フルーツポンチ侍さんの映画レビュー・感想・評価

フルーツポンチ侍

フルーツポンチ侍

映画(116)
ドラマ(0)
アニメ(0)

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

【映像は良かったが…】

グラフィックはさすがの一言で、海の中を泳いだり、巨大な海洋生物に襲われるカットはまるで自分がそこにいるかのような没入感に浸ることができた。

しかし、主要キャラクターの行動に
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

【No.1ガード】

原作未読だがめちゃくちゃおもしろかった。
動きがぬるぬるでリアルなので目が慣れるか不安だったが、あのオープニングで一気に引き込まれた。終始没頭してた。

どうやら原作と映画では主
>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

日本も韓国も似たような問題を抱えているんだな。
親の世代の”普通”と現代の”普通”にはギャップがあることをみんなが理解しないといけない。
自分自身を見つめ直すきっかけになった。良い映画に出会えました。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

【愛よりも命の方が大事】

最高のエンターテイメントだった。
ダンス、歌、演出や見せ方がミュージカル映画の中でも突出した部類だと思う。

しかし争いは本当に誰も幸せにしないなと思った。命あってこその愛
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

【Help!】


夢や仕事がどんなに充実してても大切な人にはかえられないな

あとリリージェームズが可愛すぎてハリーポッター観賞後のハーマイオニーに対する感情に似たものを覚える。なんだこれは。

>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

【おもしろいがなにがおもしろいかもわからない】

1度目の鑑賞で理解するのは不可能。

事前に内容が難解である、という情報だけはあったので冒頭から脳内フル回転で観ていたが、それでも追い付けなかった。笑
>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

3.8

こわかった。

しゅこしゅこが怖すぎてトラウマレベル。

あとPOVとホラーってこんなに相性いいのね…

しばらくホラーはやめときます。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

おもしろかった

観賞後しばらくモヤモヤが残るが、韓国映画らしい細部までよくこだわって作られた映画だと思う

ソファのシーンは社長夫婦と貧乏家族との現状を物理的に表していて、そこでなされる会話も含めて
>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.5

前作同様お笑い要素強めで終始楽しく観られた。

ただ前作ほどのワクワクする感じはあまりなかったかも。脚本の性質上ほとんど設定が変えられないものだからこそもう一捻り欲しかったかな?(それがおじいちゃんプ
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.6

笑うアーサー。それを見て不快に思う人々。その笑顔の裏にどんな感情を抱いているのかも知らずに。

富裕層と貧困層の格差社会。人々を貧困から救うとアピールする政治家。貧困層の本当の暮らしも知らずに。

>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.4

【長い長いミュージックビデオ】

キメ細かい映像美と絶妙なタイミングで挿入される楽曲はどれも魅力的で素晴らしかった。新海監督の過去作に関連する粋な演出もgood。

しかし脚本が個人的に好きじゃなかっ
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.4

音楽、ダンス、ファンタジー、コメディ、そして…

これぞ映画ってのがぎゅぎゅっとつまった120分間だった。

暫定・2019年No.1映画。

もう一度映画館で観たい。

ダーケスト・マインド(2018年製作の映画)

3.5

能力ピラミッドには若干違和感を感じたが、(レッド影薄すぎ、ブルーのが強くね?)概ね期待通りというか、満足できる内容ではあった。

脚本自体も特段捻りはなく、酷い描写もないため家族や恋人など相手を選ばず
>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.0

誰もが経験する”青春時代の叶わなかった恋”。

お互いに気持ちがあっても少しタイミングがずれてたり自分の気持ちに正直になれなかったりでうまくいかないんだよな〜と。だからこそ大切な思い出としてしまってお
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

クイーン、名前は聞いたことあった程度だったけど、”あ、この曲もそうなんだ”ってのが劇中でいくつもあってにわかクイーンファンでもかなり楽しめた。
特に最後のライブエイドのシーンは鳥肌ものだった。後から本
>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.7

