身の丈を超えるナルシシズム(わりと最近まで「ナルシズム」と思ってました)を持ってしまった故の悲喜劇といった感じのお話。
勿論あそこまで極端に走ってしまい、泥沼から抜けられないシグネの事を少しばかり哀>>続きを読む
政治と宗教が強固に結びつくとどうなるか嫌というほど見せられ、政権基盤を固めるために「ヒンドゥー至上主義」を打ち出して階層の低い人たちや女性、ムスリムやクリスチャンらを平然と踏み躙るモディのやり方に心底>>続きを読む
N・W・レフン「ドライヴ」、E・ライト「ベイビードライバー」の源流。
イザベル・アジャーニが何故あそこまでリスクを負ってくれたのか全然理解できんのだが、彼女にとってはいつものギャンブルと同じ様な感覚>>続きを読む
ラモンダ、エリック・キルモンガー、オコエ、シュリ、エムバク、ナキア他初登場
「困難な時代において賢き者は橋を架け、愚かな者は壁を作る」
初見時この台詞にいたく感銘を受けたものなんだが、今考えてみる>>続きを読む
イコライザー1と2の間に監督アントワン・フークア、主演デンゼル・ワシントンのタッグで作られた西部劇。1961年版は地上波で一部分視た記憶(なので「ウェストワールド」でネタにされたぐらいの認識)。
あ>>続きを読む
お互いのセクションを調べさせるっていうやり口いやらしいけど上手いなぁ。
ただこういう「モグラ探し」映画は「裏切りのサーカス」みたいな地味〜なやつが好みなんで、足し算映画に仕上げたのは正直どうかなぁっ>>続きを読む
いやまあアルトマン映画だからまともな話だとは最初っから思ってなかったけど、こうもきっちり段階を踏んで主人公の女性が壊れていく様を見せられるとはね。
男性の方はちょっと調子乗り過ぎてたんであんまり同情>>続きを読む
今回ネタバレマークつけていないけど実質相当しているんでそのつもりで読んでいただきたい。
2017年、それまで40年近く独裁を続けていたジンバブエのムガベ大統領がクーデターによって政権を追われ、副大>>続きを読む
先にベースになった短編を視てからの本作鑑賞。あそこからどう膨らますのかと思ったら「そう来たか」という展開に唸らされた(短編に相当する部分にも微妙な違いを仕込んであるんだが)。
長編化で加えられたキャ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
イコライザー3とアクマイザー3って響きが似てる気がする、などという事はさておき。
原題では別にファイナルとは謳っていないけど、「これで終わってもいい」ぐらいの心持ちで作った感はあるよな(ちなみに2公>>続きを読む
遊星からの物体X
ミザリー
カッコーの巣の上で
エイリアン
ニューヨーク1997
ハロウィン
タイタニック
名犬ラッシー
クジョー
怪人スワンプシング
ファーゴ
(劇中言及された映画で自分が分かったの>>続きを読む
今回のリバイバルが初鑑賞。
確かにおもろいはおもろいんやけど、正直話が回りくど過ぎやし、全体的にイキり過ぎ。まあガイ・リッチー映画は大体イキってるもんやと言われればそれまでやけどやはり本作は若気の至>>続きを読む
皆んな大好き?マルコ福音書第五章「イエスまた『汝の名は何か』と問ひ給へば『わが名はレギオン、我ら多きが故なり』と答へ、また己らを此の地の外に逐ひやり給はざらんことを切に求む。」(第9節、10節)由来の>>続きを読む
グランドマスターはあの状況からどうやって脱出したのか?
