mmntmrさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.3

シンプルに演出がカッコ良すぎた。

映像の技術がワンランクあがったと実感した当時。

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

ヒーローが闇堕ちするパターンを本作で初めて知った少年時代。ヴェノムのカッコ良さと爽快感に酔わされた記憶がある。

スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.4

ノーウェイホームを観て思い出した。

いま振り返るとものすごく懐かしさを感じるなぁ。

当時(僕が観たのは2008年あたり)金曜ロードショーか何かで観た時の、あの新鮮な感動が今も体感的に思い出せる。
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.6

胸熱すぎた。MARVELの本気を見たというかんじ。

高揚のさせ方、悲しみの噛み締め方、ストレートに心を打つ表現に熟練した、ザ・アメリカ的傑作。

“映画って面白い”と無思考にも感じてしまう薬物性は、
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Share the Pain(2019年製作の映画)

3.8

シナリオ微妙だけど撮り方上手い。
演技もわるくない。

ただ、センスは感じない。

歌うまいのに売れない歌手に近い。

美しさが平凡だった。
ただ、それは主人公の設定が甘い時点で取り返しようはなかった
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ROOM237(2012年製作の映画)

3.5

稀に見応えのある冴えた分析をしてくれる語り手は居たものの、殆どの語り手はこじつけやオカルトに近いような無理のある分析だと感じた。

程度の低い読みで誇らしげに断定に至れる詰めの甘さには驚かされる。
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ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

1.5

ジョークだと思えば中々面白い。ラストシーンはもはや笑わせにきてるとしか思えない程に可笑しかった。笑

ふざけてるのか真面目なのかわからないその半端で絶妙な感じがかなりイイ。

他の監督では作れないであ
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.4

最近ようやく映画の音響に意識が向くようになり、もっと知りたいと思い鑑賞してみた。

映画における音の変遷をここまで詳細にわかり易く解説してくれているのは非常に勉強になったし、かつて鑑賞した作品に触れら
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.6

どうしようもなさを描くのがうまいなぁ。素晴らしい作品。
脚本、台詞、演技、カメラワーク、音楽、ユーモア、空気、それぞれ高く評価したい。
東北には美しい景色がたくさんある。

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

4.8

中々に衝撃的な映像体験だった。
難解な構成である事は冒頭から直感するが、それにも関わらず非常に鑑賞し易い作品だとも感じた。解らないのに面白い。

ランデヴーと呼ばれる役,セクション,人生?を9つこなす
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.7

優しい映画だ。それこそ寄り添い、見守られている気持ちになる。
ダミエルが人間になり、世界に感動して若者に色を聞いたり、ベルリンの壁にスプレーアートをする若者に「美しい」と遠巻きに声を掛けるシーンなんか
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.4

アクションの見応えが凄まじい。それに尽きる作品。

殺陣のシーンだけを切り取って観たくなるのもわかる。

脚本は置いておいて、アクションシーンに限っていえばカメラワークや役者の動き、演出それぞれがとに
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

5.0

映画で何が成せるのか。その秘めた可能性を強く感じた作品であった。

知覚しうる限りの全てに感服する。

純粋にそれだけの技術と完成度があるが、何より空気、気配が素晴らしい。

観るものを魅惑し陶酔させ
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.5

右衞門役を勤めた田中泯の初演技を見てみたく鑑賞した。

演技について、氏曰く「演技をすることはできないが、その場に一生懸命に居ることはできる」と他作では語っていたが、その心構えからか、やはり素晴らしい
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.7

恥ずかしながら黒澤明監督作品を初めて鑑賞したので少し包括的な感想を書く。

驚いたのはまずカメラワーク。
特筆すべきと感じたのは三十郎が池に石を放った音で、屋敷の見張りの人数を確認するシーン。
敢えて
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