カタクチイワシ映画レビューさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

カタクチイワシ映画レビュー

カタクチイワシ映画レビュー

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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

最初に言わせてほしい、やっぱりマッツ・ミケルセンはカッコいい。何着てても似合うしどんな役でもこなせる。あの気品と荘厳さは一体どこからやって来るのか。マッツかっこいいよマッツ…。


冴えない中年高校教
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8

暇つぶしに入ったつもりだったのに、オイオイオイ、おもしれーじゃねーかっ! 初めて劇場で予告観たときの舐めきってた自分をブン殴ってやりたいよ!


RPGゲームの原点となったTRPGの映画化とあって、
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.5

当たり前ですが前作を初めて観たとき程の斬新さはやはりありませんでした。展開もほぼ前作をなぞる様なかたちで進んでいきます。『search』をはじめ、このタイプの作品はPOVの発展系だと思うのですが、もう>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

M.Jは個人的にNo. 1トップアスリート。好きなNBA選手の中でもベスト3に入ります。その彼のシューズ『エア・ジョーダン』誕生の物語を観ないわけにはいかなかった。

やっぱベン・アフレック&マット・
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

新作が好評ということで観賞。成程こりゃ凄い!
社会不適合殺し屋女性コンビが織り成す青春バイオレンスアクション、感服でした!

今どきっぽいゆる〜い会話から絶妙なギャグ、とんでもないハードアクション
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ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション(2003年製作の映画)

3.8

自身の扱いに抗議した結果WBをクビになったダフィー・ダック。警備員ドレイク(ブレンダン・フレイザー)も彼を追い出す際の騒動に巻き込まれ一緒にクビになってしまう。そんな折、元映画俳優として有名な父が本物>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

この年頃のことを思い出して切なくなりました。私は唯のバカなアホでマヌケなガキでしたのでこんな切実な経験はしていませんが、それでも友達との友情や恋愛、性についての悩みは少なからずありました。この映画はそ>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながら初めて観賞。日本でもドラマ『ダブルフェイス』のモチーフとなった香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイク。犯罪組織と警察、双方にスパイとして潜入するディカプリオとマット・デイ>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

観賞前は不安しかなかったんですが結果としてかなり期待値を上回りました。シャザム続編としてはこれ以上ない出来なんじゃないでしょうか。


主人公が前作でのツケを払う展開、“自立”といったテーマ、果てはヒ
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

第一次世界大戦末。敗色濃厚となったドイツ軍は占領下の町に爆弾を仕掛け、やって来るイギリス軍を全滅させようと企む。その企てを知った大佐は、1人の通信兵プランピックに時限爆弾の解除を命じた。何とか潜入した>>続きを読む

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.5

第一次世界大戦時ドイツ兵として捕えられ、後にマンチェスター・シティFCのゴールキーパーとしてイギリスの国民的英雄となったバート・トラウトマンの実話の映画化。


軽く観るのに適した良質映画。それでいて
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

これまた好き嫌いはっきり分かれそうな作品ですね。ホントざっくり側だけで言うなら、マルチバースの命運を握る主婦一家のアイデンティティ・ドラマってところでしょうか。
『スイス・アーミー・マン』の監督方の映
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的映画。

こと映画においてこれまで一度もスピルバーグを通ってきてない人はいないんじゃないでしょうか。スピルバーグより好きな監督は何人もいますが、客観的にみて世界一
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

4.0

1950年代。時代に取り残された昔ながらの奇術師タチシェフは、あるときスコットランドの興行先で少女アリスと出会う。彼を本物の魔法使いと信じ込んだアリスは、タチシェフのあとをついてきてー。


いや〜、
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.9

自由の身でありながら拉致され、12年もの間奴隷生活を強いられた黒人男性ソロモン・ノーサップの伝記の映画化。


黒人奴隷制度を描いた映画はどれも観るたび心苦しくなりますが、今作は久々に心底肝が冷えまし
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.6

妻の浮気現場に遭遇したことから双極性障害となった主人公。何とかよりを戻そうと奮闘するが空回りする毎日。そんな時友人との食事会で1人の女性と出会う。彼女もまた、心に傷を抱えているのだったー。


ブラッ
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ブロンソン(2008年製作の映画)

3.7

イギリスで最も有名な犯罪者”チャールズ・ブロンソン“の半生を描く本作。スゲェ面白いしカッコイイ。アバンタイトルからもう一気に持っていかれました!

こんな人物がいるんですねー。34年の刑務所生活のうち
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.7

よくある高校生の恋愛モノかと思いきや侮るなかれ。この手の映画はどうしても、う〜ん…という出来のものが多い印象ですが、これが思ってもみない拾い物でした。

Twitter発の4コマ漫画原作との事ですが、
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.7

1979年、イラン革命。デモ隊の占拠によりアメリカ人外交官が人質に取られる中、6人の大使館員が脱出、カナダ大使公邸に匿われる。CIAのトニー・メンデスは6人を救出するため、ある作戦を計画する。


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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

元々MCUの中でもアントマンは好きなヒーローなんだけど、今回も面白かった。ドラマシリーズ『ロキ』のラストで僅かに顔出ししたカーンが、映画本編でもようやく登場し、マルチバース・サーガのキーマンである彼が>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.5

モデルを夢見てLAへやって来た16歳のジェシー。彼女はその天性の魅力ですぐにチャンスを掴み、トップへの道を歩み始めるのだがー。


な〜んて書くと少女のサクセスストーリーみたいだけど、全然違う。美しい
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.7

1965年、アメリカ・ニューイングランド沖の小さな島を舞台に、恋に落ちた12歳の少年少女の駆け落ちと、彼等を巡る大人たちの騒動を描く。


う〜んカワイイー! こういうの好きです。なんかストーリーの
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

中東レバノン、ベイルート。少年刑務所に収監中の12歳(推定)の少年ゼインが訴えた相手は実の両親だった。何の罪で?と裁判官に問われ、ゼインは答える。『ー僕を産んだ罪』。


いや〜キツいっす。↑のはオー
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バビロン(2021年製作の映画)

3.8

1920年代ハリウッド黄金時代。この時代のハリウッドは神々の時代そのものだったと聞きます。映画が娯楽の中心であり、映画スターの在り方が現在とは比べ物にならない、全く手の届かない所に在る星の様な存在、正>>続きを読む

ひとごろし(1976年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

山本周五郎原作の同名小説の2度目の映画化。
主演・松田優作。


なんとも恐ろしげなタイトル。ですがご安心を!!この映画、まっっっったく物騒なお話ではありません。寧ろほとんどコメディと言っていい。では
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.6

様々な戦場の惨劇を目にした事から徐々に狂い、犯罪に手を染めていく元カメラマンを、松田優作が演じる。

自分もそうなんだけど、あまり松田優作を知らない世代に特にオススメな作品だと思います。

松田優作っ
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

砂漠にある一軒のモーテル「バグダッド・カフェ」に集う人々と、ドイツ人旅行者の女性の交流を描いた作品。


映画冒頭、このドイツ人女性ジャスミンが旦那と喧嘩別れするシーン。そこでかますビンタのキレと音が
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