7月5日に衆議院で水道法改正案が可決され、このドキュメンタリーで描かれている状況が日本でも現実化し始める。基本的な生命線である水を、利益対象にしてしまった場合、国が利益を度外視して再分配しなければなら>>続きを読む
この映画は感情的な制裁をめぐる「正義」の話しではないかと思う。しかし、主人公が自ら正義を行使しようと足掻いて一体何が残ったのだろう。そもそもアパートが壊されてなければ、ちゃんとドアフォンで確認しておけ>>続きを読む
もしここでイギリスがダンケルク作戦を諦めていたら、今の世界はどのようになっていたのであろう。博識であったチャーチルが、ここでイギリスがナチス・ドイツに負けてしまうことの意味をよく分かっていたに違いない>>続きを読む
ロシアがドーピングに絡んで、例えば平昌オリンピックに選手を送れなくなったことはニュースなどで知っていた。しかし、このドキュメンタリーで描かれている実態は想像以上に酷い。
最初は、ドーピングは実際にバ>>続きを読む
日本でも政権に尻尾を千切れんばかりに振って、彼らの有利になるように報道するところは多い。そういったメディアや、インターネットで「美しい日本」や「憲法改正」を信じる人間がいかに多いかは、現在の社会情勢を>>続きを読む
禁止されていることをやりたくなる。
ちょっとラカンの思想を思い出す。
最後の父親の台詞が(個人的に)感動的。
「アートは人間の価値を認め、 より深く、そして、より広くコミュニケーションをとるための架け橋なのです」と彼がインタビューで答えていたが、この一言にこのアイウェイウェイという作家性が全て凝縮されている。>>続きを読む
初のホン・サンス監督の作品。
「お嬢さん」絡みで、彼とその女優さんキム・ミンヒの浮気のこともどこかで読んでいたし、監督がそれを映画にしてカンヌに出展していたのも聞いていた。
しかし、序盤の何処かで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
一体この映画は観客に対して、どこに視線を誘導させ、感情を一体化させているのか考えてみる。
ここで描かれるのは政治家や官僚といった日本の政治を実際に動かしている人間達だ。彼らが様々な(日本的)な障害に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どことなくPostTruthを予感させるような映画。それが見終わった後、最初に抱いた印象でした。
この映画の製作中に、実際の演じた虎が過酷や撮影のため死んでしまったようだが、それも観客の欲望を写し出>>続きを読む