この世界で起こった真実
ただただ物語として鑑賞するものの
放射線という見えない脅威
ソヴィエト連邦という国もまた見えない統率
そして日本に住む自分たちも虚無の真実の中
同じ地球上にいるはずなのに
知>>続きを読む
近い未来とは
我が父を劇中に添えての
自身の持つ真理と過去の探究
シュールで静かな映像で語られる
青きビー玉
赤き人類の最果ての地より
冥王星という
現実に存在する惑星に
まだ見ぬ地と意識が>>続きを読む
まったくもって
「正直」「純真」「切実」
言葉ではなく行動そのもの
一歩一歩を踏みしめる優しさと強さ
病気という痛みや死が生む
真実は大きなフィルターを取り除く
あまりに人間社会を露骨に剥き出し>>続きを読む
何気ないことが
スリリングで
ノーマルな出立ちと
街の空気や色合いが
どう観てもジャームッシュ。
退屈とか暇だとか
そんな表現が旨味
こんな風変わりな人たちが
交差する物語
出演者の魅力が
い>>続きを読む
心情の映像化
もちろん見えるはずの映像は
見る側の者の映像であったり
劇中の俳優たちの物語だったりと
ある意味表現に奥行きがあり
素晴らしい作品です。
子を持つ親となって見ると
なんとも言えない>>続きを読む
住み慣れた家がある事
根を張らず
タンポポの奉仕の様に彷徨う
そんな綺麗なものじゃない
でも希望を持って暮らす
時に分かち合い
時にひとり
前を向いて地平線の先を見つめる先
今があるからこそ
ムーミンにスポットが当たるより
まさにトーベそのもの
今も昔も人の持つものは同じでも
それをありのままに出せる場
出せる人 出せる時
巡り合わせを惹き寄せると言うべきか
フィンランドの世界ひとくく>>続きを読む
色彩が単一で
物語は複数に張り巡らされる、
選択を続ける人生のようであり
どこか無情で
神の領域から俯瞰した
現代という名の世界
温かみと冷徹さとスタイリッシュさが
静かに作品を調和している。>>続きを読む
丹波哲郎の大霊界
カプコンゲームの大魔界村
当時、僕が夢中になっていた
「大」がつくものをフィードバック
してしまうのは何故だろう。
死にたいする単に恐怖を描く物語とは違い
死を通して見つめる生>>続きを読む
伊丹十三作品が
後の題材になろうかと思う所が
随所に散りばめられた様な
製作軸を逆から鑑賞すると
そんな感覚を憶える。
ラーメンのスープの様な
奥深さがあり
凡人でも美味いと言わせる面白さ
日本の枠>>続きを読む
アリスワンダーランドの様な
奇想天外な展開に
まずは意外性を感じながら鑑賞w
もっと古典的な雰囲気かなと
先入観あったのですが、
ある意味裏切られた面白さなのか。
しかし、
アン・ハサウェイ
坊主>>続きを読む
伊丹十三監督の
身の回りで起こった事実を
フィクションと娯楽で描く
後期作にして最終作。
演じる側が演じて
演じさせてもらえない貴重な体験を
演じる。
合わせ鏡の様な、
世の中はどこからどこまでが>>続きを読む
一編のおとぎ話のよう
美しく静かな映像美
紡ぐようにゆっくり時間が過ぎては
噛み締めるような儚さ‥
ほのぼのとした空気感でも
業界あるあると毒っけのある表現は
やっぱり伊丹十三作品ならでは。
時代は移ろいでも
人と人が集う場所や心情は同じ
何が大切なのかは普遍のテーマですね。
随所に散りばめられ>>続きを読む
伊丹十三作品でも、
何やらきな臭い感じがあった
公開当時を思い出しました。
僕もリアルタイムでは
「スウィートホーム」(製作総指揮:伊丹十三という所も中学生ではありましたが興味をそそった、一丁前にw>>続きを読む
日本映画にもかつて
同作や怪獣総進撃的な展開ものが
連打してありました。
まさにそれで
あまり考えずに観るに限りますw
1作目がリアルな考察や目線なので
どうしても面白いエキスを希釈して
シリーズも>>続きを読む
成長の過程で出会う奇跡
奇跡ってある意味都合のいい言葉で
捉え方で煌びやかな響きで
ポイントとして残る。
若さの方向性と
交差する思いもしない出来事
今じゃ笑えても
あの時は必死だった的なw
僕>>続きを読む
単に時間経過サスペンスと
思いきや、
あなどれない家族愛と
歳を重ねる良さと哀しさ
何か郷愁も感じる良作。
映像が非常に綺麗で
観入ってしまいます。
若くあり続ける事は
どういう事でどこへ居る事な>>続きを読む
B級テイストの摘出
ホラー映画を安易に
不道徳だと毛嫌いするには
