本を読んでいるように映像を見る、情報量が多く力もありトリップしているような新しい体験の映画だった、見て良かった
一つの恋に理性を失ったことがある人なら、その憂いを知っている人なら、真っ直ぐ見つめることができる
悲しさに向き合うには悲しさをそのまま受け入れるしかない、時間がどれだけかかるか計算なんてできない、それでも毎日必ずやってくる朝が同じようでの異なるようにその悲しみをそのままに受け入れて一歩を踏み出す日>>続きを読む
劇中に出てくる「それでもパリは美しい」という言葉にアマンダと僕、そして全ての人の人生そのものが凝縮されている
どれだけ言葉を交わしても詰めきれない距離を柔らかく埋めるものが音楽だったことに救われた気がしました
東京の街に漂う倦怠感がそのまま映画になったような、わたしとしては石橋静河の存在感がこの映画を一段深いものにしていると思った
毎年、夏が来る少し前に観ているような気がする、映像自体は決してそうではないのに瑞々しさを感じられずにはいられないのはどうしてだろう
自分自身は元より周りにも薬物をやっている人はいないのでその面では共感するのが難しかったけれど、人は一人では生きられないこと、辛い時や悲しい時に両親のことを想うのは私も同じです
飛行機にて鑑賞、家族の形は家族ごとに違うしそのどれもが素敵だな
飛行機にて、最後の最後までこねくり回すようにどんでん返しが続くので途中疲れてしまったがそれなりに楽しめた
このレビューはネタバレを含みます
映画館に行きたくなり駆け込みでレイトショーで観た、ガガの歌は本当にすごい..ただ物語のエンディングは好きではありませんでした
どうして彼の作る音楽には始まりも終わりもなくその瞬間を感じるのか分かったような気がした
ずっと観たかったのにうまくはまらず、念願の鑑賞。どのシーンも完璧に美しすぎてため息しか出ないな..今の映画を作っている監督たちがエドワード・ヤンに影響を受けていることもこの映画から多分に感じられる
2019年最初の映画、観終わったあとクイーンを流しながらもっと聴いていたいから遠回りして帰った
深い夜を過ごして惰性で迎える朝の光を少し鬱陶しく思いながら泥のように眠りについて、目が覚めると友だちが熱々のお湯みたいなインスタントコーヒーを淹れてくれていて薄いと文句を言いながら飲む、そんな日々が懐>>続きを読む
内藤礼の作品が私には必要、とずっと思っていた。まさにそのことをこの映画の監督が冒頭に言い、内藤礼本人もまた同じようにそう言う。私たちはマクロの視点においては、他のものたちと同じようにカテゴライズされて>>続きを読む
好きな人が出来て、好きになり過ぎて心を制御できなくなり、果てには疲れ果ててもう一緒にはいられないとなったことがある。寝ても覚めてもを観て、あの人が目の前に現われたらどうするだろうと考えてみた、家の扉を>>続きを読む
古き良きベトナムの異国情緒溢れる建物とその生活から、見た目に美しい日々の食事、民族衣装や音楽、訪れたときに感じた雨と夜を愛でるあの感覚も見事に表現されていて素晴らしかった