまざまな勢力の存在を知り…。
ケジメつけろ派閥としてはこれだけ死人が出てるのにあの終わり方で良いの感はあるが、それも含め
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.7

父の冤罪事件の手がかりを集めるバリーは、過去に遡れる力があることに気づき…。

DCEU12作目。ハードルを上げすぎたせいか面白かったには面白かったけど何だか満足ができなかった。俳優陣の演技と全ての過
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

世界の危機を救ったマイルズはその行為がマルチバースに影響を及ぼしたことを知り…。
シリーズ2作目。世界を救うか身内を救うかの状況で身内を選択する展開は大概嫌いだが、今作はむしろ好き。ホービーを始めとし
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ジャスティス・リーグxRWBY: スーパーヒーロー&ハンターズ Part 1(2023年製作の映画)

4.3

別世界から来た人間と出会ったRWBYの面々は自身の記憶に異変が起きている事に気づき…。

RWBY色強めのコラボ作。ガチファンタジーの世界に行っても微弱体しないと釣り合い取れないDC勢が強すぎる。
D
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俺物語!!(2015年製作の映画)

3.5

同性からは好かれるが異性からは恐怖の対象として見られる猛男は、ナンパに困る凛子を救い一目惚れするが…。
同名漫画原作映画。大事なことを言わずにすれ違う展開がど定番だからこそ安定している。イケメンお節介
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

4.0

殺し屋を目指す6人は、国岡がインストラクターを務める訓練合宿に参加することになり…。
最強殺し屋伝説国岡シリーズ2作目。強く物を言えない国岡さんが問題児だらけの合宿をなんとかこなして行く作品。相変わら
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

この世で最も黒い絵の存在を思い出した漫画家の岸辺露伴は、絵を一目見るためにルーヴルへと向かう…。
実写ドラマの劇場版作品。プラスアルファの要素は入れてはいるが、短編の原作と概ねの流れは同じなためどうし
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.5

フィリピンで逮捕された犯罪者を韓国まで護送する船の中で、犯罪者たちによる反乱が発生し…。
血が出ないのは序盤だけな韓国産バイオレンス映画。重要そうなキャラでもあっさり死ぬ人の命の軽さと、容赦のない暴力
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さがす(2022年製作の映画)

3.3

連続殺人犯を見つけたと話す父親が翌日姿を消した。娘の楓は父を探すうちに父の名前を語る男と遭遇し…。
佐藤二朗と清水尋也の演技が冴え渡る作品。導入部分は誰も好きになれなかったが、中盤から安楽死を題材とし
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THE INFORMER/三秒間の死角(2019年製作の映画)

3.0

情報屋のピートは刑務所へと潜入するが、FBIの裏切りによって孤立無援の状態に陥り…。
脱出劇映画ではあるが肝心の脱走方法に新鮮味を感じず。でも主演のジョエル・キナマンがイケメンすぎるのでジョエル・キナ
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.3

汚職の暴露と母の危篤が同時に起き焦る工藤は、豪雨の中で若者を車で轢いてしまい…。
韓国映画の日本リメイク作品。原作未鑑賞。登場人物がクズばかりなのでどうなっても良いや感は否めないが、最後まで行くほどに
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犬王(2021年製作の映画)

4.0

視力を失い琵琶法師となった友魚と猿楽の一座に生まれた異形の子・犬王。2人の道は音楽と共に徐々に交わっていき…。
湯浅政明監督作品。自分はミュージカル映画自体にあまりハマらないことが多いが、アヴちゃんと
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.5

ボルダリングに打ち込む小寺を見つめる近藤。何に対しても真剣に打ち込めない卓球部の近藤は小寺に影響を受けていき…。
同名漫画の実写化作品。原作未読。練習のラリーっぽい卓球の試合に違和感があるが、1人の真
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帝都物語(1988年製作の映画)

2.8

平将門の霊を呼び帝都の崩壊を目論む加藤保憲を止めるため、彼の陰謀に気づいた者たちは帝都の防衛を強化するが…。
1988年の同名小説映画化作品。兎にも角にも最初から最後まで嶋田久作の存在感が凄い。物語は
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