あまりにもったいない
そんな事を思っていつも観る訳では
無いのですが‥
怖いもの見たさ、
立ち入ってはいけないと言われれば
行きたく>>続きを読む
映画は総合芸術🎬
中でも音楽の役割は
観る人関わる人の人生を
大いに彩るものとなる。
自分の人生の中でも
映画音楽の存在は大きく影響しています。
ニューシネマパラダイスの音楽は
自らの結婚式で
嫁>>続きを読む
アンソニー・ホプキンスに尽きる演技力
その脇を固める俳優陣で成り立つ
素晴らしい表現
誰もが歳を重ねて
衰えゆくものをどう捉えるか
健全とはどういうものなのか
深く問われる作品
行ったり来たり
来>>続きを読む
人の営み
美しい所作と心内
うらはらでありながら
在り続けるものへの優しさと哀しさ
モノクロでありながら
現代の映像表現を簡単に超える
前から小津安二郎作品は
いつかいつかと思っていた
そんな機>>続きを読む
真夏の白昼夢
過ぎ去れば
あんなに嫌だったこと
あんなに楽しかったことでさえ
一瞬に思えて
都合のいい思い出として脳内保存
校庭でキャッチボールしたり
図書館で本を読んだり読まなかったり
誰かがい>>続きを読む
実年齢と共に
肉体は若返る
でもどこか人の一生に似ていて
(時間軸と共に老いる通常の)
老いをどう受け止めるか
どんな境遇でも
どう受け入れ、生き抜くか
何か問われているような
アメリカ史と共に>>続きを読む
実写より
背景の緻密さが伝わり
細部まで見入ってしまうのは
新海作品ならでは。
物語はシリアスなのに
しっかりエンターテイメント
子どもから大人まで
楽しめて観れると思います。
どんな境遇にも
「>>続きを読む
ガレージバンド
そんな呼び名
そんな雰囲気
そんな匂い
そんな音
そんなヒト
そんな衝動‥
僕も今だにロックロールとか
ガレージバンドとかパンクとか
スタイルなのかよく分からない。
幼少期から何>>続きを読む
バブルで好景気な時代
当時僕は中学生で
レンタルビデオで映画が手軽に
観れるようになり
劇場で観れなかった作品が
自宅で鑑賞でき始めた頃、
何の情報もなく観たのを記憶している。
無愛想な主人公が、>>続きを読む
遠藤さんところの道朗くん
と
遠藤ミチロウ
が
語り尽くす
今となっては
ミチロウ道を記録した作品。
僕もバンドをやってた時期に
初対面の印象が忘れられず
フレンドリーで
あのスターリンとは
想像の>>続きを読む
海辺に近い雰囲気ある単舘系シアター
福岡県KBCシネマにて鑑賞
この様な企画と自分の機会が合わさり
鑑賞出来てまずは感謝
劇中に出てくる女性が
皆んなキュートで綺麗な方が多く
トリュフォー監督の手>>続きを読む
福岡県の海辺に程と近い
立地シュチュエーションが良い
KBCシネマで鑑賞
フランソワ・トリュフォー監督の
短編映画とあって
この機会なくしては鑑賞していなかった
のかもと作中より、そこの部分が
感想>>続きを読む
見えないもの
見えるもの
見えてても見えないもの
見えなくても見えるもの
家族であっても
友人であっても
恋人であっても
目だけ頼るのはあまりに安易
通ずるってなんだろうなって
考えさせられる良作>>続きを読む
その先は
受話器の向こうより
今ここ
その今ここは誰もが持つここ
ここを誰かに救いを求めて
ここを救う。
ここを思う気持ちは
切実で誰もが気遣う器量は
計り知れなく儚く尊い。
まだ先があるのに
短>>続きを読む
短時間でつかむ長時間の余韻
普段思う様な事を
何隔たりなくやってみたら
意外と普通に面白い
なんかそんなヒントを感じました。
短編映画を次々と観てみたいと
思わせてくれる良作。
美女と野獣の現代版というよりは
美女も野獣といった印象
現代のデジタル溢れる世界で
自由という翼を得て
自由と思った世界が現実じみて
現実という逃避したい世界だったはず
なのに一皮も二皮も変わって>>続きを読む
発明の先にある想像の想定外
穏便で研究に実直な博士
かつてスプラッター系のホラーが流行の中
古典的名作のリメイクであり
美女と野獣の様な切ない男女の物語
話の筋がいいというか
グロテスクでエロティ>>続きを読む
君の名前で僕を呼んで
こちらの作品を先に観ていたので
どうしても重なり、
違う側面で感じたところを書きます。
プロットとしては
フランソワ・オゾン監督の色合い
80‘sがダサかっこよく映り新鮮かも>>続きを読む