一応原作小説はあるものの、根本的に色々と違うので別物と思った方がいい。
原作は文章力問題こそあるものの、ストーリーは面白いので「なぜ、こうなった?」というのが正直な感想。
映画用に新たに設定されたパ>>続きを読む
少年アイスホッケーチームのお話。
落ちこぼれの弱小チームが最後にゃ勝つっていうスポ根の王道。
言い換えるとセオリー通りにやりゃ面白くなるわけで、安心して見られる半面、ある意味卑怯なジャンルかもしれない>>続きを読む
劇場で観たのが公開から2日目。
朝一という理由もあるのだろうが、広い劇場に観客はスカスカ。
「この映画はヤバいかも」と感じた。
それはともかく、ハリウッド映画のような大作を目指そうとした努力は認める>>続きを読む
仮面ライダー映画初のPG-12指定。
R指定ではないが、暴力描写や残酷描写は従来のライダーよりは確実に過激。
ストーリー的にはライダーとしての部分とホラー調の部分がイマイチ噛み合ってなかったり、他に>>続きを読む
エヴァって旧シリーズもそこまで嵌まっていたわけではないのに、なぜか追いかけなきゃいけない気になる。
変な中毒性がエヴァのエヴァたる所以なのか。
今作品は旧シリーズで言うところの1話から6話までをリブ>>続きを読む
公開時、上映館が少なくて、偶然仕事で人形町まで行く用事ができた時に午前に休みをもらって銀座まで観にいったので印象に残っている。
当時職場の女の子に言われたことなのだが…
「ええ?少女漫画原作の映画見>>続きを読む
後半がダメってわけではないのだが、元のテレビシリーズを知っている世代としては青年パートだけで一本作ってほしかった。
とは言え、この時代にこんなにリスペクト満載のザボーガーが見られるなんて夢のようだ。>>続きを読む
石原裕次郎の高額ギャラが話題になった映画。
当時小学校高学年だった私からすると、一応『太陽にほえろ!』や『西部警察』でよく知ってはいたが、そのニュースを知っても「ふーん…」くらいにしか思わなかった記憶>>続きを読む
日本での公開は『インクレディブル・ハルク』の後になってしまったが、実際にはこの『アイアンマン』がMCUの1作品目。
なので、これからMCUの世界に触れるという人にはまずこの作品をお勧めしたい。
登場人>>続きを読む
記念すべき劇場版第1作目。
20年以上も前の作品なので携帯電話やブラウン管テレビなどに時代を感じるが、劇場版のフォーマットはある程度形にはなっており、それが現在まで脈脈と受け継がれていることが解る。>>続きを読む
元はスウェーデン人の作家ルーネル・ヨンソンの児童文学。
それを1972年に日本でアニメ化。
それが海外に輸出され、ドイツで実写版として映画化されたのが本作品。
アニメの完成度が高いとは言え、その面白>>続きを読む
プリクエルの2作目。
どうしても繋ぎのエピソードというイメージが強い。
ただ前作の「これ?スター・ウォーズ?」からの「ああ、スター・ウォーズかも」という流れに対して、確実に帝国時代に近づいてくる流れは>>続きを読む
主人公もヒロインも顔が地味だよな…
なんて理由で鑑賞を後回しにしていた私がバカでした。
一応MCUの劇場公開作品は全て箱で鑑賞しているので「観ない」という選択肢は無かったけど、公開が終了しそうだった>>続きを読む
キカイダー復活を匂わせる発表があった時はどれだけ喜んだことか。
まだ正式な発表がなかった時に、ラジレンまつりでキカイダーの話題を振られた白倉伸一郎が「え?あれヒートトリガーじゃないですかね?」なんてバ>>続きを読む
『シン・エヴァ』で松任谷由実の「VOYAGER〜日付のない墓標」が使われたことでこの曲を主題歌として使用していた『さよならジュピター』という作品が注目されるようになったのはなかなかに面白い話だと思う。>>続きを読む
原作はアルトゥーロ・ペレス・レベルテの『呪いのデュマ倶楽部』。
現在は映画公開にあわせて『ナインスゲート』と改題された文庫本の方が入手しやすいと思われる。
原作は映画鑑賞後に読了。
原作では『三銃士>>続きを読む
同名OVAの既存の映像に新作シーンを追加して再編集した作品。
どちらを観ればいいかと問うならば、迷わずOVAを進める。
さすがに全13話のアニメを1本の映画にまとめるには無理がある。
今回の劇場版の>>続きを読む
オーケンの原作とはちょっと違うけど、これはこれであり。
80年代に青春時代を過ごした世代には刺さるのではなかろうか。
俺は他の奴らとは違う!と心の中で息巻いてサブカルに走り、他の連中が知らないこと、>>続きを読む
最初に『空海』というタイトルだけを目にして、「堅苦しい映画は気分じゃない」と思ってスルーする予定だった映画。
原作夢枕獏の名前を見つけて「そっちかよ!夢枕獏なら観るわ!」と劇場に駆け込んだ作品。
タ>>続きを読む
作画は良い。
しかし退屈な映画。
3部作の第1部にあたる物語なのだが、そもそも映画3部作で収まるようなボリュームの原作ではないので、よくありがちなダイジェストを見させられている感は否めない。
予備>>続きを読む
その衝撃の展開に、恐らくは唯一無二の作品のリメイク。
ルメット版の評価が高いので、果たしてこの作品はどうなるか?
