Taikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Taiki

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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

3.8

ここまで残酷なものを描けるのはすごい。聞こえない喋れないという何かを容易に伝えることができない子供たち。その必死に何かを訴えかけてくる表情や叫び声がとても苦しかった。決していい結末とは言えないが、本当>>続きを読む

大阪外道 OSAKA VIOLENCE(2011年製作の映画)

2.6

とにかくクオリティは低い。
ただ地元っていう臭い感じが出てる。
芝居というよりは地元人って感じだし、ドキュメントタッチなのかな?せめてカメラワークが安定してればもっと観れたかも。
個人的には『大阪蛇道
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

マシンを愛し男を愛し、普通ではない。でも普通の人にはできないことを成し遂げた。多くの人々の命を救ったのにも関わらず機密のため賛賞される存在となったのは死んでからずっと後のこと。ましてや生きてる間は普通>>続きを読む

GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.7

ガンツの大阪編。
原作との違いやらはとやかく、そもそも作風的に実写よりも確実にこっちの方がしっくりくる。
迫力も気持ち悪さも漫画と同じくらいで、気にせずに楽しめる。
是非、次作も作って欲しい。

信長協奏曲(2015年製作の映画)

2.9

ドラマを見てた流れで鑑賞。
特に映画になったからといっての変化は感じず。せめて合戦のクオリティは上げて欲しかった。戦国ものを描くなら必要な要素。手がぬるいし、まったく死を感じない。
あとオチは…初めか
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.6

いきなりオープニングで鳥肌がたった。あれだけの大規模な絵を観せられると圧倒される。
ただ後半になっていくにつれて、あのオープニング印象から…果たして同じ作品なのか?って思ってしまったほど落ちてった。ス
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.5

特に見入るものがなかったかも。始まりから、アニメ感を出してなのかアフレコの感じが気持ち悪くてなかなか入り込めなかった。原作は見たことないけど、中途半端に寄せてるのがわかった。

酔いがさめたら、うちに帰ろう。(2010年製作の映画)

3.2

嬉しいのか悲しいのかわからないけど、いつも何かでいっぱいになってる。とても愛くるしい家族がいつも近くにいるのに、届かないところにあるような。そんなふわふわとした感覚が、長い時間シラフでいることでちょっ>>続きを読む

天空の蜂(2015年製作の映画)

2.8

やたらと反原発を訴えていたが、あまりピンとこない犯罪動機として結びついていた。なかなかツッコミどころが多く、確かにハラハラはするけどなかなか感情移入はしづらいものだった。
脇を固めるキャラクターが面白
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.4

音楽で伝え、音楽で会話する。ミュージカルとはまた違う、より親近感があるものに感じた。何でもないものでも音楽を添えるとドラマ性が生まれ、何か生きたものに見える。
あのダブルイヤホンはずるいよね。

男子高校生の日常(2013年製作の映画)

2.6

本当にただの日常。女子の力関係の強さ異常。リアルと言えばリアルだけど乗りにくいテンポ。そんでもってエキストラ含め、年齢がさすがに無理があり、ネタにもならない。AV男優みたいなコスプレぶりが…どうせなら>>続きを読む

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.2

何んか上手くいかない純粋な恋愛。程よいシュールなコメディ要素が観てて面白かった。不器用な仕草にソワソワしてもどかしくなる。いい意味で。牛丼屋のシーンはグッときた。ただあの濡れ場のギャップとラストの展開>>続きを読む

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.0

ラブストーリーとしてはシンプルで面白いけど、色々と中途半端な感じもあった。パーキンソン病という難病に対しての印象が少し軽く見えたかも。男側の目線からいけば、段階を踏んでいて良かったが、女側のあの落差が>>続きを読む

気球クラブ、その後(2006年製作の映画)

3.1

園作品では珍しい綺麗目な作品。とくに大きなドラマはないが、何気なく過去の余韻に浸るような日常的だけどほんの少し特別なような。人間にとって5年は長い。でもたったの1ヶ月程度の思入れがじわじわと印象に残っ>>続きを読む

海月姫(2014年製作の映画)

2.8

前半はキャラクターや世界観がイタくて慣れるのに時間がかかったが、後半ストーリーが大きく動き出してからはそこそこ盛り上がった。美術や衣装の作り込みは面白かった。

幕が上がる(2015年製作の映画)

