ふわふわと宙ぶらりんなものたちがふわふわと宙ぶらりんに終わってゆく。その時間は、なにもない、なにも残らないはずの空洞のくせに、その空洞が確かにぽっかりとした面積をとって自分の中に存在していてどうしよう>>続きを読む
前田敦子好きじゃないけど、このタマ子はとても良かった。じゃんけん勝ったあとの「やったー」とか、「ハンバーグは?んぁ〜」あたりの表情と声のトーンがとても良い。素朴な演技はとてもうまいのね。
初めて観たのは中学生くらいか。最高の映画。テンポも良くて、フィクションのあるべきハッピーエンドの形。クライマックスなんてもう涙出るわ笑っちゃうわで感情が混沌と煽られてグワーッとなって、だからこれは芸術>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
家族を塗り固めていた嘘が剥がれて行くタイミングで現れる嘘つきな長男。川を渡れなかったのは、真実を知るのが怖かったのか、兄を信じられなかったのか。幼い頃の記憶は、自分が川を渡れなかったから蛇苺が嘘だった>>続きを読む
長い長い旅をした気分だった。登場人物と一緒になって息をつめたり、また思い出したように呼吸をしたりした。
内容について。この映画を作るに当たりノーランが影響を受けた作品を把握していないので、考察しきれな>>続きを読む
期待して見た。
お父さんがこないと気付いて呼吸が早くなっていく感じとか、たんこぶがあると思い込んでいたけど「大丈夫だ」と気づくところとかは好き。子供にとって親がどれだけ絶対的な存在か、そしてそれを自分>>続きを読む
アメコミというんでしょうか、こういう系全然見ないけど、すごく良かった!!
タイトルが出てくるところがすっごく好き(笑)壮大な演出がされるのかと思いきや(笑)音楽、タイトル、踊る主人公、最高。
全体的に>>続きを読む
地上波でやってたので改めて観た。内田けんじさんは、『運命じゃない人』以来好き。今回も伏線回収ばっちりのどんでん返し〜
鍵、演技(メソッド演技法)、恋、な映画でした。
やっぱりキューンのシーンが最高。名>>続きを読む
サンセットのほうが好きなんだ。きれいな風景の中で、歩きながらひたすら会話している。
なんだか夢の中みたいなのに、なんだか現実的で、気持ちいい。
5月くらいの気持ちいい気候の夕方あたりに観たい映画。
ミ>>続きを読む
死ぐほどアツい映画。
スーパーカーも合ってて最高。
Yumegiwa Last Boy
わたしもちゃんと自分の中のヒーロー育てられたらいいのに
俳優陣がよかった。堺雅人すごかった。え?これ堺雅人?って感じだった。山田孝之も現実にいるいるっていう感じで怖かった。さすがです。でもそれだけかも。留守電聞きながら妻の服抱いてるのとか、最後のプリンとか>>続きを読む
ファンタジーじゃないジブリでは風立ちぬが一番好きかと思ったけど、これもよかった!なにより、広田くんの告白シーンから、タエ子が眠りにつくまでの描写ときたら!!!素敵すぎる。ふわふわ〜と飛んで、泳いで、ふ>>続きを読む
松たか子の表情の移り変わりが素晴らしい。人間として、母親として、大人や教師としての悲しみや情けが出たのかと思えば、つぎには復讐の鬼に戻ってる。ファミレス後の慟哭からの『あほらしい』、最後のシーンの泣き>>続きを読む
心も視線も関係性も、すべてがゆれてます。オダジョーの赤い髪もゆれてます。個人的にこのオダジョーは顔も髪も服もタイプすぎた。初めて観たのは高校のときだけど、にいちゃーん!のオダジョーの幼い表情よくおぼえ>>続きを読む
みんな自分の役割を演じていたのに、主役のようなひとりが離脱して、世界が崩れ始める。まだ自分がしっかり出来ていないから混沌としてしまう、というよりも、ある世界に存在したあるひとりの自分が終わった感じかな>>続きを読む
ヒットガール。アイマスクしてちょっと潰れた感のある顔がかわいい。声もかわいい。
声はなんだかいつものお父さんだったよ。という映画。
でもファンタジーじゃないジブリの中でいちばんすき。
身体を叩いて自分を奮い立たせる時の荒い息遣いと叫び声と筋肉とで 西島さーん!という映画