既にあったものと、少し異質なものとをひっくるめて肯定していこうとするような話。
序盤の宮崎vs本田の拮抗、かぐや姫みたいな残像感とリネンみたいにぷるぷる揺れる衣服の描写が印象的。現実パートの高畑的ジブ>>続きを読む
カサヴェテスの映画って、銀杏BOYZの大人版みたいなことかと思ったが、何かお互い二対して失礼な気がする
とにかく面白い、明け方出しっぱなしのグラスに酒を注ぐのとか、変なクロースアップのつなぎとか、ボウ>>続きを読む
コメディプロットとシリアスとが軽妙に交わる様がお洒落。2つの世界がつけ髭や扉を介して隣り合わせにある。笑わすことは殺すことと同じと松本人志が言っていた気がするが。フレーム内で軽やかに殺されるのはナチ党>>続きを読む
ズームやパンで注意を引き付けて、ボイスオーバーと複数のイメージで撹乱する、アルトマン印の飽和状態。出たり入ったりする(何匹かの)犬など。
観た人と何を目撃したか話したくなるような、膨大な散文詩が押し寄せてくるような映画だった。ふとした瞬間に日常がシネマティックになったり、子どもたちが雪合戦してるのをコクトーの夢って言ってたり、ニコっぽい>>続きを読む