なれるにこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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自分のものにできると思って迎え入れた人たちは、ベラに性欲・男らしさ・所有欲・皮肉と欺瞞と現実逃避をあぶり出され、その全てを破壊される、金も人生も何もかも失う/意気揚々と映画館に足を運んだ僕たちは、その>>続きを読む

ザ・フライ(1986年製作の映画)

5.0

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まじで震えながら観た

アングスト/不安(1983年製作の映画)

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恐怖やドキドキハラハラは意外と少ない/懇切丁寧に残虐だとカテゴライズされた人が、その通りに残虐な行為をするだけ、その予定調和に滑稽さすら感じる/『ダーティーハリー』の悪役に感じた小物感と似ている/⇔同>>続きを読む

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

5.0

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最高だった、あらゆるシーンにおいて涙が出るほど幻想的で美しく、言葉にしたくない感情があふれでてくる/そのまま大泣きしながらこの映画に全ての感情を委ね、沸き上がる感情にずっと浸っていたいのに、なぜそれが>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

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『桐島部活やめるってよ』突如として、ひとつの価値観を共有していた世界から突然降りることを宣言する桐島とデレク、それに衝撃を受けて何とかその世界を保とうと、自分は間違っていないんだと正当化する周囲。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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ちょっと笑う、ちょっとしかめる、そしてラストシーン

真珠のボタン(2015年製作の映画)

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「殺人を罰しないのは、死者を二度殺すことです。罪人を見つけて裁くことは終わりではなく、始まりなのです。」

カナルタ 螺旋状の夢(2020年製作の映画)

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撮影者のセリフは二言程度、存在感はほとんどない、最後くらい⇔『精神』

枯れ葉(2023年製作の映画)

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女優のちょっとした笑顔、最後のウインク/ラストの後ろ姿/シンプルなセリフの強さ

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

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客人が明日発つと告げた後の息子のセリフ「僕の中の平凡さが壊れ、僕自身がもう見えない。僕は世間並の欠点の多い普通の人間だった。あなたは事物の秩序から僕をさらった。あなたがそばにいる間は気づかなかったが、>>続きを読む

黒い画集 あるサラリーマンの証言(1960年製作の映画)

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男があまりにも「男」過ぎる/事件の後も愛人に会いに行き、失敗を晒した後でも見栄を張る、どんな状況でも相手より上の立場であろうとする/見てられないと思うのは、自分の中に認められない部分があるからか。

レスラー(2008年製作の映画)

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「俺にとって痛いのは外の現実の方だ」

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

5.0

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必死に取り繕い、嘘で固める男/それが崩される予感による居たたまれなさ/ただ自分も端から見たら、この男の気持ち悪さを持っているんじゃないかとさらにゾワゾワする/プリンの活用法発見からのワクワク感、BGM>>続きを読む