2.9

ただのアイドル映画かと思いきや、普通に観れた。高校演劇が舞台の話。コメディタッチであるのと劇中劇があるのとで芝居の上手い下手いが特に気にならなくなった。意外とリアリティが高く、長ゼリフとか自然だった。>>続きを読む

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.1

実話を基にしたストーリー。その分もう少し芯のところまでついて欲しかったが、この尺で収めるのは難しい。展開が早く情報としては無駄が少なく、スラッと観れる。中盤の楽しさは画面を越えて伝わる音の力。

バクマン。(2015年製作の映画)

3.6

漫画の中に浸った世界観と現実との切り分け方がよかった。単純に原作が面白いこともあるが映像化したことによって衰えたものは感じなかったし、むしろリアリティがより湧いて楽しめた。漫画という日本の武器をつかっ>>続きを読む

極道大戦争(2015年製作の映画)

2.5

ギャグをひたすら真面目にやってるって感じ。ストーリーとかはもう途中で全然関係なくなったりして、どうでもよくなる。

悼む人(2015年製作の映画)

2.8

存在証明。人は他人の中に残る。それは結局は生きていても死んでいても。ただいつかは忘れられていき、形も記憶も消えていく。
それぞれが向き合っていく生と死。テーマは重く面白いものではあったが、終着点が見え
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新宿スワン(2015年製作の映画)

2.8

厨ニ病チックなものが大いに感じた。原作ものだから仕方ないと言えば仕方ないのだが、どうせならもっとぶっ飛んでてもよかったのかな。ただ新宿であのゲリラはすごいな。

夢の中へ(2005年製作の映画)

3.4

心の迷いから生まれた夢現な状態イメージ。本当に夢のように潜在意識がいくつも組み合わさって断片的にストーリーをつくっている。自分や知人がよくわからない場所でよくわからないことをしていたり、現実もよくわか>>続きを読む

埋もれ木(2005年製作の映画)

2.9

小栗監督の映画は、変わった構図や光と陰、反射を使ったりとにかく視覚としては面白い。アフレコでの会話がどこか絵本を読んでいるようで心地よかったが今回の作品は…世界観というか、単純に内容についていけなかっ>>続きを読む

ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

3.3

長距離トラックでのほんの何日間のロードムービー。
似た者同士はどこか惹かれ合う。心の声や行動、どこからか現れるもう一人の自分。それらが1人の女性の中に飛び交っている。現実逃避のようで、どこか自分と向き
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.4

生きることも死ぬことも自分では選べない。人は簡単に死なない。かと言ってころっと死んだりもする。生きた心地のしない2人が、ぶつかり合い触れ合いどこか意味を探しているように思えた。
浄化と昇天。きっと互い
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.2

ひと味違うラブコメディ。こんなに明るい塗れ場シーンはそうそう観ないし面白いなって思った。泥臭さとかリアルな生活感とかズシンとくるものなく、あっさり観れちゃうところはいわゆる一般的なラブコメだけど、手の>>続きを読む

明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

2.8

ワンシチュエーションコメディ。
小ネタ盛込みまくりの舞台演劇を見ている感覚。強引なほどに笑いを取りにくる辺りは監督含めお馴染みキャスティングのブレないところ。ストーリーとしては落語の『芝浜』のような始
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ぼくらの亡命(2017年製作の映画)

2.9

映像の中にちゃんと人が生きているという意味で、生活音や生活サイクルの切り取りは抜群に良かった。が、重要なストーリーに入っていく中で不必要な情報や、伝えきれないまま間のびしたシーンが多々あり、勿体無いと>>続きを読む

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.5

心がキューっとなった。まず錆びれた町工場のロケーションがよかった。人の繋いできた形跡が温かいようでどこか冷たくなっていて。
お金が人を変えてしまうのか、結果的に抱いてしまうのは人同士の怨念や復讐。ただ
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.1

タイムスリップして、両親の若い頃に出会う。よくあるストーリーだし、伏線のはりかたも回収もベタといえばベタで、展開を読みやすい。ただベタなだけに普通に感動はする作り。

彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

2.6

ナレーションが多い。別に言わなくてもいい説明。猫かわいい。

片桐はいり4倍速(2009年製作の映画)

2.9

くだらないけど、つい観てしまう。片桐はいりというジャンルですね。