映画力高っ‼︎!
原作未読なんでどのぐらい丁寧に捜査過程を書いてあるのか存じませんが、参考にと目を通した春日太一氏の本によると原作にも結構ガバガバな展開があって、それがそのままシナリオに残っている事>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ネタバレせずに本作の話するのは自分には無理。更に他の作品についても言及してるんでそのおつもりで。
のっけからバーナード・ハーマンの曲がうるさいうるさい(笑)自作に彼を起用できてよっぽど嬉しかったん>>続きを読む
お仕事映画(と言うより起業映画か)として大変面白かったんやけど、この話何%ぐらい事実が含まれとるんかね?ざっくり調べて分かったのは実際のエア・デカンは消滅したり復活したりなかなか多難という事ぐらい。>>続きを読む
ジュリアード音楽院卒だったとは知らなんだ。
役作りのために自分を撮り続けるという考え自体は分かるけど、そらまあ監督とかからすれば鬱陶しいに決まっとるよね。だがお陰で「ドクター・モローの島」現場の混乱>>続きを読む
「ジョニー・トー 漢の絆セレクション」
いやいやいや、「エレクション」二部作って絆も仁義もへったくれも無い人達の話やんか!初見が10年以上前ですっかり忘れてたけど、タイトル「以和為貴」出た瞬間ひでえ>>続きを読む
チケット売り場で注文する前にタイトル三回見直して確認したやつ
こちらの集中力が下がっていて見落としたのかもしれんけど、あの世界でのルール(「脚本家」に何ができて何ができないか)をもうちょっと明示して>>続きを読む
「消えゆく香港(の風景)とサイモン・ヤム」と言えばリンゴ・ラムの遺作「道に迷う」を想起しますが、あちらが「香港の歴史を映像に刻み込んでおく」という意味合いが強かったのに対し本作は「時代の大きなうねりの>>続きを読む
ハードボイルドな部分と(主に女性絡みの)軽薄な部分との齟齬が激し過ぎる情緒不安定な作劇に、作り手の精神状態が心配になるほどでしたが、思い返してみれば「男たちの挽歌」も割とそういう感じはあったしこの頃の>>続きを読む
89分の尺で「いつまで続くんやこの話」って思わせたのはある意味凄い(体感で言うと134分ぐらい)。
テーマへの取り組みについてはその意気や良しと思うが、面白くなりそうな素材を後半は完全に持て余してし>>続きを読む
16世紀末から17世紀初頭にかけて活動した画家ミケーレ・カラヴァッジオ。病に倒れ、死の床に伏す彼の回想という形で進む物語。
自分がカラヴァッジオという人物について知識も興味も無い状態で視たせいか、終>>続きを読む
いやもう、劇場で観る(そして聴く)カイテルの「んんんん゛ん゛ん゛お゛お゛お゛あ゛あ゛😭」の破壊力が最っ高過ぎるわ‼️
禍福は糾える縄の如し
ストーリーに関してはキリスト教とか絡まずに「運命の悪戯」を描いているぶん、フェラーラ版よりも好み。主人公を見つめる動物(爬虫類、魚類、犬)の視線というのも意味があるのか無いのか>>続きを読む
新年早々北朝鮮が韓国を砲撃するわ、「ビヨンド・ユートピア」を食らうわでどうしても本作をストレートに楽しむことはできなかったけど、せめてフィクションの中ではこんな事があってもいいよな。
非常にファンタ>>続きを読む
雑感レビュー
・鴨緑江越えた後、陸路を南下してタイ行きのルートを取るというのは驚いた。昔観た映画で朝鮮族の人たちを韓国に密入国させる闇ビジネスとかあったんでそういうコースかと思ってたが、最早使えなく>>続きを読む
2016年初演の舞台劇(ブロードウェイ版はトニー賞を受賞)の映像化作品。
こちらはオスロでの交渉を仲介したノルウェー外交官夫妻の視点を軸にしており、ちょうど「オスロダイアリーズ」を補完できるような構>>続きを読む
「敵と交渉する時、すぐには信用すると言えない。だが和平を望むなら信用する努力をするんだ。」
「悪いがあなたとは交渉できない。(奇襲作戦であなたが殺したのは)兄弟同然の友だったから、あなたと交渉するの>>続きを読む
ざっくり言うと「『上手いなぁ』って感心する映画。刺さりはしないけど。」
普段トイレ清掃係の人というと、キレイにしたばっかりの便器で用を足す時ちょっと「すいませんねぇ」と思うぐらいであまり意識してない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
“BORN TO BE WILD!”
