ぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ぺ

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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

2.8

福田監督にしてはバカコメディ度薄かった印象。
とにかく顔のいい女優が軽ふざけしてるのを見る映画で、内容については凡庸の域を出ないかな……。ミステリーとしての伏線がしっかりしているほどではなく、なんかい
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.5

タイムリープ系のラブコメとして一見の価値あり。
同じ1日を繰り返していることを認識してからの様々な行動が面白いし、最終的に善行によって愛をものにするラストも綺麗で良かった!

穏やかな気持ちで見られる
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バブル(2022年製作の映画)

2.3

色彩豊かなテイストやアクションのカメラワーク等はなかなか良かったが、肝心の内容があまりにもスカスカ。アニメ映画でお決まりのパターンから全く逸脱しておらず、初めに予想した展開から何も変わることがなかった>>続きを読む

チキンラン(2000年製作の映画)

2.8

ザ・昔のクレイアニメって感じ。
なかなか絵面の刺激が強かったりと今では考えづらい描写もあるけれど、それも込みで魅力なんでしょう。

内容自体は、可もなく不可もなく。最後にニワトリたちがどう飛んでいくの
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.1

救いが無い……どこまで救いが無いんだ…。
どれだけ行政が福祉の手を差し伸べても、当人が呪いから抜け出せない限りは救えないものも救えないという虚無感。福祉に携わってみるとより親身に感じます。
なんかもう
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.2

同じ"推し"を通じて心から通じ合える仲間を得られる喜び、あらゆるものに通じるなあ。

本当に今泉監督は限りなくリアルに近い演出で人の心を動かすのが上手いな。他の作品でも思ったけど、ザ・泣けるBGM!み
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.2

面白かった。序盤の掴みからしばらくは面白かったし展開が楽しみだったんだけど、予想の裏切り方のベクトルが期待していた方向と若干違ったかなあ……。

披露宴の会場外でのやり取りの展開が少々読みやすすぎたの
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.2

なんか話題になってたので見てみたところ、想像以上に面白かった。
とにかく同じことを思考停止で続けるブラック企業とタイムループの親和性を見出した着眼点がとにかくすごいし、上申制といった性質や各上司を納得
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極主夫道 ザ・シネマ(2022年製作の映画)

3.6

まさに「これでいいんだよ」に尽きる。
しょーもないアホな掛け合いを真剣に繰り広げてるだけで十分面白い。
くっきー!のアドリブで普通に笑っちゃってるところとかも込みで緩すぎる雰囲気が良いな。とにかく無心
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.2

原作知識とか一切無くても十分楽しめる作品。まあ正直原作を知らない身からすると三枚目のエロボケ要素強すぎん?と思ったけど、そういうものなのかな……笑

昔聞いたことのある挿入歌を要所要所で聞きながら王道
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

序盤の展開からの想像を上回るラストに、思わず背筋が凍った。
侍者として過ごしていたロイはずっとアーロンのフリをしていた……ってこと?だとしたらあまりにも恐ろしすぎる。

初めてロイが登場するシーンは本
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.8

いや〜これだよ。こういうのでいいんだよ過ぎる。

グリッドマンとダイナゼノンを両方見てないとストーリー訳分かんない敷居の高さはあるけれど、視聴してきた人をそれだけ満足させる十分な内容。アニメもう一度見
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.9

鍵が入る鍵穴を執着していると言っていいほど探し求めた少年。鍵穴を必死に探す理由や母親の関係が後半に明らかになっていく展開は良かった。
911から20年以上経つけど、たった20年。自分が生きている中で起
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カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

3.5

大槻の話ってこんな呆気なかったっけ。
沼のカラクリは知っていたけど、映像として見ると思ったよりアツくて良かった。

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.2

ザ・キラキラ系の世界観。ファッションセンスが一周回って今のトレンドに近い気がした。

コメディ要素を含めて女のドタバタを描いていて、難しいことを何も考えずに見られました。

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.8

序盤は順当なリメイクの印象を受けたが、後半にさしかかるにつれて控えめな主婦の設定を活かしたメッセージを上手く表現できていたと思います。少々理想的な家庭に収まりすぎ感もあるけど、そこはフィクションだから>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.6

石見舞菜香の芝居がとても良かった。もっともっといろんな作品に出てほしい声優さんだなあ。
ストーリーとしてはファンタジーの世界観を2時間の中に収めきるのが少し難しかったのでは?といった印象。ただ、紆余曲
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.3

