いづるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

いづる

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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.3

悲しすぎて救いのないお話。
最後に聞かされる周平の想いが心に刺さる。でも、抱くのは同情よりも恐怖。
俳優陣の演技に引き込まれる。
長澤まさみさんの死んだ目が凄い。やはり感じるのは恐怖。
周平役の2人が
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劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.5

面白かった.
んが,テレビドラマのときのテンポの良さは映画の尺だと難しいのかな.
もっと綾瀬はるかさんのアクションをいっぱい観たかったな.
続編に期待?!

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.1

正義と言うか良心と狂気の戦い.
信念で行動する人と大勢に流されて行動する人.
救われない話.

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.0

インパクトと可笑しさは 1作目の方が上かな.でも楽しめました.
アクションは相変わらずすごく,1作目よりさらに派手に.
ストーリーは 1作目よりダークに.

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.7

重要性が認められなくても信念を持って最高の成果物を創り上げる。まさしくプロの仕事。
最終的には、否定してしていた人達からも認められる。
領域は違えど同じような経験があるので、すごく感情移入して観た。
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

35年以上前に父親と一緒に観た.

深夜にテレビで放送されているのを観たのか,ビデオに録画したものだったのか,とにかく深夜だったのを覚えている.

子役の演技がすごい.ちっともかわいい表情をしないんだ
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ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

5.0

大好きなベートーヴェン交響曲第9番.この曲はバレエ音楽だ! と思ってしまうほど素晴らしい.

本作は 9が月に渡るリハーサルのドキュメンタリーなので,本番当日の模様はほんのちょっとしかない.舞台を観た
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ガッチャマン(2013年製作の映画)

1.7

CASSHERN につづけて観た.こちらの方が分かりやすい.
コスチュームが原作アニメよりも洗練されていてかっこいいが,よすぎてイメージが違う(笑).
キャシャーンやガッチャマンと科学忍者隊のメンバー
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CASSHERN(2004年製作の映画)

1.2

よく分からなかった.途中から分かろうとせずに観ていたように思う.
すごい俳優陣が出演している.
ガリレオ・ガリレイの世界観のようなマシンの数々は観ていて楽しい.
だが没入感はまったくなかった.
樋口可
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.2

悲しくも美しい物語.
ホーキング博士は時間を戻したかったんだろうな.それが研究の原動力だったのかな,と思う.
スティーヴンを演じたエディ・レッドメインとジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズがすごく
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

4.0

この 2か月くらいの間に,「音楽」,「坂道のアポロン」,「SAYONARA AMERICA」を観て,演奏することの喜びを改めて感じたり,音楽に対するピュアな気持ちを思い出したりしたので,久しぶりにこの>>続きを読む

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.5

全否定したくなっちゃう自分を全て受け止めて肯定してもらうことが一番の治療薬なんだな,と改めて思った.
重いテーマだけど,重苦しくなくところどころコミカルに演出しているので,いろいろと勉強になった.
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31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

3.0

筋金入りの大人のどこか不器用なラブストーリー.
想っているのに態度に表せない.想いが強いほどそうなのかな.

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.3

今作でも笑わしてもらいました.
続編を期待.
塚地武雅さん演じる学芸員が最高!

(2020年製作の映画)

4.2

いい話でした.なかなか複雑な糸模様.
榮倉奈々さん,小松奈菜さんのナナコンビの笑顔がステキ.

ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

3.0

愚かな人たちの愚かな行動の話に怒りを感じる.
感情的にならずに淡々と話が進められるドキュメンタリー.
なぜ画家を志した人間が,こんなことをしたのか? 理解できないし,理解したくもない.
その愚行により
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

4.0

2022年大河ドラマで源頼朝と北条政子を演じている大泉洋さんと小池栄子さんのコンビによるコメディ.
ナンセンスなんだけどテンポがよくて可笑しい.

日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

ドラマチックな展開があるわけでもなく,淡々と時が過ぎているのだが,茶道を通して主人公がいろいろな気づきを得て成長していくさまが描かれていて,観る者の共感を誘う.いい作品だと思う.
樹木希林さん,素晴ら
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

4.0

笑いを求めて観たのだが,まさか泣かされるとは!
いい話でした.
多部ちゃん,かわいい.

