わたしが一番好きな脚本家であるスティーヴン・ナイトの監督作である。
ナイトが一貫して描いているのは、モラルとアンモラルとのあいだでまっすぐ歩もうとする人々、「過去は忘れてはならない」との思いで行動す>>続きを読む
「怪盗グルー」シリーズのイルミネーション・エンターテインメントが製作しているにしては、ドタバタとハチャメチャに満ちた破天荒なグルーヴのない「普通」のミュージカル映画で、「なんでこんなに売れているのかよ>>続きを読む
見た目の可愛さとは裏腹に、中身はジョン・カーペンターの傑作『ゼイリブ』のようなディストピアSF。
いかにもヨーロッパの児童文学を思わせる、のどかな田舎の村の風景。大きな風車、貯水タンク、自転車に乗る>>続きを読む
余計な共感や感情移入を排した、冷徹さが光る良質のドキュメンタリー。
YOSHIKIの父の自殺、HIDEの死、TAIJIの自殺、そして満身創痍のYOSHIKI自身。この映画には濃密な死の気配が漂ってい>>続きを読む
安藤組の舎弟だった花形敬(『刃牙』の花山薫のモデル、この映画での役名は日向謙)をモデルに描いた実録やくざ映画。
安藤昇本人が安藤昇の役で出演、さらに原作と企画も担っているのだけども、それはつまり安藤>>続きを読む