母国を失うシリアスな作風かと思ったのに、まさか空港で強く生きていくコメディ展開、果ては空港の従業員たちを巻き込んだハートフルな物語だったとは。

最初は敵意を向けていた人たちと徐々に打ち解けていく様子
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

ハードなアクション2割とゆる〜い日常8割のはずなのに、アクションの濃度が濃すぎてめちゃくちゃいい塩梅。この絶妙なバランスが想像以上にクセになる。
社会に馴染めなくてまともにバイトも出来ずだらけ倒してる
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

タイトルだけで見たらもっとスリリングかと思っていたので、あまりのほのぼの具合に拍子抜け。
基地で暮らす癖あるメンバーのやり取りがすごいほっこりする。ばかでか海老フライ面白すぎるでしょ。

最後まで暖か
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母性(2022年製作の映画)

3.8

「女には2種類、母と娘がいる。」

女性に限らず、人間すべて同じではないでしょうか。
親に愛されたい子、そこから子を愛する親になる……。当たり前なようで、心からその事実を受け入れられるかどうかなんて全
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.8

今までよく知らなかった水俣病を巡る闘いをまざまざと記録した映画。
歴史を知るためにも、全員観るべきだと強く感じた。

「入浴する智子と母」をここで初めて知ったが、まさに衝撃。世界が震撼するに値する写真
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.5

良くも悪くも優等生な脚本。
ただ、作画の安定した綺麗さや歌の演出で泣かせにくる部分が悪くない。

序盤は意図的にシオンのポンコツさを意図的に表していたのでちょっとイライラするけど、最後の大団円の表現は
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エース・ベンチュラ(1994年製作の映画)

3.4

ジム・キャリーマシマシって感じ、あまりにも濃すぎてお腹いっぱいになっちゃうね。

トントン拍子に事件も展開していくので、頭カラッポで見られるシリーズ。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

これは良い……。

お金に生き続けたジャックが異なる世界線で家族と愛の大切さを知る。一般家庭なのに富豪マインドで過ごそうとするコメディ的側面もありつつ、しっかりと家族の大切さを実感していく描写が美しい
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

2.8

ミステリーとも言い切れないなんとも浅い内容だった……。他の人も言ってたけど映画じゃなくて2時間ドラマだわこれ。

ドクター・デス自身の信念が最後まで一貫していないので最後まで小物感が際立つ。サイコ系の
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.1

イス役の人がマジで美人すぎて震えた。

ウジンの顔が変わっていっても、中身をひたすら愛し続けるイスの姿勢がシンプルに素敵。上野樹里とのシーンがあまりにも印象的だぁ……。

SF要素を含んだ中に妙なリア
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

3.1

山本太郎が俳優してるの見るとなんか笑っちゃうな。

原作が顔のインパクト強めなので、実写になった時にどこか弱く感じてしまった気がします。
尺の中で複数のゲームを入れる都合もありますが、なんかそれぞれが
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

綺麗な音ハメでカーアクションが進んでいく異質ミュージカルのような作品。
強盗の面々もイカレ感があまりハマらなかったものの、ベイビーの心根の優しさはとても良かった。

感動作!とまではいかないけれど、音
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

ゾンビ映画としてはなかなか面白い。大枠としては良く言えば王道の筋書きにヒューマンドラマを上手く乗せており、退屈な印象は抱かない。
ラストの伏線まで含めてヒューマンドラマとしての点数は高め。

ただ、キ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

世界観、気っっっっもち悪…………。
人間が害虫のように扱われる世界で、どのように生きていくか。巨人との戦いも最新武器でを使ったSF的展開ではなく、非常に原始的。なんか歌舞伎町のスーパーラットのニュース
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ドラマの方が合うのでは?と思ったけど、様々な出来事の数々がついつい涙してしまう。
自身の死を前に、ここまで強く人に向き合える人物はそうそういないだろうなあ。ただ、いじめで悲しむ娘の逃げ道を封じてしまう
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.5

例に漏れず頭カラッポシリーズ(褒めてる)
山寺宏一と宮野真守が毎回別キャラで出てるの面白過ぎる。世界観に合いすぎでしょこの二人。

怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.5

このシリーズは面白さの安定感があるな。
頭カラッポで見るのにふさわしい。デフォルメされたハチャメチャなアクションが見ごたえあります。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

3.8

バカみたいにヤンチャして、けど仲間のことを心から大切にしていて。昔の田舎だからこそ許されるハチャメチャな青春劇。

なかなかイタズラの度合いがエグい気もするけど、コメディとしてめちゃくちゃ面白い!
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.6

やっぱこのシリーズはテンポが良くて面白いな〜〜。
気軽に見られる良い作品。