jirowakatsukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.1

な、なんちゅう訳の分からない映画だ・・。「インセプション」が可愛く思えてくるぜ(笑)
前半は007みたいな話から後半から時間逆光やら世界の破滅やらになって行くのだが、一回で分かるには情報量が多すぎる。
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

2.1

公開当時、阿鼻叫喚だったとかデビルマンだったとか言われていた理由がようやくわかった(笑)
こりゃ「やめてくれー!」と叫びたくなるわな・・。
でもゲームであるドラゴンクエスト5に思い切りワクワクした気持
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ホリデイ(2006年製作の映画)

2.4

家交換サイトって本当にあるのかと思って調べてみたら、2013年にイギリスで始まった会員制のもので、休暇をホテルじゃなく住んでみたい家で過ごすためのものであるとのこと。損害保険も完備してるらしい。
それ
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

4.1

ずっと好きでいられるのは片想いだからー。
というセリフが妙に腑に落ちる。
実際、付き合い始めると相手のマイナス面が目に付き、どれを受け止めていけるかの心の中のせめぎ合いがどうにも・・(笑)
ずっと片想
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

2.3

日本の新聞社は見習えよ!と言いたくなる映画。
あとはこのナイトリッダー社の上司と部下の関係が良いなと思ったりする。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

凄まじい映画を観た。

序盤のコミカルな感じから後半のホラーな展開に向かって韓国社会の根強い問題が炙り出しになっていく描写に圧倒される。
最後がどうなるのか全く読めなかったが、父親がそこに戻るとは・・
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.1

話題の映画であることは知っていたが、ようやく観た。
タイトル通り愛がなんだ、と思える話と人間模様だった。でもそれでも良いと思えてくるのが不思議な映画なのだ。
自分はマモちゃんみたいに人を振り回してはい
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.0

「最後のジェダイ」で今までのswを否定した後、どういう物語が描かれるのか?と期待して観ると肩透かしに感じてしまった。
話としてはエピソード6と同じ展開だし、キャラクターも掘り下げきれないまま終わってし
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

2.9

出てくるのが主人公と電話だけでこの緊張感はすごい。展開と結末が予想外だったが、それがなければここまでの映画にはならなかったかもしれない。
いや、非常にユニークな映画だった。

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.6

ターミネーターは2が傑作だと言いながら、1は一度しか観ていないこと(しかも断片的)に気付き、今回あらためて観た。
当たり前で今更なことだが、特殊技術は昔で稚拙でも、ターミネーターシリーズの要素が全て詰
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.3

正統な続編ということで1、2からどう繋げるのか?〇〇はどうしたんだ?という最大の疑問は初手から説明された。「あぁなるほどね」「まあ確かにあり得るかな」という感じだ。
シュワルツェネッガーの立ち位置やス
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.6

なかなかぶっ飛んだ映画で笑った。
狂気じみた長谷川博巳は素晴らしいし、二階堂ふみもバカっぽくて色気ありまくりだし(笑)。星野源もあらためて見ると一般的な顔立ちなんだなと思うし、それが巻き込まれ役として
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美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

2.0

コメディタッチかと思ったら、かなりシリアスで心が痛くなる映画だった。

なぜ結婚したいのか?恋がしたいのか?セックスがしたいのか?
いずれにしても結婚してからが生活の様々な不満・難問が出てくるのが結婚
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

とっても素敵でせつなくて。そしてちょっと前向きな気持ちになれる--。

こういうタイプの映画は久しぶりかもしれない。それこそウッディアレンの映画とか?
主人公がバツイチで恋に臆病で・・とか、文章が好き
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

ヤバい映画を観てしまった。
ジョーカーが誕生した瞬間に拍手喝采したくなるとは・・。
ホアキンフェニックスは今作で初めて知りましたすみません。
ホントに鬼気迫る演技だった。
言いたい感想は他の皆さんが既
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

ポップスターはどこまで孤独で哀しいのか。
ということがまざまざと観られる点では「ボヘミアンラプソディー」「ジャージーボーイズ」と同様だが、この「ロケットマン」はエルトンジョンの楽曲を元にミュージカル形
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.4

思わず泣いてしまいましたよオジサン
(45歳)

死期が迫った友人のため主人公が学生時代の仲間を探しつつ、過去の話が90年代のJPOPと共に回想されるのだが、まず序盤でその切り替えの瞬間にLA LA
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天気の子(2019年製作の映画)

2.3

実は映画館で新海作品を観るのは初めて。映像の美しさを映画館で観てみたいと思って出向いた。

まずポイントとして。
・所謂セカイ系で世界と少女の命のどちらを選択するのか?という問いかけがあるが、この映画
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主戦場(2018年製作の映画)