このあとダリルがどういう経緯でニューアスガルドまでたどり着いたのかも気になる。
ヴァルキリー(ブリュンヒルデ)、コーグ、ミーク他初登場。
「ロキ」シーズン2開始にあわせて復習。
トリックスターからコメディリリーフへ。
自分の像を建てさせたり劇団アスガルドに自分が「死ぬ」とこ>>続きを読む
L・V・トリアーによる5本の縛りプレイ映画
業界の大先輩であるヨルゲン・レス監督が1967年に撮った“Det perfecte menneske”を、様々な制限を設けたうえでセルフリメイクさせる企画>>続きを読む
京都みなみ会館最終上映
一言で表すなら「面倒臭えなぁおいっ!」
宗派の違いで遺恨を引き摺ったり他人ん家の不幸を知って嵩に懸ったりと、人間のそして宗教の嫌なところの見本市みたいな様相を呈して相当にイ>>続きを読む
ほぼ全編ベッドで横になって動かずにいる、表情筋の僅かな動きだけの芝居なのに妙に色気のあるベネさん。
ダールあるある。
2023/10/2追記:
ユーモラスな感じが強くなりすぎて終盤の大事な部分すな>>続きを読む
京都みなみ会館で初めて観た映画
平山夢明氏のネタに出てくるような「怖い川崎」を丸一日グツグツ煮込んだような特濃の厭ぁ〜な感じがずっと続く。平山氏が演じる刑事の出てくるところはちょっと浮いてる感じする>>続きを読む
追悼レイリオッタ
これをinspired byじゃなくbased onってするのアリなん⁉︎これに較べたらグランツーリスモなんて全然可愛いもんじゃぁないの(実際の事件では、コカインの過剰摂取が原因と>>続きを読む
いつもポケットにネズミとフェレットを入れて持ち歩く男。
急にストップモーションアニメが始まったのちょっと不意打ちくらった。
てか、全然汚名を濯いだ事になっとらんぞ
人は死なない(殺人未遂が二回、鳥が殺されたりもする)けど、今まで見てきたウェス映画の中でいちばん背筋ザワザワした。
銃が手に入りやすい国の悪餓鬼はレベルが違う。
巨大🦑の催眠術にかかり?静止した船の上で船を漕ぐ二人
l made a mistakeで済ますんかい🤣
デニス・ホッパー曰く「俺は撃たれたけど死んでない。ピーター(フォンダ)は死んだ。続編に出られるのは俺だけ。」
この頃のデフォーはまだ人間っぽい顔(失礼)してる。
オチで吹いた。
このレビューはネタバレを含みます
このエピソードぐらいまでは(ヤラセらしきものはあるにしても)普通のドキュメンタリーっぽく装ってたな。まあ最初っからクレジットにWritten &Directed by John Lurieって出てるん>>続きを読む
なかなか良くできた睡眠導入番組。1話見終わるのに二日半かかった。
ジャームッシュの「アホが見〜る〜、豚のケ〜ツ〜」が聞けるのは本作だけ。
そんな「アンクル・トム」でええんか?とかティム・バートン映画並みの掌返しに「そうはならんやろ」と思いつつも結局はあのリレーでアツくなってしまったんで観てるこっちの負け。状況次第ではまたあっさり返される>>続きを読む
40分の短編だが例によって滅茶滅茶手の込んだ作り込み様。コントのようにセット?が変化していくのを見るだけでも楽しい。
そしてやはり生と死に向き合う話。ちょっとカードカウンター思い出した。
ターゲットとなった人物を事故に見せかけて始末する暗殺業というとソイ・チェンの「アクシデント」を思い出すが、アドキンス映画なんで当然そんなニューロティックスリラーになる訳もなし。要は元カノの死が(同じボ>>続きを読む
人生に絶望した1人の男が同窓会に顔を出す「ピクニック 1999年春」から少しずつ時系列を巻き戻して映画が進んでいく。
彼は何故絶望していたのかを見せる「カメラ 1999年春」
彼がなかなかのクズだ>>続きを読む
休暇でスキーに行く途中、悪魔崇拝者たちの儀式殺人を目撃してしまい、追いかけられる羽目になった二組の夫婦。果たして無事逃げ切れるのか…というお話。映画のトーンとしては田舎ホラー+カーアクション、そこに少>>続きを読む
4Kリマスター上映自体は喜ばしい事だが、とにかくスケジュールが合わないのは困る。
1963年の作品とあって観光映画としての側面も強い。イスタンブールの「エキゾチックな」風景を見せるのに相当時間を割い>>続きを読む
観る側のアクション脳筋度が試される映画。
事前に上映時間は把握していたからある程度腹括って足運んだけどやっぱり長えよ!パリでのアクション(凱旋門、廃墟、階段)どれも半分でいいよ!
作ってる人たちが>>続きを読む
"The power of Christ compels you!"
過去に地上波で何度か頭から途中まで見たり途中から終いまで見たりして(ところどころ抜けがあるにせよ)内容は把握してたものの、ちゃん>>続きを読む