jirowakatsukiさんの映画レビュー・感想・評価

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

日本公開が始まる前に話題になっていたのは知っていたし、内容がマルチバースでカオスなのは聞いていたが・・。

まさしくカオスッ!そして泣いた・・。

展開的に前半は訳が分からないし、バカ描写の連発でどう
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恋愛の抜けたロマンス(2021年製作の映画)

3.0

恋愛に傷ついた男女が恋愛モノで下ネタ満載なのが笑える。最後まで観て既視感があったのだが、後半の展開は「ローマの休日」だったんだ、うん。
恋愛抜きで始まった関係がどう決着するのかと思ったんだけど、最後は
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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.5

またスーパースターの負の部分を見せつけられてしまった・・。

最初は見るつもりはなかったのだが、
字幕監修をした松尾潔による寄稿を読んで興味を持ってしまったのだ。
音楽を絶賛した文章が主だったので、
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

2.7

わずか40分ながら非常に濃密な作品だった。
昨今の映画が長尺傾向にあるためか、この短さは新鮮。
長ければ良いというわけではないが短くても伝わるものはあるんだなと再認識した。

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

2.8

ネットフリックスにあったので30数年ぶりに鑑賞。
いわゆる脱獄ものだが、実話だと知って驚いたことがある。

子供の頃ビデオに撮って何回も見たが、壁を掘ったり身代わりの人形を紙で作るシーンにワクワクし、
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

ミュージシャンの自伝的映画で必ず出てくるのが、金銭トラブル・契約・薬物問題なのだが、シーンとして見てると辛くなってくる。マネジメントがまだ確立していなかった時代だからと言えばそれまでだけど、問題があっ>>続きを読む

教育と愛国(2022年製作の映画)

3.4

例によって保守派の人の話を聞かない感じが笑えるというか怖いというか・・。向こうから見れば「何を言っているんだお前ら!」となるんだろうけど。

しかし右翼と左翼という翼は交わることは決して無いのだろうか
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.9

面白かったです、はい。
レイアウト、カメラワークはやはり庵野秀明節だし、現代に怪獣とウルトラマンが出現したら国際社会はどう対応するかの話も面白かったし。初手で必殺技を繰り出すウルトラマンも格好良い。
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アイ・キャン・スピーク(2017年製作の映画)

3.2

宣伝文句に「日本では上映不可能!」とあった意味が分かった(笑)それはさておき。
青年との交流を軸にして
おばあちゃんがなぜずっと1人だったのか?なぜ周りにお節介を焼くのか?なぜ英語を学ぼうとするのか?
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

2.3

鈴木亮平の悪役ぶりが凄まじいとの評判から観たいと思っていたが、前作で見た残虐シーンがトラウマになってしまったこともありなかなか手が出なかった作品。
結局観たさが勝って、とにかく残虐シーンは徹底して目を
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香川1区(2021年製作の映画)

3.7

結末を知っているのに投票結果が判明するシーンで泣きそうになってしまった。
こんな愚直な政治家がいることに感動すると同時に、彼のような人間が歩いて行くには政治の世界が余りに酷であることが浮き彫りになるの
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.1

今作はサム・ライミ監督作から始まったスパイダーマンの集大成とのことで、未視聴だった過去作を一気見してから映画館へ。

元々トム・ホランド版スパイダーマンは軽妙な感じが好きではなかったのだが、今回は過大
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.2

あまり期待せずに観たが、その期待通りの映画だったという印象。

シリーズ続編がどういうものかをメタ的に語られるが、それが監督の言いたいことのほとんどだったんだろうな。。

やはり3部作で終わっていたん
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.1

先の展開が全く読めないので食い入るように見てしまった。お陰で2時間半が飽きない。
元々マーベルファンの私だが、今回はマ・ドンソク出演ということで期待値が更に上がるわけだが・・そうなるのね。
しかしこれ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.4

あ、あ、圧倒的じゃないかっ!!

いやマジです。すごいです。
演劇?コンサート?ダンス?
全てをひっくるめたエンターテイメント。映画が終わった瞬間、拍手しそうになった。
もう一回観たい。ミニシアターで
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.1

こういう音楽映画は大好き。
主人公の男の子はパッとしない感じだったのに、メイクと髪型でカッコいいバンドのボーカルになっていくのがびっくり。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

サマーウォーズ以来、細田作品を観ようと思ったのは主演が中村佳穂だったから。それは正しく歌に説得力が溢れている。
映画の歌唱シーンは素晴らしくて、これを観たさに3回も映画館に行ってしまった。
ただ、恐ら
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.4

日本、アメリカ問わず男尊女卑の考えが根強く残っていることを痛感する映画。
主人公の行動は決して正義とは言えないが喝采したくなる。
ラブロマンスの描写を織り込んでどう物語が終わるのか読めなかったのだが、
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

