リチャードギアがアクションをやるのは非常に意外だったという印象。
あと悪役のブルースウィルスが最後情けなさすぎて笑う。
ジョンマルコビッチ最高。
だがブルースウィルスのラブな話は一切いらないと思う。
上杉隆という詐欺ジャーナリストがいたが、全くもってこの主人公とかぶる。
それはそれとして、ヘイデンがこんなに演技が上手いとは知らなかった。スターウォーズだとへたにしか見えなかったんだもん。
誤解が多いがこれはサモハンが主演の映画である。
アクションと笑いがてんこ盛りで内容はないに等しいが、当時皆が期待してたのはそれだったんだ。サモハンもジャッキーもよく分かっていたんだよ。
ウィルスをテーマにしたパニック映画は多いが、これはそれを現実的にしたもの。
派手なアクションは一切ないが、リアリティさに鳥肌が立つ。
日本版は福山雅治と柴咲コウが邪魔で仕方なかったが、この韓国版には登場せず、それが良い効果を出している。
主人公の恋心も狂おしいほど切ない。
盲目の主人公?が女性とタンゴを踊るシーンが最高。
これだけでも一見の価値あり。
期待して観てがっかりした映画は多いがその逆は少ない。
これは自分にとってその唯一の例。もちろん笑える意味でだが。