tkさんの映画レビュー・感想・評価

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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

素敵な映画だった。
ロバートデニーロって笑顔に茶目っ気あるんだよなぁ。ロビンウィリアムスの哀愁漂う微笑みとのコントラストのおかげで、よりレナードの純真な生に対する喜びが伝わってきた。

あらためて、自
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

2.5

ほっこりした。
ヤクザが絡んでるけど、シリアスな描写は全然なくて映画全体はずっとコミカルな雰囲気だった。
綾野剛が演じる一見クールでスマートだけど少し抜けててどっかクセがあるお茶目なヤクザが映画の雰囲
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

よかった!
再上映をしていると知った直後にチケットを買って映画館へ。初めて鑑賞。
帰りは、劇中で描かれてた新宿駅のシーンを思い浮かべて、主人公の姿を重ねながら電車に揺られてた。

元々ある有名な曲に、
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ロ・ギワン(2024年製作の映画)

3.4

面白かった!
ヒロインは化粧が薄い方が100倍可愛い。
正直そこから一気に映画に入り込めた..

国際問題をテーマにしたラブロマンスに、
映画全体をつつむ悲しげな雰囲気と、激しい感情表現の中にも儚い雰
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.7

生きてきた世界の異なる大人二人の静かだけど強固な信頼で結ばれた友情と、信念と覚悟を持った生き方に涙が出た。
信念覚悟だけじゃなくたまに見せる 諦め のような表情に色気を感じたし、そこに哀しげな音楽が組
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

見る前にはぜんぜん想定してなかった内容で今の自分に刺さりまくった。

量子力学的な視点から母親の死と自分の過去を見つめる爽やかな恋愛映画。風景や人の鮮やかなタッチから、夏の夢に浮かされてるようなふわふ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

おもしろかった!

まっさらな感性と、限りなく薄めた自意識でもって世界を吸収しようと貪欲なベラに、とうの昔に置いてきた本来の自分の姿を垣間見る。
その神秘性は人間本来の魅力を輝かせ、エゴと常識越しの窮
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

-

【個人用メモ】
芸術・精神の解放・開放・脱力・憑依・一体感

デビッドバーンの目線から舞台を感じる。
あの振る舞いは脱力し切った自由な状態じゃないと発揮できない。
自分は脱力しながらありのままで縦横無
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

2.5

雑誌や書店でちょいちょい見かける映画をここへきて視聴。
エグい事件のつなぎとして特に意味のなさそうな雑談が交わされて、それが繰り返されていく感じ。

登場人物の心情にこっちの感情が動くっていうよりも起
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アウトフィット(2022年製作の映画)

-

面白かった。

店の中のワンシーンで完結するコンパクトでスリリングな映画。
コンパクトな分、淡々と進んでいく話の筋を途中見失いかけたけど、
振り返ってみたら、話に追いつこうとする分、舞台の規模感がきに
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

【個人用メモ】
記憶は人が辿ってきた歴史そのもの。その歴史がどんなに拭い去りたいものでも、後悔しても仕切れないものだったとしても、それは確実に自分の一部であって、その人にとっては必ず意味のある尊いもの
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ワインは期待と現実の味(2020年製作の映画)

-

シンプルに面白かった。
ワインソムリエをテーマに描く映画っていう珍しさもあってかワインの奥深さを感じながら新鮮な気持ちで見れた。

夢にただ直向きでまだまだ若さが残る青年から現実を見つつ夢を追う地に足
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

-

レストランの料理長をする主人公が事故で亡くした姉の娘と二人で暮らすことに。突然訪れた慣れない環境と姪との関係に苦労する日々を送る中で、厨房に新たに入ってきた平和主義な料理人の男性との出会いを通じて仕事>>続きを読む

マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

セレブリティとまさかのきっかけで結婚することになった教師が、結婚からお互いを知っていく中で次第に愛が芽生えだすっていうとんでもロマンス。自分からは観ることないだろうけどたまたま鑑賞。
結果想像以上に面
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

アンディガルシアを初めてこの映画で知ったけど、若かりしロバートデニーロにしか見えない。
初代ゴッドファザーが息子マイケルの守護神として自らの果たしきれなかった役目を果たしに生まれ変わってきたような感覚
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

一作目はマフィアファミリー全体にフォーカスした印象だったけど、二作目はトップにフォーカスを当てて、ファミリーを組織する上でのトップのあり方についての葛藤が繊細に描かれていた。
一作目はザマフィア映画で
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.5

シチリアのマフィアであるコルレオーネファミリーのドンの暗殺未遂をきっかけに起こるファミリー間の抗争と、ドンの座が親から子に引き継がれていく様子を描いた作品。

観る前の予想とは異なり、ストーリがわかり
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今のこの瞬間、目の前のことに対して丁寧に生きてる人達のストーリーだからこそ、普通の恋愛映画よりも刺さるものがあった。

