JiroFujitaさんの映画レビュー・感想・評価

JiroFujita

JiroFujita

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

どんなに展開がベタでも、ニールブロムカンプ色薄くてもクルマとプレステが好きなら絶対にハマる。
ル マンでのあのマシン何?実在するの?めっちゃカッコいいんですけど。

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

2.8

とっ散らかったトレーラーハウス内での小競り合いシーンが秀逸だが、インパクト大のvol.1に比べると全般的に良くも悪くも普通に感じる。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.5

トラックスーツで決めたユマサーマンが、お座敷でバッサバサ極道を斬りまくる本作。
お座敷のセットの造りを魅せる演出が良かった。

ただし肝心の殺陣シーンについては極道映画へのオマージュなのか、血糊溢れる
>>続きを読む

スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

3.9

2006年当時、実際の映像にアニメのような処理を施した画像に惹かれて観たものの、ストーリーが内向的で難解だった為、挫折した経験あり。

今じっくり観ると、ユニークな画像処理が、ストーリーの根幹に関わる
>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

初見当時は北欧家具もスタバも自分には憧れの対象だったし、豊かな生活を捨てて無秩序な行動に突っ走る主人公の心情に全く共感できなかったが、同時に他の娯楽映画とは違う衝撃とどこか危うい魅力にハマったのを覚え>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

圧倒的な映像と音の渦に呑み込まれ、クライマックスの畳み掛けるような展開に痺れ、エンドロールの余韻に浸った166分。
SFでしか得られない興奮を久々に味わった。

CODE 8/コード・エイト Part II(2024年製作の映画)

3.5

アクのないNeill Blomkamp作品というイメージ。ボストンダイナミクスな警察犬との攻防はなかなかの迫力

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.9

あるアメリカの映画脚本家の眼を通して時代を超えて描かれるパリの情景。

数奇な体験を経てノスタルジーとも諦めの日々とも決別し、新たな一歩を踏み出した彼にエールを送りたい。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

ベルリンを舞台に老舗レストランでの食事、ペントハウスでの生活、オケの練習シーンと成功者の洗練されたハイソサエティなライフスタイルを見せつけてからの意表をつく展開。聖域と思われていた世界にも「今」は訪れ>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

アイスランドで牧羊を営む夫婦が突如手にした奇跡とその顛末。
2人だけの平穏な生活を打ち破る来訪者に対しての戸惑い、受容れ、拒絶の有りようについて考えさせられた。
ラストの表情をどう読み取ったらいいのか
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

今回のアクションもアイデア満載でキアヌのスーツ姿も相変わらずいい。
ただこのシリーズ、至近距離でバンバンな銃の扱いの軽さがどうも気になってしまう。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.5

人は本来凶暴で利己的だが法治国家のもとで社会の秩序が保たれ、皆が平穏な日常を過ごすことができる。
ひとたび自然災害や戦争が起これば、ウイルスの力を借りるまでもなくこの映画のような事態になり得るのだろう
>>続きを読む

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.8

余命数ヶ月の殺し屋と彼を追う訳ありFBI捜査チームとの行き詰まる追跡劇を通じて浮かび上がる人身売買カルテルの影。

カルテルから少女を守るいつものリーアム・ニーソンの孤軍奮闘無双ものかと思いきや..の
>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

一切の無駄や妥協を許さずに、己の信念に基づいて実行することが求められるのは殺し屋も映画監督も同じか。
是非ドラマ化してほしい!

The Son/息子(2022年製作の映画)

3.8

かつて真っ直ぐに自分を信頼してくれた息子にもう一度手を差し伸べる父親を待ち受ける残酷すぎる現実。観てて辛い。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

やわらかな陽射しの下で描かれる愛娘との微笑ましい日々に対比するかのように織り込まれる暗闇の中の記憶。
子供は日々成長していくのに、大人はいつまでも過去に縛られ、萎んでいくのがやるせないな。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

主演の俳優がいいなあと思ったら「ベター・コール・ソウル」の人だったのか..
バス車内でのアクションシーンには痺れた。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

のどかな郊外の一軒家の軒先で起こる(主に)白昼の悪夢。アイデア一本勝負のB級感が心地いい。ファッションも皆いい感じ。

355(2022年製作の映画)

2.5

ジェシカ・チャステイン他超有名女優勢揃いのスパイアクションなので終始華やかです。

ソダーバーグに撮ってもらったらもっと魅力的に仕上がりそう。

RRR(2022年製作の映画)

4.4

ボリウッドではなくトリウッドなのか..
久しぶりに出会った「理屈抜きで楽しめる冒険活劇」
特に群衆の暴動を描くシーンのパワー溢れる描写は衝撃的だった。

マークスマン(2021年製作の映画)

3.5

老境に差し掛かった元海兵隊の牧場主が、メキシコ移民の子供を連れてカルテルからの逃避行を繰り広げるストーリー。
お約束とも言える設定で展開に驚きはないが、所々のアクションでニーアムニーソン品質は保たれて
>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

映像がモノクロームでBGMが殆どない本作は何気ない街の活気や自然の息吹、子供達の声がストレートに心に響く温かい作品だった。

前科者(2022年製作の映画)

3.8

wowow同名ドラマの延長線にある映画。
警察を巻き込んだ映画ならではのスケール感ある展開となる分、ドラマに比べて前科者と保護司がガッツリ向き合うシーンは薄味。

デモニック(2021年製作の映画)

3.5

この監督得意のメカを見る機会は得られないが、モンスターが登場するあるシーンのアイデアに思わず声が出た。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

-

男というものは皆女性と決して分かり合えない痛くて悲しい存在なのかも。

トスカーナ(2022年製作の映画)

3.0

洗練されているけれど何処か無機質な感じのデンマークの厨房と飾らないトスカーナの青空レストランの大らかな雰囲気とのギャップが印象的。人は生活環境によってどこまで変われるのか。

イギリスから来た男(1999年製作の映画)

3.8

アメリカ生まれのソダーバーグによるイギリスから来た男の話。
ジェームスボンドとは対極にある、粗野でぶっきらぼうなおじさんの復讐の物語だが、とてもスマートに描かれてる。
小説みたいな終わり方もとてもいい
>>続きを読む

>|