リョウゼットさんの映画レビュー・感想・評価

リョウゼット

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ニューオーダー(2020年製作の映画)

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システマチックな暴力の恐ろしさよ。冒頭の暴動のときのほうがまだ可愛げがあると思わされるところにゾッとした。

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

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新井英樹×吉田恵輔ってだけでなかなかハードパンチ喰らいそうでしたが、思ってた以上に切ない話だった。ナッツ・シトイのたどたどしい日本語話すときの少女感と英語とか話すときのちゃんとした女性っぽいところのギ>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主演3人の演技合戦が三者三様で良かった。特にアン王女役のオリビア・コールマンが凄かった。老いと幼さと狂気を両立させて尚且つどこまでも可愛げがあるのが堪らなく良い。ほかの2人も良かったけどね。ラストのド>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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全く予備知識0、かつ「聖なる鹿殺し」ってタイトルで超難解映画かと思ってたけど、とても見やすかった。こんなしっかりしたスリラーというかホラーだったとは。
いつの間にか病室にいるバリー・キヨガンこえー。ラ
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ロブスター(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかったけど、やっと観れました。「45日以内にパートナー見つけないと動物にされます」というぶっ飛び設定がフックになってますが、ヨルゴス・ランティモス節全開なシュールな雰囲気がたまらん。
禁止さ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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毒親映画の極北。
平泉成っぽいお父さんがなかなか狂ってて良かった。暴力に逡巡がない感じ、ノータイムでぶん殴るのが個人的にツボ。おぞましいんだけど笑っちゃう場面が多くてギリギリの境界線を攻めてるところも
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

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主人公は始終怒鳴り散らしてるし、場当たり的な行動で「おいおい…(^_^;)」って感じになるけどなんか憎めないんよね。
最後のバスケの試合はバスケのゲーム性も相まって結構上がった。それだけに最後の余韻が
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

みんな大好き「コンゲーム」モノのクラシックなんですかね?
窓口係の人の悲哀がいい感じ。あんな奥さん持つと苦労するね。
キューブリックみは少ないけど、ラストシーンで2人がにじりよってくるシンメトリー感と
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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記録;)
車の窓ガラス叩き割って孤高に立ちつくすキャリー・マリガンが良かった。色々見につまされてキツかった。

(2023年製作の映画)

3.0

首チョンパとBL
残酷描写が首斬りと饅頭のシーンくらいしかなかったから、ちょっと食い足りなかった。加瀬亮の尾張弁信長も良かったんだけど、もう一捻り欲しかった。

アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

2.2

ギャレス・エヴァンス監督作らしい痛々しいアクション描写は良かったけど、怖いかと言われると微妙。やっぱりこの人はアクションの人なんだなと。予告で楽しみにしてた脳天ドリルの描写が意外とあっさりだったのが残>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

3時間半あっという間。モーリー役のリリー・グラッドストーンが素晴らしかった。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.2

いろんな人が言ってるが、おじさんとおばさんが喋ってるだけでなんでこんなに面白くなるのか。。スピルバーグの職人芸が達人の域まで達していることが改めて分かる作品。

最近ジャニーズ問題で日本のメディアの在
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。彼女の女の子が跡を継いでチャラ男大学生を◯戮しまくる続編が見たい。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.4

思ってたのと違う感じに行くけど面白かった。思いついてもくだらなすぎてやらないようなことを大真面目にやってるところに好感が持てる。R18じゃなくてもよくないか?高校生とかこそ観てキャッキャするタイプの映>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

3.7

いろいろ言いたいことはあるけどおもしろかった

来る(2018年製作の映画)

3.2

中島哲也作品の中では1番好きです。
キャラがみんな立ってて魅力的。特に妻夫木の周りによく思われようとする薄っぺら男はなんか身につまされる思いで観てました。あと松たか子の只者じゃない感とか柴田理恵の歴戦
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呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)

2.3

シリーズファンの「接待」要素も結構ありましたが、初期作を超えられるくらいのフレッシュな心霊描写があるかと言われれば微妙。
登場人物の襲われ方(殺され方)のバリエーションは豊富だけど、それだけだとスラッ
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ノロイ(2005年製作の映画)

3.3

作中のバラエティ番組が時代を感じれて面白かった。号泣時代の島田秀平とか若い頃のアンガールズとか怪しい超能力検証番組とか良い味だしてる。フェイクドキュメンタリーは白石監督のお家芸になってるけど他の作品よ>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

2.8

「リング」も「呪怨」も特別な作品だからあんまりいじって欲しくない気持ちもありつつ、白石晃士作品だし「化物に化物をぶつける」っていう設定が逆に突き抜けてて良いなと思った。中盤の白眉は噛ませ犬的な霊能力者>>続きを読む

カルト(2012年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

白石監督のお家芸である「フェイクドキュメンタリー」の手法meets除霊アクションものの融合が最高。
呪いの起爆剤を投げ入れるおっさんとか隣人とかの脇役も良い味だしてました。
ラストの取ってつけたような
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エル ELLE(2016年製作の映画)

2.6

ショッキングなシーンはバーホーヴェンだから多いけど、なんかメロドラマ感が高かった気がした。登場人物がみんな良い顔してて意外と飽きない。ある事実を告げられた時の主人公の女友達の表情とか最高。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.2

サスペンス映画としてすごく面白かったー!
リンの孤高の天才カリスマ感がとても良い。あとグレースが可愛すぎて困る。

後味は苦い

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

ゾンビものかと思ったら、チームお仕事ものfeat.父娘再生ものだったでござる。

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.5

絶対に共感できないはずの主人公に感情移入してしまい、最後には愛おしさすら感じてしまう。映画ってすごい。

ジャスミンに幸あれ

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.4

終盤で明らかになるタイトルの意味!!

自分には何ができるのか。

インシディアス(2010年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画はどういう方法で怖らがせてくれるかというところが評価ポイントですが、さすがジェームズ・ワンと言ったところでしょうか。
始まりから不安と緊張の連続。ねっとりとした長回し、急なパン、生活音の微妙
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

めっちゃ丁寧なジャンル映画!
ラストの伏線回収が美しすぎる。