いとさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ブラッド・ファーザー(2016年製作の映画)

2.8

仮釈放中のジョンは行方不明となっていた娘がギャングのトラブルに巻き込まれたことを知り…。

メル・ギブソン主演作ギャングとの抗争よりも断酒の方が辛そうなお父さんの奮闘劇。地味目な内容だが精一杯正しくあ
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RONIN(1998年製作の映画)

3.3

パリの酒場に集められた互いの素性すら知らない5人の男たちはスーツケースの奪取を命じられ…。
本当に互いの素性すら分からないまま中身が不明なスーツケースを奪い合う映画。イキりまくりのショーン・ビーンや、
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.0

ロボット開発者の宗一郎は大事なものを奪われ冷凍睡眠装置に入れられてしまい…。
ロバート・A・ハインラインの小説の映像化作品。序盤こそ胸糞展開なものの、出会う人物が善人ばかりなので特にドキドキもしなかっ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

1984年。業績悪化の続くNIKEバスケットボール部門のソニーは、M・ジョーダンと専属契約を結ぶべく奮闘する…。
エア・ジョーダン開発秘話を描いた作品。主人公が周囲全員から罵倒されまくる営業法を披露す
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ダークロード -闇夜の逃亡者-(2006年製作の映画)

2.3

一流企業を経営するトーマスは、共同経営者の殺害の嫌疑をかけられてしまい…。
マッツ・ミケルセン主演作。冤罪逃亡物ではあるものの、その状態になるまでが長すぎる。マッツが椅子に縛られて拷問を受けるシーンが
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.8

明石藩主松平斉韶の暴虐の数々を目にした老中の土井は、御目付役の島田に斉韶の暗殺を命じる…。
同名映画のリメイク作。斉韶を演じた稲垣吾郎の邪智暴虐ぶりが凄まじく、必ず討たなければならない敵役としての存在
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.8

福島県でみかん農家を営む父のもとに家出した一也は、転校先の小学校でこの町に広大な森林があることを知り…。
中田秀夫監督作。ネタバレで興味を惹かれ鑑賞。雰囲気は結構好きだが、ターボ歩美みたいな動きをする
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

3.8

極秘入国していた博士が殺害された。統括監視官の常守は外務省との合同捜査になったことで狡噛と再会し…。
3期の前日譚映画。設定が一変しまくっていた3期の謎を埋める作品で、全体的にあっさり描くなあと感じて
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ノロイ(2005年製作の映画)

3.8

失踪した作家の小林が残したビデオ。そこには奇妙な音に悩まされる母子を取材する小林の映像が残されていて…。

白石晃士監督作品。ニュース映像や特番を映す展開を繰り返すことで関係者が次々と死んでいく終盤に
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

4.0

両親をギャングに殺害されたナット・ラブは自身もギャングを結成し復讐を繰り返していて…。
何かと話題のジョナサン・メジャース主演作。全体的な演出が自分好みな西部劇。イドリス・エルバのただ残忍なだけでない
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.5

灯台のみが建つ孤島に 上陸した2人の男。燈台守として2人は4週間の勤務を始めるが…。
ロバート・パティンソン目的で鑑賞。どちらかが狂っているのかもしれないし、もしかしたら両方とも狂ってるかもしれない物
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.3

牧場を経営する父の死後、OJは牧場を引き継ぐが維持もままならないほど経営は傾いていき…。
ジョーダン・ピール監督作。多少のネタバレを知ってしまった状態で鑑賞したものの、想像の斜め上の展開だったため中盤
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

インターハイ二回戦、湘北高校は絶対王者の山王工業とぶつかり…。
原作者が監督と脚本を務めた作品。原作に思い入れが少ないのでスルーしてたが、主人公としてスポットされるキャラも意外だし演出にも大満足。半年
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宇宙の彼方より(2010年製作の映画)

3.8

薄れていく記憶の中ではっきりと覚えている"恐怖"にだけ色が着く、映像化としての着想の妙と、理解の及ばない存在に害される恐怖と禍々しさに満ちていました。

『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』と
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暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー(2023年製作の映画)

3.5

自分の世界に戻った介人は世界が柏餅に支配されていることを知る。一方、タロウは失っていた記憶を取り戻し…。
人生初の戦隊ヒーロー映画鑑賞だったがドンブラのその後が思ったより深刻な状況に。最後は当たり前の
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

酒浸りの毎日を過ごすクイルとガーディアンズの前に新たな災難が訪れ…。
MCU32作目。GotGの完結編と銘打たれているため重苦しい作品だと警戒していたがいつも通りノリで安心。ネタバレになるので多くは言
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.3

拉致された姉を探す星矢は自身に小宇宙の力が宿っていることを知り…。

ハリウッド実写版作品。
原作をほぼ未読だからか前評判ほど悪く感じずむしろ原作に興味が湧いた。拷問シーン丸カットや徐々に裸になる真剣
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.6

