JiroFujitaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

イギリスから来た男(1999年製作の映画)

3.8

アメリカ生まれのソダーバーグによるイギリスから来た男の話。
ジェームスボンドとは対極にある、粗野でぶっきらぼうなおじさんの復讐の物語だが、とてもスマートに描かれてる。
小説みたいな終わり方もとてもいい
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

やっぱりこの監督の映画はダンスシーンが秀逸。映画館でみたかった。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

2.8

スターク社の超絶マシン、超魔術、マルチバース..色々盛り込まれててやや消化不良気味。勉強不足ですみません。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

気のを置けない友人と飲む酒の美味さと高揚感がひしひしと伝わってくる、お酒愛に溢れた作品。
デンマークの街並み、インテリアのセンス良すぎ。

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.5

シンプルに狩りが堪能できる。
一作目をたまたま観た時に感じた掘出し物感再び

ファム・ファタール~憑く女~(2018年製作の映画)

2.5

旅先だと全てが刺激的で冷静さを失いがち。
男というのはつくづくめでたい生き物だ。

オールド(2021年製作の映画)

3.5

人の成長について色々盛り込まれてる。
エンドロールの雰囲気とてもいい。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

多元宇宙のスケール感で描かれるささやかな愛の形がシニカルで現実的でとても切ない。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.2

ナイル川クルーズツアー中に、豪華客船内で起こる殺人事件の解決に名探偵ポアロが挑む。

アガサクリスティの古典的名作の二度目の映像化作品ということで、謎解きよりもノスタルジー、当時の富裕層達のリゾートフ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

ウルトラマンの出立ち、社会風刺メッセージ性の強いストーリー、昭和を感じるチープな演出、アナログなBGM..あちこちから漏れ出るオリジナルへのリスペクト。
新しいのは情報量、ストーリー展開の速さ、3次元
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リターン・トゥ・スペース(2022年製作の映画)

3.5

本体分離後に地上に自動着地するブースター、スマートな宇宙服、熱いリーダー、クルーに優秀なスタッフ..全てリアル。もっと続きが観たい。

潔白(2020年製作の映画)

3.0

ドラマ秘密の森で検察役だったシン ヘソンが弁護士役で主演。
事件の真相よりも母娘の絆の行方に関心を持ってかれた感ある。

運命のイタズラ(2022年製作の映画)

3.5

別荘の間取り、インテリアや庭園がとても素晴らしい。
一見、唐突な帰結に驚くけど、考えてみればいくつもの要素が積み重なっての然るべきラストだったと納得。

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

2.8

一人旅で訪れた海辺の街で起こるエピソードと過去の断片的なシーンを織り混ぜて描かれる大学教授の素顔。
主人公に寄り添うことも突き放すこともせず、一定の距離を保ちながら展開するストーリーに若干戸惑いつつも
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

20世紀初頭のアメリカ西部。
性格の異なる兄弟が経営する牧場へ、未亡人の女性と連れ子が移り住むことによって波紋が静かに広がっていく。

物語の進行につれて各人物の意外な側面が浮かび上がる度に、それまで
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ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家(2021年製作の映画)

4.5

最高峰14座を最短で制覇するだけの話じゃない。
貧しかった幼少時代、グルカ兵での過酷な経験を経て心優しい新時代のヒーローが誕生した。

ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

2.8

リーアムニーソン主演作品なのにサスペンス要素皆無という稀有な作品。事件も小ぶり。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

ホームは心の中にある。
過酷な状況下で喪失感を抱えながら旅を続ける主人公に寄り添うかのようなピアノの旋律と、彼女を包む日の入前の儚い陽の光の美しさが印象的。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

巨大な彗星が地球に向かっていることを発見してしまった天文学者と利権にまみれた国家、メディアとの軋轢をブラックユーモアたっぷりに描いた作品。

名優たちの熱演と迫力のCGにより、SFとしてもサスペンスと
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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PS5のThe Matrix Awakensを体験した感動そのままに本編を観たけど、想像以上に相互にリンクしてる部分があって、それが何なのか確認したくてまたPS5起動してる。

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

未完成で終わってしまった幻の大作の制作にかかる監督とスタッフの熱量の凄さを知ると共に、その後のSF映画の変遷を理解するうえでマストな作品でした。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

Daniel Craigシリーズの集大成的作品。

トムブラウンのスーツを着こなした、これまでとは全く違うJames Bondに魅了されっ放しの15年でした。

はちどり(2018年製作の映画)

4.0

とても静かで儚い映画。
眼差しで心を内を語る主役の娘がとにかく素晴らしい。

ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.8

完璧な優等生か、それとも怪物か。

平等で自由な国を謳いながら、少数民族への差別意識が未だ色濃く残るアメリカ。
矛盾に満ちた社会の仕組みを逆手に取って、真の自由を手に入れようと画策する天才少年ルースと
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.5

9頭身はあろうかというモデル出身のサッシャ・ルスにロングコートにベレッタ。絵にならない訳がない。
二転三転するストーリーも展開もいい。

ベケット(2021年製作の映画)

3.5

旅行先のトラブルで絶望的なシチュエーションに置かれた主人公の行方を追体験させるサスペンス映画。

このジャンルでは必須と思われる、畳み掛けるようなテンポ感は薄く、あくまでもリアルタイム重視の作り。その
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.8

前から気になってた作品。wowowオンデマンドでやっと観れた。

結婚して母になり家庭に入った、ある女性の苦悩が描かれる。
現代においても、女性が自分らしく生きていくことが何故未だに困難なのだろうか。
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SOLO 孤独の淵で(2018年製作の映画)

3.0

孤立無援の絶望的な状況下で、はじめて自分の心と向き合い、困難を乗り越える実在の男性の話。

劇中で主人公が「自由と愛がトレードオフなものだ」と言い渡される辛いシーンがあるが、個人的には両立できる未来も
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

つまり昔好きだったBruce Hornsbyのあの名曲が、社会に根付く差別意識の実情をこんなにもストレートに訴えかけてたのに、当時の自分はそこに全く気付かずスルーしていた訳か。
この映画のエンドロール
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