Taikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Taiki

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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.5

テンポが良い中充分に見応えがあった。まずオープニングがカッコ良い。脳に擦り付けられるような演出でストーリーに入る前の完璧な前振り。
後半は多少疾走感はあったものの、緊張感の切れない内容だった。
途中の
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武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)

3.1

熱を帯びていたのはすごく伝わった。目つきの変化、筋肉の張りの変化、刀をもつ姿の変化。最後に対峙する2人にはシビれるものがあった。ただ如何せん内容がついてこなかったこと。勢いのまま突っ走って置いてかれた>>続きを読む

解夏(2003年製作の映画)

3.3

病気発症をホラー感が出るほど恐怖を表していて、そこから一変してゆったりと流れていく時間。心地よい音楽も流れ、良くも悪くも時が長く感じた。
おじいさんがさらっと口にしたけど心に残った『最後に見たいものっ
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ゲノムハザード ある天才科学者の5日間(2013年製作の映画)

3.2

主人公と同じように観れて、初めての『?』から少しずつ記憶・情報が見えて展開していくのは面白かった。特に驚きやひっかけはないけど真相がわかるとスッキリする。なぜ日本と韓国を混ぜたストーリーになったのかは>>続きを読む

リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

2.6

全部を通してひたすら走って何かから逃げてるってニュアンス。
トリンドルの走り方と顔がとにかく面白すぎる。それだけでだいぶ笑った。

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.6

何にもないけど面白い。平坦だけどだらーんを楽しめる。お互い顔見知りな性格もの同士の絶妙な間だったり、1人の女性が加わることの変化だったたり。少しずつ会話も増えていきちょっぴり2人の間の壁が低くなってい>>続きを読む

ラブドガン(2004年製作の映画)

2.9

空気感重視みたいなところはあるけど、感情を表す銃弾の辺りは面白い。時折入ってくるコメディタッチな部分は謎。
同じ境遇を持つもの同士という点であまりピンとこなかった気がする。もう少し短くても良かったのか
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劇場版 BiSキャノンボール2014(2014年製作の映画)

3.4

テレクラキャノンボールに続き、最低で最高なドキュメント。
最初の夜はまだ何も知らないアイドルメンバーに対して必死になっている監督たちの姿が面白い。
ただ今回は、、企画自体が危うくなり完全に点数やらの勝
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天の茶助(2015年製作の映画)

2.6

大きな設定は面白いけど、全体としてあまり活きてない気がした。
コメディとしては空ぶってるし、これっていうドラマ性もなかった。ただハチャメチャに暴れて、異常なほどに光飛ばしてる印象。
商店街を走る所は異
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シャニダールの花(2012年製作の映画)

2.9

人間は植物に還り一度絶滅したという説。生物の最終形とも言われる人間は知恵を持つことで汚れもまた生み出す。そして綺麗な花に毒され、やがてリセットされる。
綺麗事のようで残酷な内容。
花が映えるような明暗
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ゼンタイ(2013年製作の映画)

3.1

様々なシチュエーションでの切り取り。それぞれ設定のみの台本なしという日常では当たり前の空気感。
全身タイツが『何者でもない何か』という変換には少し疑問があったが、見た目や表情を潰しても人って個性がでる
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(2017年製作の映画)

4.8

相変わらず生きている意味を問てくる力強い作品で、毎度テーマにあがる五感。それぞれが意味を成し形づいている。目が見えなくても見える、耳が聞こえなくても聞こえる。想像という観点が人間の生きる希望を作り出し>>続きを読む

下衆の愛(2015年製作の映画)

3.4

インディペンデント映画界の汚い人間関係。いくら繋がりとはいっても美しさを捨てた欲の塊にすぎない繋がり。居酒屋のシーンとか空気感がすごくリアルだった。低レベルな中の上下関係とか胡散臭い感じ。タチの悪い一>>続きを読む

美しい星(2017年製作の映画)

3.6

『自然が美しいと思っているのは人間で。本当に美しい自然には人間は存在しない。』
それでも人間に生まれて人間のいるこの星が美しいと思える。
独特なタッチで描かれていて、何ともシュールなSF。音楽やコメデ
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人狼ゲーム(2013年製作の映画)

2.8

芝居の熱や人の死に対する感情はよかったが、人狼ゲームである必要性を感じなかった。ただ理不尽に誰かを殺さなければいけないというだけで、ゲーム感がない。
よくよく考えると、心理戦のゲームに死の恐怖があると
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人狼ゲーム ビーストサイド(2014年製作の映画)

3.2

緊張感のないところから段階を踏んで見えてくる恐怖。アドリブやモニタリング形式なところがいい意味でリアル感があった。その分芝居が浮いている人も見えたけど。
それぞれのキャラクターも立っている印象が強く、
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人狼ゲーム クレイジーフォックス(2015年製作の映画)