期待半分、不安半分で劇場に脚を運んだ記憶がある。
その結果は…
ルメット版も素晴ら>>続きを読む
うろ覚えだが、公開当時に大宮ハタプラザ劇で観た気がする。
何度も見直している映画だが、本当に完成度の高い映画だと思う。
序盤の現代のシーンは後々の複線がみっちり詰められ、中盤から終盤にかけてその複>>続きを読む
事件の解決はするが、防ぐことはできない名探偵金田一耕介。
一時期はまって映画やドラマを観たし、原作も父の本棚から引っ張り出して読みふけった記憶がある。
今回は祝日にたまたま『午後ロー』で放送されてい>>続きを読む
原作は未読。
ほとんど資料がない時代なので、いい意味で好き勝手に作られた作品だと感じる。
多くの歴史物はどうしても「史実」やら「正史」という言葉に振り回されてしまう。
しかし今作品の時代に関しては想>>続きを読む
元祖怪獣映画にして、最高峰。
いや、この映画を怪獣映画と呼ぶのも違和感がある。
想像以上に政治ドラマであり、人間ドラマだった。
この映画におけるゴジラは人の手によって産み出された災厄。
ゴジラに襲わ>>続きを読む
いわゆるスポ根もののテンプレのような作品。
『ロボコン』以降スポーツ以外でのこうした作品が増えたような気がする。
今作品においてはさほど馴染みのない書道パフォーマンスの世界を描いて、そういう意味では>>続きを読む
まず監督が、変わってしまったことで、いわゆるアメコミのアクションの色が強くなった。
と言っても差別問題が希薄になったという程ではないし、そこはしっかり『X-MEN』シリーズのとりあえずの締めくくりには>>続きを読む
劇場公開当時はまだシネコンなんてものが身近にはなかったので、前売券を手に始発電車で劇場に向かったのを覚えている。
ディズニーに身売りして駄作が連発されてしまった現在とは違い、『スター・ウォーズ』の新シ>>続きを読む
ウルトラマンの映画の最適解とでも言うべき映画。
いや変身ヒーロー物の映画はかくあるべしと言ってもいい。
当時最新作だったメビウスとダンディー4ことウルトラマン、セブン、ジャック、エースの共闘というの>>続きを読む
どうせこんなのダメでしょ…と半ばヤケクソで劇場に脚を運びましたが、ハードルが下がりきっていたせいなのか思ったよりは悪くないかも。
まぁ、原作と比較しないというのが前提条件ではあるが、予備知識無しで観る>>続きを読む
フロンティアの劇場版もそうだったが、まずはテレビシリーズを視聴してから観ることをお勧めする。
全26話の物語を一本の映画に凝縮しているので、テレビシリーズ未視聴だと置いてけぼりを食らうことになるだろう>>続きを読む
モノクロからカラーへの過渡期、全編テクニカラーの最初期の作品ということもあってか、色彩が派手。
ロビン・フッドをテーマにした映画は何本も作られてはいるが、最もプレーンなロビン映画と言えるだろう。
そ>>続きを読む
ロボットアニメで定評のあるサンライズ、そして実写特撮に定評のある東宝、両者がタッグを組んで実写巨大ロボット物を作るという、当時としてはかなり挑戦的な映画ではあったと思う。
ただ当時はそうした野心的な作>>続きを読む
とりあえず2時間半という尺でで関ヶ原を描くのは無理だと証明してくれた映画。
最低でも4時間は欲しい。
壮大な物語を限られた時間にギュウギュウに押し込めた感は拭えない。
私自身は原作を読んでいるし、個>>続きを読む
こういうのが観たかったんだよ。
ディズニーの『スター・ウォーズ』の劇場版としては最高傑作。
(他が酷いと言っちゃえばそれまでだが)
前年のEPⅦで「これじゃない」という気分を味わっていたので過度の>>続きを読む
後年の『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』では、劇中の台詞で「アメリカにもゴジラと酷似した巨大生物が出現し、『ゴジラ』と名付けられたが、日本の学者は同類とは認めていない」なんぞと言われたハリ>>続きを読む