もっとダークでシリアスな雰囲気を予想してたけど、思ったよりもコミカル要素が強かったかな。でもまあ普通に好きな感じ。
ヴェノムは結構かわいいヤツ。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

【暫定・今年No.1の掘り出し物作品】

冒頭からエンドロールまで、物語の100%がPC画面で進行する。POVともまた違う気がするし、本当に全く新しい撮り方、映し方といっても過言ではない。

序盤・中
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.2

これは面白かった。

“カンニング”と一言に言っても手法は様々で、思わずなるほどなーと思ってしまった。

あと主演の女優さんの表情がバレたらまずい、時間がないっていうのを絶妙に体現してて、その緊張感に
>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.8

プーさんたちがとにかく可愛い。

こんなに可愛かったのか。。そしてピグレット、お前はそんなキャラだったのか。笑

それにしても、プーと大人になった僕が”あの場所”で語り合うシーンはほんとうに温かくてや
>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.9

んー、よかった!映画館でこんなに泣かせてもらった映画は久しぶりです。特に松重豊さんの男泣きには本当に痺れました、ありがとうございました。
ただ、個人的にピークがそこに来てしまったせいか後半の尻すぼみ感
>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.8

今までのプレデターシリーズに比べるとキャラ立ちがハッキリしていてコミカルなシーンも多く、純粋に映画として面白かった。これはこれでアリだと思うし個人的には好きです。
ただシリーズを重ねるごとにノーマルな
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

テンポよく話が進んでいくので観やすい作品ではあったが、最後はかなりアッサリ目。内容も無難に面白いんだけど、どこが面白かったかと聞かれるとなかなか答えられない…。
今までの映画になかったような真新しさみ
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.4

スパルタ指導のフレッチャーと、その指導にがむしゃらについていく音大生ニーマンとの音楽系バトル映画。w
劇中の曲のチョイスはどれも絶妙で演奏シーンも素晴らしく、ジャズ音楽を純粋に楽しめるという特典付き。
>>続きを読む

それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.1

これが現実。鉄道大国日本だからこその無視できない社会問題。
痴漢は確かにあってはならない行為。しかしそれがもしも間違いだったら?事件化したら99%が有罪とされる痴漢犯罪で、冤罪のリスクを軽視してはなら
>>続きを読む

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.3

こんなことがあったのかと思うと本当に悲しい。
この言葉だけで片付けてしまうのも違う気がするが、”絶対に繰り返してはいけない”これに尽きる。

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.9

夢追う若者のサクセスストーリーはハズレがないな。”27までは人間ですらない”って言葉がなぜか胸にストンと落ちてきた。
EDMシーンもよき。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

主人公オギーはまさに”太陽”。オギーにとって初めての登校をきっかけに周囲の人間が変わっていく。
オギーを太陽、その周りの人たちを惑星と捉えてひとりひとりのバックグラウンドや心境を織り交ぜながら進行して
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.2

プラトニックラブ。
セオドアのラストの選択が”彼女”との出会いによって成長した姿を表してたのかな。人間って、結局だれしも変わっていくしそれを留めたり閉じ込めたりする権利は誰にもないんだよね。
画が綺麗
>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.8

割とシリアスな展開が続くのかと思ったら意外にもコメディ要素強め。福田監督の作品初めて観たけどこういう感じなのね。笑
でも日本人の笑いのツボをちゃんと抑えてくれてておもしろかったです。
長澤まさみとハワ
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

アトラクション感覚で観る映画。

・映像が凄い
・音楽が良い
・各国名作映画のオマージュも多数盛り込んでて見応え◎

だが、脚本において心の芯に突き刺さるような決定的ななにかがなかったように感じた。観
>>続きを読む

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.3

個人的にはもう少し迷路を解くための推理や考察をする展開を期待していた。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.6

この世界は理不尽なことだらけ。他人を羨むよりもまず自身の境遇を受け入れた上でどう生きていくのか、ということが大事なのかなと思った。
設定がおもしろいし思ったより深い映画だったが、中盤〜終盤にかけての失
>>続きを読む