竹下トモヒロさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

竹下トモヒロ

竹下トモヒロ

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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.0

17歳の笑顔

友だちと、

美味しいもの食べて

滑稽な時間が何より笑顔の種

時間が過ぎ去り積み重なった大人たちは
実体験も交えて警鐘を振り掛ける
もちろん優しさを持って

でも17歳、
今ここで
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

GUCCIがGUCCIであるもの

伝統、格式、血筋、
デザイン、革新、
品質、そこに群がる人々
お金

今じゃ誰しも目にしたり
手にしているブランド

知ってみて見る着る付ける
なんだかそれだけの事
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.0

孤独は心持ちなのか

孤独は客観視なのか

孤独は姿なき所に
誰かを思えるチカラなのか?

穏やかに進むリリーフランキー演ずる
ひとりのおじさん。

長編の映画に出てくる出演者が
個々に生活を中編や短
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.0

漫画みたいな

彩られた世界は
遺伝子や分子や記号や数字や肉体や
ビジュアル化されてはじめて
私たちの目や耳で感じられ
それを何かとして表現される。

ある意味ミュージカルが
日々の感情が露出表現した
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激突!(1971年製作の映画)

4.5

VHSビデオテープが並ぶ
レンタルビデオ全盛期に
ざらついた映像で観た。
当時はすでに、
ルーカスとタッグを組んで
インディジョーンズやら作ってて
そりゃスピルバーグは僕のTHE映画な人
だったように
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女系家族(1963年製作の映画)

4.0

法の力と
血統とお金
欲とかけ引き

昭和の俳優陣の力強い演技
台詞回しといい
根底が山崎豊子の原作で
作品そのものが潮流を作っていますね。

令和の時代から
昭和の時代を重ね合わせても
透けて見える
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

ジョーダンピールというブランド

脚本の素晴らしさ、
画の強さ
音楽の存在感、
どのシーンもこぼせない面白さ

内容は触れませんが、
味わいある監督作には間違いないです。

ゲットアウト
アス
キャン
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.0

感受性とか

将来とか

思春期とか

友だちとか

好きとか 嫌いとか

何やら交通渋滞な状況で
つい走っちゃうし、
大人の言うことも聞かなくちゃいけない

どうやらそうやって
オトナと言われるもの
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キャンディマン(2021年製作の映画)

4.0

5回唱えると‥

そのフレーズだけで
ホラー要素は十分ですが、
いざ観ると深いストーリー性と
軽妙な展開が新鮮でした。

ジョーダン・ピール脚本とあり
流石と唸りたくなる上質なホラー

スターダスト(2020年製作の映画)

3.0

誰かの代わり
誰かみたいな
ありふれたもの

それを普通と呼ぶなら
安心でしかない

当然だけど
デヴィッド・ボウイを知ったのは
中学生のころで
事前情報もなく
音楽よりも先にビジュアルで
言葉以上に
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.5

前作に引き続き
ホラー映画でありながら
SF路線に舵が入った感じ。

幾度と繰り返す場面は
まるで
バックトゥザフューチャー2

是非1、2とセットで観るべき

アス(2019年製作の映画)

4.0

伏線が散りばめながら
謎が漂う緊張感がどこかまた軽快
新たなホラー映画を感じます。

下地になる物語が
観る側に張り付いて
見終わった後も
いろいろと表現の幅を感じ取れます。

音楽や映像
出てくる小
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.5

少年ジャンプ
第一話から読み始め

アニメ版を最近観ては
思ったよりも再炎した自分

では
本作も観ねばと思い観た。

比べるとか

出来とか

そういうのなくても
昔から愛している者としては

よく
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

ホラー映画の
展開、設定、伏線と

静かに突き進む感じ

coolですw

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

3話で成り立つ
それぞれの味わいと深み

映像表現に加えて
読書的な想像が被せられて
とても面白い映画体験といった感じ

数ある映画作品は比べられる部分と

そうでない部分があると思いますが

間違い
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失楽園(1997年製作の映画)

3.0

何をどう見るか

どう見て何をみるか

意中にいる自分と
その相手はそれに気づけるのか


「好き」いう感情の強さを同時に感じつつも
人の世の難しさと秩序、
滑稽に見えて、とても深い。

この作品で何
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

設定の面白さ

ホラー映画の楽しみ方
そこに存在する設定の探り
コレって確実に怖さと対比して
何か闘う意志と強さを持つ感じ
様々な作品にも投影されていたなと
思うのは僕だけではないはず。

日常に潜む
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

3.5

長尺のため
分割して観たのですが、

セリフが読書的で
役者の過剰な表現を抑えたトーン
濱口監督のテイスト
大きな物語のうねりに入る感じです。

朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

巻き戻せない現実

剥き出しの現実

夢と希望を思い描く現実

何をとっても
その時点で立つ自分自身が
どう捉え動ずるか

人はひとりでは生きていけないと
言葉ではよく言ったり聞いたりはするけど
時と
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

