Keiさんの映画レビュー・感想・評価

Kei

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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書籍の伝文から物語は始まり、メルヘンチックな雰囲気や興味を惹きつける冒頭に魅了された。所々描写が、絵本やゲームのようでクスッと笑ってしまうし、テンポも良かった。特にロビーマンのキャラクターがとても好き>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.2

期待されるって本当に怖い。その期待に背けば、一気に信用を失ってしまう。常に命をかけた綱渡りだ。何とか食らいついていこうと、必死に知識を詰め込み、自らを洗脳する様はまさにプロ。

素直で仕事も出来て、人
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

リメイク版見たから途中で辞めたが、全体的に暗くシリアスな雰囲気だったな。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.3

結構昔に観たからほぼ内容は覚えてないが、めちゃくちゃ面白かった記憶がある。

特に、映像撮影の描写が繊細で、無知な僕にとってもダイレクトに脳に刻まれた。もう一回観たい!

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

なかなか観た事無いジャンルで、薄気味悪さに魅入ってしまった。巨大魚人族みたいな謎の生物に人間がペットとして飼われる物語で、色々と考えさせられる。

人間が歩んできた歴史の縮図を観させられているのかと思
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

熱い…熱すぎた…‼︎何回もウルッとしてしまい魂から熱い気持ちを湧き立たせてくれる作品。

玉田の後日談の映像から、多分宮本は大成して世界一のテナーサックス演奏家になったんだろう…( ー̀ ー́)⁾⁾
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.8

日々の出来事に忙殺されていて分からなくなるけど、幸せって目の前にあるんだなと気付かされた。

中国料理って凄く奥が深いんだな。効能まで考えるのか。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.4

音楽は、平凡な世界を彩ってくれる。

本当にその通り。音楽無しの世界では、視る事が出来なかった。新しい視点で現実を捉えられる。いつだって俺は音楽に助けられてきたし、現実世界がより輝いたんだ。そんな音楽
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

高齢者の方や認知症の方の介護は本当に大変なんだと心から痛感しました。これが実情なのだろうか?だとしたら、完治した方の実体験を纏めた映画なのかな。

娘がパリに旅立つのが嫌だから、ずっと現実逃避をしてい
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しあわせの雨傘(2010年製作の映画)

3.4

コメディらしいけど、個人的にはそこまで面白くは無く、少し退屈だったのが実情。

富裕層で生まれ育った女性って、心が清らかで何でも楽しんでくれるイメージあって魅力的だ(実体験も含む)。純粋無垢。魅力的な
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クロワッサンで朝食を(2012年製作の映画)

3.8

タイトルから何か優雅なものを感じて手に取り、どこかイメージとは異なったが、胸が温かくなるようなホッコリとした映画。暗い部分は多々あるが、それでも歩み寄ろうとする気持ちは分からなくはない。

仲良くなる
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

4.1

現代における男性主義的社会は次第に薄まりつつあるが、この作品は1960年代ということもあり、上記が強く表れている作品だと感じました。さらに、内気な性格も重なり、夫の言いなりとなるマーガレット。

マー
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.9

"イエス"にすれば世界が変わる


ただ、本心でイエスと言った場合に限る。最初の癖付けとして、何にでもイエスと答えるのは良いのかもしれない。そこから世界が広がり、イエスかどうかの判断基準が出来てくるか
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

印象に根強く残ったシーンがある。ローガンの、「夢でも叶わないような理想の男にも見える」という台詞。現実に翼を与え、理想の状態を映しだす。しかし、ローガンにとっては、一生届かない理想の姿を突き付けられた>>続きを読む

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.8

街ゆく人も一人一人物語があって、その人達が関わり合い、小さな親切だったり、助け合いながら進んでいく心温まる日常のストーリー。

どんな国籍でも関係ない、全ての人に平等に権利はあると伝えたかったのだろう
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

4.5

シェフは一見冷たいように見えるけれど、本当は心優しく温かい人だと、子供との関わりの中、過去の話でどんどん伝わって来た。同年代だけではなく、年齢、そして国籍を越えての関わりって本当に学びをもたらしてくれ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.1

マジで見応えあって全然飽きが来なかった。

映画撮影の裏を見ることが出来て、1つ1つの音声や照明の位置、台詞に込める感情など小さな事が積み重なり映画1本制作されるのだと理解した。本当に大変だ。

確か
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.7

現代社会の風刺を上手に表現した作品で、「あ〜確かに」と共感・理解出来るシーンが沢山あった。普段考えるけど、なかなか言語化することが難しい問題を解明する一助となった。終始胸がムカムカする場面があり、観て>>続きを読む

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

軽快な入り方で、主人公の独特な感じがとても好印象でした。イギリスの上流階級生まれの主人公ルイスと、妹達に家庭教師をしていたエミリーが婚約するものの、家族、貴族の間で批判が殺到したがそれでも気にせず2人>>続きを読む

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