不思議な世界に迷い込んでしまった配管工のマリオは世界の征服を企むクッパに立ち向かうことになり…。
人気ゲームの映画化作品。ギャグやノリなど全体的にミニオンズ色が強く自分にはあまり合わなかったが、推しの
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名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)

2.5

コナンたちを連れバカンスのため神海島を訪れた小五郎は、海底から宝が発見されたことで島が賑わっていることを知り…。
劇場版11作目。まだ蘭に拳銃を向けてイキる事が許された時代。特筆する部分はないが、宝探
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名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005年製作の映画)

3.3

豪華客船の処女航海に招待されたコナンたちは、船内で殺人事件に巻き込まれることになり…。
劇場版11作目。終盤の推理も救出も奮闘する小五郎がとにかくイケメンすぎる回。一方でアガサ博士は盗聴系の発明ばかり
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名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)(2004年製作の映画)

3.2

舞台女優の樹里のもとに怪盗キッドから予告状が届く。依頼を受けた小五郎に同行したコナンはキッドと対峙するが…。
劇場版8作目。キッドとの馴れ合い感がまだ薄いので今観ると新鮮だが、一方で推理とハプニングが
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

2.2

農場を経営するガードナー家の近隣に隕石が落下。その日から家族の周りで不可思議な現象が起き始め…。
ラヴクラフトによる小説の映画化作品。トマトが不味くてブチ切れるニコラス・ケイジが面白いけど怖い。全体的
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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

3.0

窃盗団のメンバーが日本各地で殺害された。京都を訪れたコナンは同じ事件を追う平次と遭遇し…。
劇場版7作目。物語は地味目だがCGの多用やアクションシーンでグリグリ動くアングルなど、アニメ映画としてのクオ
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

3.5

過去を変え現代に戻った武道だったが、現代の東卍も凶悪組織であることを知り…。
血のハロウィン編前編。原作既読なので物語に驚きは殆どないが、実写化としての丁寧さは感じる。村上虹郎の羽宮が魅力的で意味不明
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

2.5

過疎集落に建つゴミの最終処分場で働く片山優は、親の借金の返済のために犯罪活動に身を落としていて…。
横浜流星主演作。祭りや村の風景など田舎の雰囲気を映像では魅力的に映す割に、物語は村社会のクソさに満ち
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名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.6

仮想体感ゲームの完成披露パーティに参加したコナンたちだったが、体験会は人工知能に乗っ取られ…。
劇場版6作目。ベイカー街が舞台とは言えホームズ蘊蓄が多すぎる気がするが、人工知能の暴走を描いたデスゲーム
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.5

海外旅行中に消息を絶った母を探すグレースは、母の行動をさまざまな方法で追跡するが…。
シリーズ2作目。全シーンがPC画面上な演出と匿名性の生む不気味さはそのまま。ミステリーとしては前作の方が出来が良い
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ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.3

密輸業者のフィネガンは内容不明の依頼を受け航海していた。一方、三千人を乗せる豪華客船では異常事態が発生していて…。
午後ローで鑑賞。全体的に時代を感じるモンスターパニック感が面白くバイオ4っぽいラスト
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

世界中の監視カメラの映像を集めた海上施設に黒の組織が手が迫り…。
ガッツリと黒の組織との攻防が描かれる劇場版26作目。顔バレ厳禁な人たちが水面下で戦う面白味がありつつも、蘭の戦闘力が黒の組織にも通用す
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美しい彼〜eternal〜(2023年製作の映画)

3.3

俳優として活躍し始めた清居と同棲する平良は、カメラマンとしての自身の実力の無さを強く感じるようになり…。
ドラマの劇場版作品。首を傾げるような展開や演出がところどころにあるが、もう完全にデレ要素しか無
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ヒート(1995年製作の映画)

4.0

ニール率いる強盗団は新入りのミスで警備員を殺害してしまう。事件の捜査に乗り出したヴィンセントはニールに執着し始め…。
マイケル・マン監督作品。仲間想いで優秀だが、社会に決して馴染めない人間たちのぶつか
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

盗賊のエドとホルガは脱獄を果たし家族の下へと戻るが…。

2001年公開映画のリブート作品。序盤は作品のノリにハマることが出来なかったが終盤にかけて大好物な展開に。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが
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映画 ネメシス 黄金螺旋の謎(2023年製作の映画)

2.7

仲間が死ぬ悪夢を繰り返し見るアンナの前に彼女の持つデータを狙う男が現れ…。
連続ドラマの劇場版作品。妙なタイミングで展開が飛ぶことが多く、難解と言うか違和感が強い。スーパーテクノロジーの演出を含め、不
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

海底で何かに襲われ連絡を絶った探査チームの救助のため、引退したダイバーのジョナスが呼び出され…。
続編の前に鑑賞。思ったよりもステイサムが生身でサメに立ち向かうため、やはりステイサムくらいの身体能力が
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.1

殺し屋のまひるとちさとは、ジムを解約し忘れたことで巨額な滞納金を支払うことになり…。
シリーズ2作目。スケールは小さくなったが、殺し屋と言う職業でありながら共感できる日常感満載の会話は健在。好みは分か
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