いぼんぬ怒りのデス労働さんの映画レビュー・感想・評価

いぼんぬ怒りのデス労働

いぼんぬ怒りのデス労働

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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.3

22番にも先生にも共感した。先生が失ってしまったフレッシュな感性を22番が持っていて、音楽が好きというときめきを先生が持っている。両方を持っている人もいるだろうけど、片方だけの人はお互いを感化しながら>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.6

鹿殺し→ロブスター→籠の中という順に観て、今作の話の抽象化の極みっぷりに圧倒される。
あとこの監督…生理的に不快な映像撮るのうますぎる…!
先述の通り抽象的すぎてエンタメ的では全く無いですが「井の中の
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

自分と似ていると思う人に恋をすると信じて、恋した人には「自分と同じだ」と思われる様に努力するのは矛盾してるのかもしれない。自分はその人に似ていなくても、ただ魅力的に思って恋しているのに…
恋した人と違
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.7

難解系。まずミュージカルのオクラホマ!を観ないと、なにを踏襲したのかわかりません。
しかしながら、観ないで鑑賞しても全く理解できない訳でも無い。多分、彼氏側に近い感覚を少しでも抱いた事のある人なら…。
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.7

ただただ戦争って恐ろしいに尽きる。どんな状況でも信念を貫くって、実際には難しい。

あとこの映画、全然自分好みでは無いんだけども、実話を元にした良い話過ぎて低評価つけにくいです。良い話です。以上です。

ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

3.8

安心して見れる天才少年もの。
弟かわいい。癒されたい人向け。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.7

面白くないかというとそうでもないけど、なぜか刺さる所が無い様な映画でした。
途中から、自分の想像した展開が本編よりぶっ飛んでしまったせいか、物足りなかった気がします。

弁護士のシーン要ります?
反面
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.2

原作を読んでいないまま映画観ましたが面白かった。物づくりで商売する人の抱く感情が万国共通というのも笑ったし、やりきれなさが充分解るだけに悲しみも深い。
コミカルに描かれていたからか、見終わった後はちょ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

さすがの胸焼けする後味の悪さ。ルーン文字をちょっと勉強したくなって調べてみると、後追いでも恐怖を味わえます。
最後のヤケクソ女王みたいな絵面がギャグ味あって良い。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

なんだかよくわからない。と思って調べてみると、町山さん曰くシルバーレイクという土地柄に意味がある事を知らないとわからない、という事が判明。ははあ、と一部理解したものの、もう一度見直す気力は無い。

ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.7

古い映画なのにチャチく感じない恐怖感。無表情な娘と、変態顔の精神科医が絶妙なキャストというか…誰が黒幕か色んなパターン想像してしまって、引き込まれる展開でした。

幻の光(1995年製作の映画)

3.5

江角さんと浅野さんの関西弁はさて置き、寒そうな港町に似合う仄暗い話。
江角さんかわいい。
内藤さん男前。
誰にも判らない事の理由なんて何でもいいのかもしれないけど、誰のせいでもないと思わせてくれる飄々
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.7

普通わがままでお金持ちで悪気もなく暴言を吐くキャラは因果応報的にバッドエンドを迎えそうではあるけど、シェールの場合には全てにおいて的をいているのでグゥの音も出ない。
かわいいしオシャレで天然でピュア…
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.8

実るまでのトキメキが好きなタイプなんだと思うけど、ニコラに溺れて行く2人が恥ずかしいほどにダサくて魅力的で、でも3人全員に感情移入してしまう…

ドランおいしいね

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

バリーコーガン君、あんなナチュラルに生理的なヤバさを醸し出せる人は中々いないと思った。パスタの食べ方なんてみんな一緒だよ、なんて言いながら屠る姿は特にマッドネス。

終始不穏なBGMと弟の執着に心打た
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

衣装と美術の見せ方が良かった。この監督の他の作品を見たこと無かったのでわからないけど、エンタメ的に見れるので見た後はスッキリする。どのキャラにも同調できるし、どのキャラも善であり、悪にもなる。政治の話>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.7

実話ものでディカプリオが体張ってると聞いて見てみた。トムハーディ全然見つけられないのは私だけか。ディカプリオの生命力が太陽を盗んだ男の菅原文太を超えました。
復讐を自然に委ねる事で、本当の意味での「蘇
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メアリー&マックス(2009年製作の映画)

3.8

アニメのクオリティは近年からするとそんなに高くはないけど、セピアとモノトーンで描かれた世界観と実話を基にしたストーリーが泣ける。
ラストが結構ウワーッてなります。良い意味で。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.7

「少年に恋する」という事と「自分の音楽を完成出来ない」おじさんの葛藤をリンクさせたビジュアル映画。芸術は純粋でない経験から成る、という友人の言葉に教養でなんとかできると信じていた主人公のノンストップム>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

ちょっと期待し過ぎた所は否めないけど、娘の顔が最高にホラーでした。個人的には隣人がやっぱり1番怖いな…。
やっぱり次回作あったりするんだろうか

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.8

アメコミ好きの友人から勧められて、アメコミあまり好きなのないので何年もためらってようやく見たらもう好き。ベイマックス欲しい。ラストのベイマックスがちょっと強引な所に惚れた。そして、オチ予測はできた。>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.7

伏線めっちゃ回収するやん
個人的には衣装すらも伏線に感じた。
宗教的な部分が微妙にわからなくて理解出来てない所が多いかも。

賛否両論ありますがゲットアウトに近い雰囲気の怖さがあって、面白かったです。

ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.7

フェイクの方か…!なんでもそうだと思うけど、制作に貪欲になれる人って結構こういうモラル無い人じゃないとなれない。若い人という言葉がイコールそういう人を指してる様なラストシーンでしたが、一応アダルトも「>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

すごく生々しいのに爽やか。でも長いな…女の子もご両親も良い人で切ない。でも長い。

美しすぎる母(2007年製作の映画)

3.5

エディレッドメイン見たさで鑑賞。ストーリー自体は実話ベースで凄いのに、なんだろうこの中途半端感…。とは言え、エディレッドメインの体当たり演技に毎度感心する。たぶんストレスの溜まるシーンが少な過ぎて、急>>続きを読む

バンデットQ(1981年製作の映画)

3.6

「悪はなぜ必要なの?」
「自由意志を得るためさ」
この言葉の為だけの映画だった。
あとは美術すごい。子供の時に見ても絶対理解できないし、大人になって見るにはちょっと退屈かな。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

もっと宗教寄りの映画かと思ったけど、SF寄りでした。
疑心暗鬼になっちゃうよ

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.7

前作から少しストーリーを引き継いだ流れはありつつも、ここから見ても完結してるから良いです。今回は宗教もの。相変わらずアサドは優秀「人生は神秘的なものです」って…アサド何があったの?
個人的な好みではあ
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