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.5

阿部寛さんのダメ男演技は最高!
樹木希林さんの演技は自然で素晴らしい!
後日談が気になるような終わり方だが,ここで終わるのがいいんだろうな.

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

2.6

ケネディ大統領の暗殺事件についての知識があってみた方がよいと思う.
自分は「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」や「JFK」,「解禁!JFK暗殺事件の未公開ファイル」を観たあとにこの作品を観た.
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ダイアナ(2013年製作の映画)

2.5

ダイアナが一人の女性としてよく描かれていると思う.どこまでが真実かは分からないが.いろいろ制限されて制約の多い環境から自由を求めるという状況は,なんとなくコロナ禍の今と重なるな,とちょっと強引に思った>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

4.0

甘酸っぱくてほろ苦い青春の恋愛・友情物語かと思っていたが,それだけでなく音楽,特にセッションの楽しさを思い出させてくれる作品だった.
コロナ禍でなかなかセッションする機会がない.コロナが終息したらすぐ
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.5

「天地明察」と同様に純粋に数学を愛す人の物語として面白く楽しめた.
ただし,こちらの作品の方がテーマとしては重い.造ってはいけないと分かっているものを造らせないように奮闘.でも我々は巨大戦艦「大和」が
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.5

狂気なのか? いや,純粋過ぎたのかも.
周りのほうが妙な価値観に縛られて純粋でなかったので狂気として扱われてしまったのかな,と思う.
すごく穏やかに描かれていて,ちょっとしたことに喜びを感じてほほ笑む
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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.7

キャスティングが素晴らしい.
相棒なんだけど互いに信用していない二人.
大竹しのぶさん,豊川悦司さん,この二人にしかできない役のように思う.
そのほかの出演者もすごい人たちばかり.

GAMBA ガンバと仲間たち(2015年製作の映画)

2.7

ストーリーは面白く,画もキレイだし音楽もよいので,今の子供たちも楽しめる作品だと思う.
しかし,昭和の小学生だった頃に粗削りな画のアニメを見ていた自分は,あのガンバのイメージを追い求めてしまうので,ち
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SAYONARA AMERICA(2021年製作の映画)

5.0

観る前から★5 に決まっていた.
だからこのレビューは参考になりません! (笑)

動いている細野さんの姿を見ることができるだけでも幸せ.
アメリカのファンの細野さん愛を感じ,何だか分からないけど自慢
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.5

信頼関係が築けている夫婦は強い.
まっすぐな奥さんの主張が他人に受け入れられるように旦那が実演して助言.
娘ちゃんも最高!

主題は法律が性を区別ではなく差別していることを裁判所に認めさせるだけど,理
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.5

なかなかのオチでした(笑).
騙し騙され騙し合い.敵か味方分からない.
序盤はちょっと退屈でしたが,中盤から本気度が上がってきて面白くなりました.

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.2

ゆったり,なごやか,のどか,のんびり,ほのぼの.
少年の心を持った,いやいや少年のままの 94歳男子が主人公.でも深いからやっぱり爺さんか.
自然の営みの映像がきれいで,それに合わせたコミカルな音楽が
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ばるぼら(2019年製作の映画)

3.1

怖い話である.
幻想なのか妄想なのか.それは心の声,本心なのか?
手塚治虫氏が創作家である自身を投影して書いたのかな,と思って観始めたが,これってすべての人に当てはまるのかも,と思い怖くなった.
手塚
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.8

何気ない会話,「ふつう」の生活の一コマ.
互いに思いやっているのに素直になれない親子.
観る側がそれぞれの境遇に合わせていろいろ考えるんだろうな,と思う作品.
最後にいろんな伏線が回収されていてほっこ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.5

2022年,最初に観た作品.
最後まで見るのが辛かった.一度,中断してしまった...
悪しき時代,悪しき制度.今にも禍根を残している...

音楽(2019年製作の映画)

5.0

なんだ,これ?! 面白い,可笑し過ぎる....
間がいい.短過ぎず,長過ぎず,絶妙である.「間」のあいだに次の展開を予想して笑いが込み上げてくる.でも当たらない.
完全にツボにはまった.
なんだ,これ
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JFK(1991年製作の映画)

3.0

「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」を観たあと,こちらを観た.
とても面白い.のだが長い...
もう少しテンポよく進めてもいいんじゃないの,と思うが,主人公の仕事と家庭の両立ができずに悩むとこ
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