2.7

公開当時2回見たけど、あまりに救いがなさ過ぎてもう一度見ようと思えなかったけど、シンエヴァのお陰でもう一度観る気にさせられた。
が・・。やっぱり救いがなさ過ぎる。いくらシンジに背負わせたくないから、と
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

2.2

いい話でありながら路上生活者の問題を浮き彫りにする映画だが、
人物造形を活かしきれていない感じに悔いが残る。

しかしアレックボールドウィンはいつからあんな体型になってしまったのか?まさかなぁと思いつ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

何をどう言えば分からなかったのだが、それはこの映画がダメとかじゃ無くて。
すっごく素敵な映画だったんだけど、それをどう伝えれば良いのか分からなかったのだ。
いや、いいものを観た。主役の2人最高。クラス
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.0

セックスから始まる男女の陽気なラブコメ・・
と思わせておきながら女性は難病を抱えており、男性はそれを支えて愛し続けていけるのか?という命題を突きつけてくる映画だったとは・・。
ジャケットとあらすじのイ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.6

エヴァはやっぱりエヴァだった!

とにかくかつてエヴァに取り憑かれた人たちは観るべきです。
どこかに刺さっていた棘を溶かしてくれます!

そしてありがとう、さようなら。
(でももう一回観に行きます(笑
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.3

まさしく抱腹絶倒。
観ながら笑いまくる映画を久々に出会った気がする。
2時間を全く飽きさせない展開とラストのオチにまた爆笑した。

韓国と日本はやはり文化圏が近いのかなと観てて思った。笑いのツボという
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偉大なる遺産(2003年製作の映画)

2.3

内容的にはオーソドックスなラブコメだが、ストレスフリーで楽しめる映画だ。男女がわーきゃー言い合う感じは男女7人夏物語のさんまとしのぶを思い起こされる。

ジャケットが気になってレンタルしたが男優があま
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

2.6

いわゆる音楽青春物語なのだが、主人公がパキスタンからの移民であることがユニークだ。
男女 移民 家族 政治 による偏向的な問題と世情が露わになっていくのが見ていて辛かった。
主人公は街を離れたいと願う
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.4

いや面白い、面白い映画だった。
元々は演劇作品と知って納得。
野球の試合を応援?に来た高校生、しかもスタンドの隅で露わになる報われない青春・・。
でも、それでももう一度、という描き方が良い。一場面の会
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マイPSパートナー(2012年製作の映画)

4.2

所謂ジャケ買い?ジャケレンタルした作品だが、個人的にはかなりのヒットだった。

間違い電話から始まる恋愛ものだが下ネタギャグ全開で笑う。
主人公も元ミュージシャン志望で歌が下手という設定が痛いのにラス
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怪しい彼女(2014年製作の映画)

4.1

ジャケットとあらすじの印象と違ってコメディタッチでありながら、ヒロインの家庭環境の難しさがシリアスに描かれていて、序盤は切なくなる。
よくある若返りものでありながら、ヒロインはずっと自分の家族に思いを
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.3

久々に気分爽快になれる映画を観た気がする。
「マイフェアレディ」「プリティーウーマン」など上流階級の男性が下流?の女性を育てる映画は多いがこれはその逆であり、なぜ今まで作られなかったのか?ととある評論
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

2.4

シャーリーズセロン目当てで鑑賞。
1989年冷戦期を舞台にしたスパイアクションだが、所謂「騙すか騙されるか」もので昔水曜ロードショーとかで観ていたなぁと思った(スティーブマックイーンだったかな?)
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.4

これは面白かった!
緊張感のあるスパイ物 であると同時に北朝鮮の現状と問題だけでなく、韓国自身の問題まで言及していく。主人公だけでなく北朝鮮側にも憂う人がいることと、そしてラストシーンに涙が溢れた。
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キングスマン(2015年製作の映画)

2.1

ここまでぶっ飛んでふざけた映画とは思わなかった(笑)
コリンファースの紳士服姿は格好良かったけど、途中でああなるとは思わなかったし・・(−_−;)。
イマイチ乗れない映画だったのが残念。
あ、そうそう
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

ゾンビは歩くのが遅いと誰が決めたのか?と真っ先に思った。
怖いよこれは・・(−_−;)
メインキャストが次々と命を落としていく中で、主人公の最後の行動に涙が溢れた。
最近韓国映画を観るようになったが、
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はりぼて(2020年製作の映画)

3.8

あまりの間抜けぶりに笑うしかないが、笑えない状況であることに憂鬱になってくる。
有権者がしっかりしなきゃいけないんだよなぁ。
と、改めて思わせてくれたチューリップテレビに感謝です。

EXIT(2019年製作の映画)

2.5

普段、韓国映画はあまり観ないがこれはジャケットが気になって借りた作品。
まあ、所謂パニック映画だが主人公が無職だがヒロインと共に山岳部だったという設定が面白いと思った。あと結構な頻度で入るギャグがかな
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