4.4

見応えがあるドキュメンタリーだった。
従軍慰安婦の存在は知っていたしきちんと謝罪すべき問題と私は認識していたが、これは日韓関係の問題ではなく人権問題であり、現在進行形のme to問題であると痛感させら
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

韓国映画の「タクシー運転手」「1987年」を観たとき、自国の黒歴史を映画化するなんてすげぇな日本じゃ出来ないんだろうなぁと思ったのだが、現政権のリアルタイムネタを容赦なくぶっ込んだこの映画はビックリし>>続きを読む

最低。(2017年製作の映画)

2.7

痛い映画を観てしまった。

彼女はなぜAVに出たのか?
閉塞感や周りに理解されないもどかしさが描かれるが、実際はもっと様々な理由があるんだろうな。

この映画ではAV女優の娘がイジメを受けるという話を
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

2.9

シネマテーク高崎で鑑賞。

いくつかの文献でビルエヴァンスのエピソードや「最も遅延された自殺」と呼ばれていることは知ってはいた。
だが、近親者や共演者の生の声が映像と共に語られるとさらに圧倒された感じ
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

2.7

普段こういうアイドル映画は一切観ないのだが、この平手友梨香の存在だけは気になって仕方なくて余程映画館に行こうかと思ってしまったほどだった。
で、ようやく観たのだが。
この子の独特な存在感が発揮された映
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

1.4

実際に起こったテロ防止事件を、当事者達が映画で演じるという「え?何それ?」的な話なのだが、主役の幼馴染3人のキャラが立ちすぎて素人とは思えなかった。
テロ防止のシーンは短く、あとはこの3人がどういう人
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

良い話だったなぁ〜。
噂だけ聞いたのみで、その他批評など読まずに観て良かったわ。

稚拙なゾンビ映画が家族の話になるってこういうことだったのか。確かに周りに説明しにくいです。

私が他に知らないだけだ
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.1

どうしても今の日本の現状と比較してしまい、「タクシー運転手」同様冷静に見れなかった。
こういう過去の黒歴史をしっかり映画にしているという点では日本は敵わないのかも、と思ってしまう。
韓国映画のオールス
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

2.7

光州事件については全くもって知らず、というか韓国について歴史で習ってるとは思うが覚えてないんだと思う。この映画を観ると無知だった自分のことが堪らなく申し訳なくなった。

で、映画の感想だが、主人公のタ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

2.5

トムクルーズがジャッキーチェンという職業(笑)をしてるという噂を聞いて鑑賞。確かにそこまでやるか?というアクションてんこ盛りの映画だった。
個人的にはそういうアクションより、変装や映像を使って相手を騙
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

漫画の実写化で初めて観たい!と思った日本映画かもしれない。これほどまでにキャスティングがハマったのは珍しいし、スタッフが原作を大事にしたということなのだろう。
タイトルである「恋は雨上がりのように」と
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

リアルタイムでは聴かず、フレディの死去で名前を知り、後追いでクイーンのファンになった。
バンドの歴史やフレディの死の原因も色々知ってはいたが、この映画で改めて歴史を目の当たりにすると、楽曲の意味がまる
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

2.1

アメコミ的な映画を久しぶりに観た。かなり複雑なテーマが含まれていて、気分爽快とはいかない映画だった気がする。
本当はもっと深いものが含まれている映画なのだろうが、一見では分からなかったです、すみません
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

2.4


前作とは違いゲームの世界に主人公たちが入り込むのが現代的な感じなのかな。でも戻るときには時間軸も戻るのが前作と同じでニヤリとした。
いかんせんジャックブラックの女子高生演技が最高過ぎるぜ!!

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

2.7

ジャケットの可愛さがどうにも頭から離れず(笑)鑑賞。
怪獣が自分の動きと同じに動く・・という昔の特撮にあったようなコメディ的な展開とは間逆にかなりシリアスな内容で驚いた。
幼馴染の男がいう「やっと主役
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

2.2

ハリーポッターシリーズは2本しか観ておらず原作も未読なので、細かい部分が分からないままだった。
が、全部が分からなくてもワクワクする映画ってことで良いのかな。主役の俳優は初めて観たが気弱なのか芯が強い
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

60年代初頭、まだ根強い黒人差別があった頃にNASAで活躍した黒人女性たちの実話。
ユニークだなと思ったのが、彼女たちは一般的なデモなどの黒人運動とは距離を置き、あくまで能力に見合った「より良い仕事」
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.8

おじさん世代からすると「犯人全員」「日曜洋画劇場」「ショーン・コネリー」というのがオリエント急行のイメージなわけで。
今回のリメイク版の新鮮味をあげると、やはり旧作だと淡々と謎を解いていたポアロが、真
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