Taikiさんの映画レビュー・感想・評価

Taiki

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.8

自分の本当の居場所はどこなのか?人と人を繋ぐものは一体なんなのか?血の繋がりは現実問題切っても切り離せないものであっても、他人は他人でいくら同じ経験・生活を共に積み、切りたくないとおもっても切り離すこ>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

いつか本当にこんなもう一つの世界が生まれて社会現象になるんだろうなと思いつつ鑑賞。
何か見失なってるとわかりながらも人は新しいものを求め現実離れする度にワクワクしてしまう。

そんなこんなでとにかくワ
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.7

電気が長期間止まることでしょうじる色々な要素。当然昔は電気なんてなく人々の生活はまわってた。でも今はある事が当然でまわっているからこそパニックに落ちる。情報が薄れ、金の価値も無くなり、知恵が必要になる>>続きを読む

彼岸島 デラックス(2016年製作の映画)

2.6

思ってたより全然頑張ってるとおもった。ワイヤーとかCGとか特撮っぽい感じもあって。
決して入り込むことはなかったけど、型にないまばらで奇妙な世界観。ある意味クオリティがバラバラってのもある。逆に笑える
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

凄まじい生命力を感じる。
幾度となく死の淵を彷徨うも行き続けようとする力強さ。それは復讐のためか、はたまた本能なのか。『息をし続ける限り戦え。息をしろ。息をし続けろ。』
冒頭から長回しの多い、雪山での
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.6

ほのぼのとした何気ない日常が、少しずつ耐え難い状況になっていく。『戦争』それは何度聞いても許されることじゃないとわかる。
いったい何のために我慢をし、苦しんでいたのかが本当にわからないと感じる。誰も傷
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凶愛 デートレイプ(2017年製作の映画)

2.7

クオリティは決して高くはない。
生活感の無さ、描写がいまひとつ足りない変化や、絵がわりのしない前半。DVや依存症がテーマにありがちな内容の説明で終わっている気がした。
ただ何よりもおばさんが不気味過ぎ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

出口のない暗がりをただ彷徨っている感覚。常に何かに矛先を向けていないと自分を肯定することができず、怒りを度止めることがでず終わらない負の円環。
3つの広告看板からじわじわと動き出すストーリーと、こんな
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

2.7

個人的にはあまりついていけない世界観。ブラックファンタジーというのか、なんというのか。
内容もちょっとピンとこない。観ていて特に真相が気になったりもせず、空海は常に冷静過ぎてすでに答えを知っているよう
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.3

創造は人を豊かにする。色・大きさ・形、みんな違うからこそ表現は楽しい。
とにかく大きなパワーをぶつけてくる作品。一曲一曲でストーリー展開するテンポ感や世界観が心地よく、よくもあれだけ歯切れよく詰め込ん
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セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

2.9

現代風にリメイクをしているが、主人公がストーリーについていけてない感があった。特に成長とか感情の動きもなく、その場その場。
初代の独自の空気感の方がまだ楽しめた。

(2017年製作の映画)

3.4

何ともぎこちない空気感がリアルで二人の関係性や、今と昔の生活感やら想像が膨らんだ。
昔はよく一緒にいたのに、大人になるとすっかり会わなくなってしまう。でもなんだかんだ会うと昔を思い出して少し元気が出る
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落語物語(2010年製作の映画)

2.9

噺家目線で描かれる日常。全体的にコミカルなタッチのためリアリティは薄い。芝居臭さが目立つが会話の掛け合いや台詞回しも落語のようなテンポがあって心地よい。場面場面では面白いけどショートコントを見ている感>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

3.3

出てくる全員が異常者。何というか、汚いファンタジーと言ったところか。ハナからリアリティ目線から離れた異臭を感じた。バイオレンスなのにどこかコミカルに感じる面白さ。とにかくスピード感とインパクトがすごい>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.1

就活だけでなくても、誰かに気に入ってもらいたかったり認めて欲しかったり、自分をPRするために必死に考える。そんな時こそ、自分は何者なんだろうって気づく。それこそダウトのように裏側が本当なんて返さないと>>続きを読む

修羅雪姫(2001年製作の映画)

2.9

厨二病という感覚は否めない。急に空間が飛んだり、普通じゃありえないリアリティとはかけ離れるものが多かったり。ストーリーも芝居もこてこてに臭い。
ただ今のアクションとは違う、勢いの良さだったり、決めると
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罪の余白(2015年製作の映画)

2.9

内容に反して割とキラキラ系の絵。その点きらびやかに見える女の子の裏の闇の振れ幅が大きかった。いいとこ育ちなんだろうけど、いい家に住み過ぎ。やってることがみみっちく感じる。
あと距離感が常に気になる。

隣人13号(2004年製作の映画)

3.6

傷つけた方は覚えてなくても、傷つけられた方は重く残る。復讐心が別人格を作り上げている。心底から闇を感じる何とも不気味な演出。残虐な殺人シーンはいつも遠目。それはいじめに対する、いつも見て見ぬふりをする>>続きを読む

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