レミーのどうしようもなく話すぎちゃう所とか、再開した後の空気感と、結ばれた時の満
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セッション(2014年製作の映画)

-

ドラマーと指揮者のエゴがぶつかり演奏が狂気に近づいていく様に、血汗、ドラム音、周囲の演奏がのっかって圧倒された2時間だった

演奏含めた二人の会話の圧倒的な緊迫感と疾走感を突きつけられて、何を感じるか
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

-

久しぶりの日本映画感情。
第二次世界大戦後の在満州日本軍のソ連収容所抑留生活における人間模様と、収容者の家族との交わりについて描かれた作品。

20世紀の彼ら上の世代から受け継いだのは、今自分が生きて
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.9

面白かった。
PUAとそれに弟子入りする中年男性の恋愛模様を描いた作品。

たまたまララランドを見た翌日に視聴。
つい昨日みた二人が全く別の出会い方で恋に落ちてる姿が描かれてて不思議な気分になった。
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.0

netflixで視聴。
有名シリーズ作品の第一作目ということでいつかは見ようと思ってたものをやっと視聴。

程よくまとまったし、内容もまあまあ面白かった。子供の頃金曜ロードショーの予告で一瞬見かけた床
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

以前映画館で見たが、最前列でスクリーンを見るために顔を上げ続けるのに精一杯で映画どころではなかったため改めて視聴。

エマストーンも綺麗だけど、ライアン・ゴズリングのあの優雅な雰囲気は出そうと思っても
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インセプション(2010年製作の映画)

3.0

今更だけど視聴。
何度が視聴をストップして内容を理解していった。
技巧と知恵を凝らしたアクション映画っていう印象で、ダイナミックかつ退廃的で非現実的な映像は映画館で見ると見応えがあったんだろうなと思う
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マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

4.0

面白かった。
着飾ることもせず同じリズムとテンションで物語が進んでいく。それでもストーリーにはメリハリがあって、重厚でリアルな雰囲気が好みだった。
そして、主役?の黒人青年の演技は物憂げで力強い。惹き
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

【個人用メモ】思ったこと
・日々はたまに起こる人との関わりとそこで生まれる感情体験繰り返し。
・不安と恐怖の違いって?
・(ラストシーンの平山の表情)人生はその多くは涙、涙の後には喜び、そしてたまに覚
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

アルパチーノはなんで歳を重ねる毎にかっこよさが増していくんだ?
狂気を秘めつつその上に覚悟と経験が覆い被さって、滲み出る色気になってる、みたいな。
ロバートデニーロも、タクシードライバーの時の危うさが
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

人が淡々と思いもしないところで死んでいく様が北野武映画とオーバーラップした。
ストーリーに無駄がなく語りも淡々としてるから見てて中弛みがない。その中にキャラの名前が多く出てきて覚えるのに一苦労したけど
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.7

SFを食わず嫌いして見てなかったけど、いい意味で衝撃を受けた。もう一度見る。

自己消失とか、霊性との接触への関心が強い自分にとって、クリストファーノーランの世界観から見たこの世の真理と、自分の頭のど
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

2.5

まあまあ。
ストーリーが綺麗に行きすぎてて、正直素直に心に響いてこない。口当たりのいい単調で平和な映画。
なんてことない日に見るべきだったな。
別のタイミングで見ればまた見方が変わると思う。

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

おもしろかった。
明確な恐怖があるわけじゃないけど、見えない強大な力とそれに抗えない絶望感には本能に訴えてくるゾワゾワするような恐怖を感じられた。

先入観で家のオーナーを疑いの目で見てしまう主人公と
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シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

4.0

人生の美しさ、儚さ、尊さに映画を見ながら泣いてしまった。悲しくなるし生まれた時の原点に戻れるような映画。

バビロン(2021年製作の映画)

3.9

前知識ないまま暇つぶしにネットフリックスで見たけどよかった!

人生は壮大な映画で、その映画の中でのいろんな人との関わりが有機的につながることでそれが文化の一部分になる、なんて当たり前のことを改めて感
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(2023年製作の映画)

3.2

緊張と緩和がいい塩梅で織り交ぜられてて、気持ちをかき混ぜられた2時間だった。
毎日死を本気で覚悟しなきゃいけない修羅の時代に生きていた人間は、自分が生きてるこの世界を遊びと思うくらいでちょうど良いのか
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.5

深夜にふと見つけてなんとなく見た。
不思議な映画。自分の夢の中を見させられてるような気持ちになる。人によってはなんのこっちゃわからない1時間45分だけど、その時が来たら分かるんだろうなと思うような映画
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.0

話の流れから自分が予想してたクライマックスとは違って、力の抜ける終わり方だった。あっけないからこそどういう意図だったのかを考えさせられた。
自分の背負った十字架を同じ形で連鎖させないため、恨みの連鎖に
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