2.4

あまりピンとこなかった。
人狼ゲームなのに心理戦描写が弱いし、恐怖感も弱い。
ドア越しに声バレるでしょ。とか死体に血が出なかったりとか、リアルに欠けてる部分。
この手の作風で、主演が必ず生き残るのはい
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毎日かあさん(2011年製作の映画)

3.4

夫婦の空気感をすごく感じられる。長いこと連れ添って、知って切り捨てれない感じ。
何気ない毎日がドラマになる。そのための嘘(漫画)でも大切なものはそこにあって、お母さんでいる毎日は同じこと。
意外と重い
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しんぼる(2009年製作の映画)

2.4

全ての一瞬一瞬は神の手から生まれてるということなのか?
テレビ的な面白さはあるけど、ちょっときついかな。

滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.5

7人のおばちゃんが遭難。それぞれが独特のキャラクターがあって、もめたり無邪気にじゃれ合ったり。台詞を感じさせない会話だったり、生活の経験だったり『おばちゃん』の味を感じる。

PORNOSTAR ポルノスター(1998年製作の映画)

2.9

千原ジュニアさんの目が何とも良い。狂気以外の何者でもない。
ストーリーはあまりピンとこなかったものの、知らない時代の渋谷を感じれた。

東京無国籍少女(2015年製作の映画)

2.8

自分はなぜここにいるのか?何と戦っているのか?そんな疑問と葛藤を日常的ではないが描いているような作品。
全体的に間伸びしすぎてて、集中が切れる。アクションシーンだけインパクトが残った。
短編にした方が
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ヴィタール(2004年製作の映画)

3.1

ところどころの台詞が印象的。
恋人を死亡解剖していくことで少しずつ感情を思い出していく。
無を強調する浅野さんの表情は凄い。
2つの世界ははっきりと分かるが、時間軸がぼんやりとなっていて掴みづらいとこ
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私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

2.9

もはや特殊能力的マインドコントロール。執着していく意味があまり理解できなかった点。
美しさというよりは醜さや汚さの方が絵に映っていたように見えた。全体的に暗めのトーンで肉欲感は出てた。

うそつきパラドクス(2013年製作の映画)

2.3

シチュエーションAVの延長のような…
芝居も薄っぺらく何ともストーリーもついて行きづらい半端さ。

ゲゲゲの女房(2010年製作の映画)

3.0

急に貧乏生活が始まって、最初は抵抗だらけだけど夫の緩さに流れて次第に慣れていって、ただ時計は針を刻んでいく。
決して明るくはない2人の生活。
目に見える現実だけではなく、どこか妖怪のように見えないもの
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オー!ファーザー(2013年製作の映画)

3.1

4人の父と暮らしている話。
それぞれの父親の特徴があってそれぞれを継承する思い出や助言。
何かと4倍な息子の設定は面白いし程よい緩さ。
トラブルに巻き込まれにいってからの事件性までもが緩かったので、そ
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JUDGE/ジャッジ(2013年製作の映画)

2.5

7つの大罪をテーマにしてるが、あんまりしっくりこない。
誰が残っていくか丸わかりだし、やりとりもよくある言い合い。
ワンシチュエーションな分、目線カメラで見え方を変えたりホラー感を出している所はよかっ
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恋の門(2004年製作の映画)

3.4

ひたすらコントを続けている。
離れてくっついてをとにかく繰り返しているだけのストーリーだけど、周りのキャラクターが濃すぎる!キスが濃すぎる!
細かいところまで悪ふざけしている。さすがです。

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

3.3

女の子の視点で描かれた何とも腹黒いというか面倒臭いというか、分かりやすく普遍的で面白い。
あざといくらいの変貌ぶりやシチュエーションだけど、キャッチーでテイストにしっくりくる。
ただ…主人公がどうして
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.8

最初のビー玉は面白かったけど、段々観るのが辛くなっていった。
次はどんなキャラが出てくるんだろうっていうゲーム的感覚だけで観れたけど…
とりあえずクリアしてみたものの、あまり達成感がない感じ。

女子ーズ(2014年製作の映画)

2.7

暇を潰せると言った感じ。
笑いは難しい。振り切ることだけが面白さにはならないし、掛け合いやテンポもイマイチしっくりこなかった気もする。
女子だけの戦隊ものという空気感は良かったんだけど…タレントの壁が
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.2

スポ根ものは単純で掴みやすい。
広瀬すず全開の映画だった。
焦らして焦らして最後に観せた演目には鳥肌がたったものの、いらない合の手だったりリアリティの薄れる演出が余計だった気がする。
3年間を描く中で
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