うーむ、ラストバトルの、「兄弟・家族の絆で勝利!」ってノリがどうもなぁ…
そういうのが必ずしも悪いって訳でもないんだが、ラスボスは「兄弟と骨肉の争いの末に何千>>続きを読む
やっぱ武侠映画は物理法則を超越してナンボですなあッ‼︎
あ、もちろんドニー師父のアクション能力の高さというのが前提にあってその拡張としてワイヤーやVFXを有効活用しているのが素晴らしいんであって、ア>>続きを読む
ジョアンナ・ホッグがNFTSの卒業製作で撮った短編。
ティルダ様演じる主人公ラッキーが愛読するファッション誌カプリースの中に吸い込まれ、その世界で自らもモデルとなって様々な誌面の中を冒険するが‥とい>>続きを読む
19世紀に書かれたゴーゴリの小説を映画化した「ソビエト初のホラー映画」だそうで、初公開時動員3000万人の大ヒットを記録したとの事。
キーウにある神学校の哲学生ホマーは夏期休暇で帰郷する途中道に迷>>続きを読む
「エターナルドーター」観た時に監督さんのこと何となく40代ぐらいの人かと思ってたら、ティルダ様と同い年(で長年の友人)だと後で知ってびっくり。
で、本作は監督さんが若かりし頃の経験をベースにした話ら>>続きを読む
2024/1/12追記:テリー・クルーズが降板した事情を聞いてムカついたんで減点
なんだいつものステイサム映画か。
ま〜ねえ、スタローンも後期高齢者だしねえ。ついでに忖度するとVFXも予算が厳しか>>続きを読む
自意識がパンパンに膨れ上がっている、マウントを取り合う、ウザ絡みする、このぐらいの年頃で何者かになろうと踠いている青少年にありがちな事オンパレードといった感じの話。「セッション」のニーマンもこんなタイ>>続きを読む
うーん、面白いことは面白いんやけど。
映画として後発のヒーローであるが故というのもあるにせよ既視感がハンパないし(ヒーロー誕生編にありがちなモタモタ感とか悪役が魅力に乏しいところまで!)、ラテンアメ>>続きを読む
いかにも「地獄の家」と呼ぶに相応しい禍々しさを湛えた屋敷をバックにタイトルが出るの最高!
霊能者の指からエクトプラズムが出てくるシーンを除いて、霊体のビジュアルを全く出さず、憑依やポルターガイストだ>>続きを読む
大きなイベントは一つだけで、それも含めて淡々と進むメロドラマ(と言っていいのか?)。
退屈するギリギリ手前ぐらいのところで間を持たせる芸風には感心するし、細かいギャグも効果的。
とはいえこれを十分>>続きを読む
結構明確な薬物依存の暗喩。啓蒙映画としてもいけるんじゃね?というのは冗談だが。
それに留まらずコミュニケーションの難しさ、辛い現実との向き合い方、信じたいものしか信じないことの危うさといった要素も鼻>>続きを読む
隅田川で二人の死体が発見され、一人が麻薬の売人と親しかったことから、麻薬取締官・石原が組織に潜入し殺し屋の助手につくが…というお話。
前半は土屋嘉男演じる大利根刑事部長、途中から佐藤允の石原捜査官に>>続きを読む
当初鑑賞予定から外していた自分の節穴ぶりが情け無い(DOMMUNEとBLACKHOLEに感謝)。
トットちゃんの目線を基本に置きつつ、対米戦争へと向かう時期の空気(そこに「高揚感」も含まれている)、>>続きを読む
いやまあ、動機としては分かるけど、問題の根本はそこと違うやろ。それ言い出したら対峙すべき相手は一体何億人おんねんって話やん。
おまけ:マーク・ストロングがこれほどまでにただただ振り回されるだけの役柄>>続きを読む
今はupすべきじゃないのでは?とも思ったが災害サバイバルもの、という事で。
「ウルグアイ空軍機571便遭難事故」が劇映画として製作されるのは本作で三度目。ドキュメンタリーはWikipediaに掲載さ>>続きを読む
アリ・アスターが嫌いそうな「何も足さない、何も引かない」ド定番な作りのスラッシャー映画。
「グラインドハウス」版予告編と比較すると大分控えめな作りになっててそこが物足りないと仰る向きがいるのもまあ分>>続きを読む
昔はよくYouTubeで畠山氏が言うところの無頼系独立候補者(奥崎謙三、東郷健、内田裕也、又吉イエス、外山恒一‥大川興業の大川豊総裁はインディーズ候補と呼んでいた人々)の政見放送動画を見て面白がってい>>続きを読む
今更悔やんでも始まらんが、2023年の見納めがコレで良かったんだろうか‥
かつてトイレでの覗きに夢中になっていた変態紳士が滔々と語る持論、それを傾聴する女性たち。
「お前は何を言ってるんだ」とい>>続きを読む
警告⚠️今回結構品の無いレビューとなってしまったので読むならそのつもりで。
体重140キロのブタさん。
普通に生きてる状態からの放血はキツいなあ‥
せめて手袋履い>>続きを読む