sithmaroさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

実に面白い。

『ガリレオ』シリーズはドラマから入って、後から原作を追いかけていたので初見の時点は原作未読。

劇場で観てまず思ったのは「想像していた内容とは違う」「ガリレオっぽくない」ということだろ
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戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH(2009年製作の映画)

1.5

確か初めて観た3D映画

それはいいとして、個人的には清水崇という監督はあまり高く評価はしていない。
清水監督は以前に「恐怖と笑いは紙一重」みたいな発言をしていた。
実際に私は『呪怨』を観て笑っちゃっ
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.3

洋画の「なんちゃって日本」の世界観で描かれた作品の中では一番面白いかもしれない。
日本人としてツッコミ所は多々あれど、割りきってしまえば、そこそこ楽しめる内容ではある。

とは言え、演出や脚本に関して
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大決戦!超ウルトラ8兄弟(2008年製作の映画)

3.5

子供向けと思わせて、さりげなく親父向け映画かもしれない。
多次元世界設定は世界観の違うウルトラマンを集結させるための方便みたいなものだが、ある種のお祭り映画なので気にしてはダメ。
ただお子さまには少々
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.5

ポスターなとを見ると、アンジーが主役に思えるが、実際はジェームズ マカヴォイ演じるウェスリーが主人公。
公開当時はマカヴォイがまだまだ知名度が低く、「誰だお前?」と思ったのも良い思い出。
一方で脇を固
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.5

漫画原作、あるいはアニメの実写化作品の中では、かなり出来は良いと思う。
ビジュアル的に原作のイメージを崩していないのは高評価。
キャスティングが秀逸。

かなりくだらない映画なので、人を選ぶ作品ではあ
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(1982年製作の映画)

1.5

80年代初頭の成人映画。
スタッフの中に周防正之の名前があったり、脇を固める俳優陣が今となってはやけに豪華だったりするのだが、それ以外は特筆することは何もない。

成人映画なのだからセックスシーンが多
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宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章-STASHA-(2022年製作の映画)

3.5

前章が面白すぎて期待が高まりますぎたか。
前章よりはスコアは低め。
ただそれでも良作。

2202のガトランティスの描写にも当てはまることだが、旧作における暗黒星団帝国の絶望感と比較すると今作における
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宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-(2020年製作の映画)

3.8

2202があまりにも残念な作品になってしまったために、今作品を観るのは躊躇していた。
まぁ、結局気になって劇場で鑑賞することになったのだが、お金を払って観に行っただけの価値はある作品に仕上がっていた。
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らせん(1998年製作の映画)

3.0

公開当時に大宮東宝白鳥座にて鑑賞。

『リング』の続編であり、公開当時同時上映された作品。
とは言え、監督の違いと言うか、演出の違いと言うか、方向性が全く違うためにちぐはぐな印象を受ける作品になってし
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リング(1998年製作の映画)

2.3

先に原作を読んでいて、当時劇場で鑑賞した作品。
公開当時に大宮東宝白鳥座にて鑑賞。

原作は呪いのビデオの謎を追うミステリー要素の強い作品であったのに対し、映画はそのミステリー要素をほとんど排除してス
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サンダーバード55/GOGO(2020年製作の映画)

3.3

ストーリーそのものは、かつてのテレビシリーズと比較しても特別面白いものではないと思う。

ただこの作品の価値はそういうことではない。
CGに一切頼ることなく、50年以上前のスーパーマリオネーションと名
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

3.0

いきなり観ると、独自の世界観についていけずに置いてきぼりを喰らうかもしれない。
予習必須な映画。
押井作品が好きなら高評価だろうが、押井作品初心者にお勧めできる作品ではない。

とは言いながらも、実は
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放送禁止 劇場版 〜密着68日 復讐執行人(2008年製作の映画)

3.3

『放送禁止』のテレビシリーズは好きなのだが、何で映画にした?というのが素朴な疑問。

このシリーズの場合、初見よりも、2回目3回目と繰り返し観ることで面白さがジワジワと伝わってくるような作品なので、あ
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

3.5

エピソード2と3の間のスピンオフ。
後にテレビシリーズも制作されているが、そちらのパイロット版のような内容。

ストーリーは単純明快、王道中の王道なので、新しさはないが安心して楽しめる。

カトゥーン
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機動戦士Zガンダム II -恋人たち-(2005年製作の映画)

2.0

テレビシリーズ総集編3部作の2作目。
1作目同様、20年前の作品を切って新作カットでつなぎ合わせただけの作品なので、家庭で観る分にはいいかもしれないが劇場の大スクリーンでの鑑賞に耐えうる作品ではない。
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

これは評価が難しい作品。

『○○対ゴジラ』や『ゴジラVS○○』、つまりはゴジラとムートーが戦う映画だとして観れば評価は高くなる。
しかし核兵器や放射能に関する描写を考えると、「いや、ちょっと待て」と
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八甲田山(1977年製作の映画)

3.8

遠い昔に観てはいたが、今回久しぶりに鑑賞。

史実をベースにしているから結末は解っている。
だから終始切なく、辛く、苦しく、そしてとんでもなく重い。
そして三國連太郎演じる山田少佐の言動や行動にイラッ
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.5