アメリカ映画の底力

前作の魅力をしっかり受け継ぎ
新たな物語で楽しめました。

前作を観た時は思春期で、
観るもの、聴くもの、
刺激されましたね。

本作もそういう要素強いですよね。

懐かしみ感じ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

ウルトラマン

1974年生まれの僕は
正義の味方として紛れもなく
信じていたヒーロー

友達と会えば
ウルトラマンごっこは当たり前
女の子だって妹だって総出演の
ウルトラマンごっこなのだw

ある意
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

シンプルで叶わぬ恋

何も先入観持たずに見れば

何も違和感のない恋物語

オードリーヘップバーンの
美しさと慎ましさに
心躍り、涙を堪える切なさ

名作ですね。

エリザベスタウン(2005年製作の映画)

4.0

公開当初、劇場で観ました。

誰が観たってハンサムな
オーランド・ブルームと

単に綺麗というより
表情が滲み出る美しさの
キルスティン・ダンストの

とっても不思議な恋愛模様を
アメリカという国と人
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.5

実に32年前(現2022年)
高校生の頃に劇場で観て
主題歌とデミ・ムーアのキュートさに
切なくなった若者でしたw

当時は
ダイハード2も大当たりで
(当時夫婦であったブルースウィリス)
共によく出
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

3.5

時代と役者に彩られた傑作

敵と味方
正義と悪
夢と希望
戦火の中、一体何が正しいのか
全てが何かに従うのが正しさなのか
人間的な感情はどこか塞ぎ込む

国の方向勢力が
個々をも砕き狂わせる戦争

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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年製作の映画)

3.5

夢って
どこで叶うとか叶わないとか
思い出すのだろう。

夢中だからこそ
気づけない時間があり
誰もがそれぞれ持って前を向いて
歩いているんだろう。

出雲平野を駆け抜けるバタ電

稲穂が風になびきサ
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.0

エロとカネ

確かにそうかも

都市化された世界は
色濃く出るけど
ど田舎だって同じなのかな
「感謝」とか「好き」とか
要はもっと主観的で
みんなそれぞれ勝手に発して
思い込みが強いのかも。

僕は廃
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.0

毎日の中に

決して煌びやかではない

土や草や花や光があって

その煌びやかさに気づけているか

そんな気づきを与えてくれる良作。

デンマーク🇩🇰
ユトランド半島
後で調べたんですが、
確かに穏や
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.0

人間が人間を見つめ
在るがままを受け入れる

それは覚悟なのか
単に日々を受け流し流れるのか
それに抵抗したと思われるものを
汲み取り感じ取るのか

生きているこの地上は尊い

気づきで世界は変わる
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.0

寓話(ファブル)

原作を読破してのぞむと
やはり原作のパワーが強く
どこか変換された様な感じで
少し落ち着かない。

ところがアクションは
数段と前作と増して素晴らしい。
役者それぞれのスタントが
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

伏線が散りばめられた先は

どこか温かくて 懐かしくて

ちょっとだけセンチメンタルな味わい

でも何だかそんな思いをみんなが
どっかで抱えてて毎日生きている
そう思いたいし
そう思っていたほうが
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空白(2021年製作の映画)

3.5

誰もが自分でいたい

誰もが誰かと関わっても
うまくやっていきたい

心の奥深いところで
人はそんな思いを持って
少なからず日々を過ごしている
さまざまな思いや出来事がその上に
何重も重なる心情の中
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.0

まぁ頑張りましょう

簡単に発する言葉の
ベスト1か2ぐらい
人にかけ易い言葉

ところがそこの深さや濃度は
人の数ほど違うようで、
でもどこか同じ人間同士
男と女、世代間や家族間
何やら同じ出所
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

ドライブについて
ここ数日巡り合うキーワードで
昔から好きだったアーティストの
ドライブソングがラジオで流れたり、
中学生の頃に背伸びして観た
ドライビング・ミス・デイジーを
思い出したり、
本作と何
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.0

スティーブン・キング原作の物語は
いつも背中合わせに我が事の様に
迫る恐怖と日常の境目

数十年ぶりに
観直しても
そのテイストが
やんわりとした感情を冷たく撫でる。

自分には関係ないと思う事が
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サイドウェイズ(2009年製作の映画)

3.0

中年期の綱渡り

自分自身も結婚するまで
「まだ一人前じゃない」
「養う力がない」
とか言ってたし、
可愛い女の子見れば
気持ちも揺らぐ事だってナイと
言ったらウソになる。

でも
やっぱり友達って大
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