mmntmrさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

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聞けてよかったと思えたのは僅か数人の回答だけだった。

一往復のコミュニケーションでこんな質問に答えを求める方が野暮だと思った。

山本耀司、ハリーディーンスタントンの回答が特に素晴らしい

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.6

珈琲と煙草を愛する人たちのデタラメさが好き。

「禁煙したんだから一本くらい吸ってもいいってもんだ」とかいう台詞の可笑しさがたまらない。「肺には入れない」と言いながらギャン吸いする男たち。だいすきだ。
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ワールドリー・デザイアーズ(2005年製作の映画)

4.0

森の中でスタッフたちが映画の撮影をしている。男と女が何かから逃げるように森の中を疾走する。様々な角度から、何度も何度も似たような映像を捉える。それを撮るカメラを、スタッフを捉える。

MVの撮影も兼ね
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エメラルド(2007年製作の映画)

4.0

誰もいないホテルの一室。宙を漂うのは埃か、綿か、魂なのか、わからない。

突然、「二人はいるの?」と声が聞こえる。
三人ほどの声が他愛もない会話を続け、しばらくするとまた突然声が止む。部屋には相変わら
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カクタス・リバー(2012年製作の映画)

3.6

モノクロ化した日常。異なるフレームレートで提示される印象は確かに非日常的な新鮮味を帯びていた。

チリチリと響くフィルムの音、重たく唸る轟音、それらの音によって、スクリーンに映る映像が記憶の断片を辿っ
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国歌(2006年製作の映画)

3.8

アピチャッポン特有の、何気ない情景の心地良さを感じられて好き。

川辺のテラスで他愛もない会話を交わす女性たち。

何処にでもいる近所のおばさん感。

そこから転じて体育館ではエクササイズをする人々、
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子羊の法則(2016年製作の映画)

3.7

ショットが洗練されていて見応えがある。

舞台も人物も遷移しないコンパクトな物語だけれど、飽きない工夫がなされていて、それが本作の魅力を引き出していた。

ドラマが希薄でリアリズムに沿った展開だから、
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.6

奥行きのある絵画に人を魅了する深度があるのと同じように、今作にも劇中劇の構造的奥行きに不思議な深度を感じた。
カフクの生きる世界が、劇中劇的展開と劇的展開の交錯,共鳴によって複雑に表現されていることに
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空白(2021年製作の映画)

3.9


言いたいことはわかるが、没入感に欠けるので物語として入ってこない。

常に手持ちカメラで撮影していたことに意図を感じはしたが、それ以上に手ブレの嫌な印象が強く残った。

編集力も高くはないので、ニュ
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これがロシヤだ/カメラを持った男(1929年製作の映画)

4.4



物語が無いのにずっと観ていられる。

あらゆる運動をあらゆる技法で捉えた実験的なドキュメント。

リュミエール兄弟のシネマトグラフを凝縮して一本にしたような断片性と、それぞれのショットをユニークな
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BORUTO NARUTO THE MOVIE(2015年製作の映画)

4.6

人類が十数年願ったナルトとサスケの共闘がこれ以上ないカッコよさ。

圧倒的作画、演出。

この作品を最高到達点にするという気概が感じられた。

満足できた作品だったな。

炎の中忍試験!ナルトVS木ノ葉丸!!(2011年製作の映画)

3.8

結構好きだった。

手加減しないナルトと歯を食いしばりながら徐々に追い込む木葉丸。

アツい

劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 絆(2008年製作の映画)

4.0

従兄弟の姉さん達に連れられて劇場に行った。初めてNARUTOに出会った個人的に重要な作品。

アクションシーンカッコよかった気がする。

ストーリーは流石に覚えてないなぁ。

でも大事な作品だから4.
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劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者(2009年製作の映画)

3.8

敵が良かった。映画映えしてた。

相変わらずキャラクターのムーブがかっこいいんだよなぁ。

劇場版 NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズン(2011年製作の映画)

4.4

卑近美的なキャラクター達が好きだった。

アクションの躍動とカメラワークが相当よかった記憶がある。

色使いも好みだったな。

劇場版NARUTOの中で一番好き。