MCUの2作目なのだが、なぜか日本では『アイアンマン』より先にこちらが公開されてしまった。

単独タイトルの作品としては、ちょっと切なく、アメコミヒーローらしいカタルシスも乏しいため、スッキリ爽快とい
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.8

シリーズ4作目。
実に19年ぶりのインディの新作。

シリーズの中では評判が良くはないみたいだが、私は嫌いじゃない。
まぁ、ラストの「アレ」を受け入れがたいという人の意見も解らないではないので妥当と言
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.3

ゴジラシリーズの3作目にして、初カラー作品。
日本映画チャンネルで放送していたので、久しぶりに鑑賞。

今作品を公開当時に観た人達の反応はどうだったのだろう?
『ゴジラ』『ゴジラの逆襲』の後に今作品を
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.8

BSテレ東で放送されていたので、久しぶりに鑑賞。

何度かリメイクされている名作であり、数ある同作品の中でも至高。
他がダメと言うわけではない。
今作品が良すぎるがゆえに越えられない壁になっている気が
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SHINOBI(2005年製作の映画)

2.0

お洒落でスタイリッシュな忍者アクションや、時代劇版『ロミオとジュリエット』が観たいのならばお勧め…なのかな?

一応原作は山田風太郎の『甲賀忍法帖』の筈なのだが、完全に原作ファンや時代劇ファンを置き去
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劇場短編マクロスF 時の迷宮(2021年製作の映画)

4.0

『劇場版 マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』と同時上映の『マクロスF』の短編。
一応念のため、テレビシリーズの続編ではなく、劇場版2作の続編になる。
なのでテレビシリーズしか観ていない方は混乱しな
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

DCエクステンデッド・ユニバースの6作目。
とは言えMCUほど嵌まっていたわけではなかったので、劇場での鑑賞はスルーしていた。
さの判断は間違っていたと言わざるをえない。

これまでのDCエクステンデ
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リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(2003年製作の映画)

3.5

原作コミックは未読。

19世紀末を舞台にした小説の登場人物を一堂に集めるというアイデアは面白い。
ある意味「お祭り映画」なのだが、観るが側の知識と言うか、見識を試される映画かもしれない。

無理やり
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スコーピオン・キング(2002年製作の映画)

3.0

『ハムナプトラ』シリーズのスピンオフ。
『2』のラスボス、スコーピオンキングを描いた英雄譚。

と言っても特筆すべきことは特になく、どこかで観たような、よくある英雄物語。
そもそもスコーピオンキングっ
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.8

1932年の『ミイラ再生』という映画のリメイク。
今作の前に『ミイラの幽霊』という邦題でリメイクされたらしいが、どちらも未視聴。
今作品も含めてタイトルは全て『The Mummy』。

恐らく前2作が
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ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

3.5

続編あるあるのオンパレード(笑)

目新しさはないが、基本に忠実。
安心して観られる愛すべきバカ映画。

今回もリックとエヴリンのバカップルが主役だが、劇中で結婚して子供もいるせいかバカ度が下がってし
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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008年製作の映画)

3.5

実はこの映画を劇場で観る前日に『ダークナイト』を劇場で鑑賞していたので、相対的に評価下がるかなとは思っていましたが、これはこれでそれなりに面白かった。
とりあえず何も考えずに楽しめる、いつもの『ハムナ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

ノーラン版バットマンの2作目。

率直な感想は…
暗い、重い、長い、でもすごく面白い。

長いと言っても、飽きさせるような展開ではないので問題はないのだが、その分疲れる(苦笑)
当時映画館で身終えた後
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怪獣総進撃(1968年製作の映画)

3.5

所謂東宝怪獣を集めたお祭り映画。
映画館ではなかったが、初めて大スクリーンで観た映画だったので思い入れは強い。

個人的に好きな東宝怪獣のツートップとも言うべきゴロザウルスとアンギラスが登場するだけで
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.3

公開当時に大宮ハタプラザにて鑑賞。

冒頭の少年時代のインディを演じるリバー・フェニックスからハリソンに変わる瞬間の演出がたまらない。
あらゆる映画の中でも一番好きなシーンかもしれない。

そんな話は
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三国志 完結編 遙なる大地(1994年製作の映画)

3.0

なんでこうなった?

前作までは駆け足ではあったものの、ベースとなる三国志演義からは大きく外れることはなかった。
なので不満もあるにはあったが、それなりに楽しめた。

しかし今作品 のオリジナルキャラ
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三国志 第二部 長江燃ゆ!(1993年製作の映画)

3.5

公開当時に新宿東映パラスにて鑑賞。

三国志アニメ3部作の2本目。

前作もやや駆け足感はあったが、今作はそれがさらに加速したような印象を受ける。
実は前作は黄巾の乱から呂布の死までを描いているので1
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三国志 第一部 英雄たちの夜明け(1992年製作の映画)

4.0

公開当時に新宿東映パラスにて鑑賞。

アニメ『三国志』3部作の1作目。
黄巾の乱から五丈原までの50年を3作で描くなんて、そりゃ無理だよ。

とは言うものの、この1作目は呂布の死までを描いているので、
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