Taikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Taiki

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言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.8

映像きれい。アニメーションだからまだ許されるけど、演出やセリフは見てて少し恥ずかしくなる。

七夜待(2008年製作の映画)

2.7

映像やタッチは好きだけど、ストーリーがまるで無い。ドキュメントというか、丸腰で挑む旅番組のような。
ただ言葉というツールが機能しなくても人の優しさや怖さなど伝わってくる。

ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

4.2

独特な会話のやりとりに妙に引き込まれてしまう。何とも脱力した雰囲気の中、誰もが感じるようなほんの少しの人生の価値観が見える。大きな山も小さな山も流れの中にある。その描いてきた曲線は決して消えることなく>>続きを読む

ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE(2013年製作の映画)

3.1

バライティ番組の延長ではあるが、その場その場で生まれる予想出来ない展開に普通に楽しめる。
観客と同じように主人公も周りの登場人物からの急に飛んでくる設定を探りながら進んでいく。新しい構成だと思うし、本
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映画 みんな!エスパーだよ!(2015年製作の映画)

2.3

確かにエロくて男性をムラムラさせる映像ではあるが、内容としてはすぐに飽きる。時よりついていけない世界観になるし、何とも勢いまかせ。

ブロウ(2001年製作の映画)

3.7

麻薬王ジョージの半生を描いた実話作品。
テンポが良く丁寧にストーリーを追っている。歳をとっていく度に惨めな姿になっていく様や、生活が潤ったり枯渇したりの落差が劇的で面白い。特にモノで他人を傷つける訳で
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日々ロック(2014年製作の映画)

2.9

序盤、若手中心に痛いほど滑りまくってるが、後半は慣れてきたのか呑み込まれたのか…そのまま勢いにやられた。劇中の歌は良かったが、演奏はあえて荒々しさを出すためというよりかは単純に雑だった。

セブン(1995年製作の映画)

4.4

七つの大罪をテーマに何とも奇妙な事件が続いていく。最後の2つに気づいた瞬間ゾッとした。
若手刑事が犯人を追い詰めていくところ、逆に追い込まれていき、ラストの銃を片手に葛藤するシーンはシビれた。

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

人種差別から生まれた負の連鎖が、何とも悲惨な結末を引き起こした。恨みというものは人間が抱えるもので一番大きな荷物だということ。そんなもの持っていたって幸せにはなれない。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.9

誰からも尊敬されず、周りから避けられてしまう偏屈爺さん。
戦争で何人もの人を殺めてしまった過ちをモンゴル系の隣人達と重ね合わせ、少しずつ懺悔していく。暴言しか吐けない爺さんのその言葉の裏側に少しずつ愛
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東京公園(2011年製作の映画)

2.8

まず印象として青山監督っぽくない作品だなと思った。人と人が向き合うという点をスチールカメラで表現したり何かと綺麗めな表現が多かったが結果、イマイチまとまらない感じ。感情の途中経過の描写も省かれており全>>続きを読む

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.2

展開がめちゃくちゃで色々と意味不明だけど、独特な雰囲気に何故か見入ってしまう。普通に面白いって印象が残った。

お引越し(1993年製作の映画)

3.8

長回しでとにかく走り続ける少女。両親が別れる中で、その間に位置する子供の繊細で純粋な描写をどこまでも写している。思い出の『火』の伏線や、色々な対比表現が素晴らしい。葛藤する中、走る度に成長していく姿に>>続きを読む

海を感じる時(2014年製作の映画)

2.9

不必要な間が多く、テンポが悪い。台詞が変な言葉使いで、小説を朗読してるような不思議な雰囲気があった。空気感は良かったけど、色々と何か足りない作品。

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.6

ある出来事をきっかけに、家族や友人を不意にじわじわと巻き込んでいってしまう男と女のネチネチとした闘い。直接的なようで間接的な表現。ジリ貧。
男としてどうありたいかという立ち場の感覚と男はどうあるべきだ
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.6

まるで檻の中に猛獣と一緒に閉じ込められたみたい。いつでもそこから逃げるチャンスはあったのに、色んな葛藤にあい邪魔をされる。あと一歩の勇気なのに、抑え込まれている姿が何とももどかしい。
小さな空間なのに
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.4

今の時代でも言える。出世や面子ばかりを気にすることより、どれだけ質素な生活でも純粋に家族を愛し、その中に幸せを感じる。そしてそれがあるからこそ守りたいという気持ちが力や運を引き寄せるのかもしれない。

初恋(2006年製作の映画)

3.3

初めて会った日から惹かれ合っていたが、言葉や形に出来ないまま時が過ぎてしまう。事件に時効あっても想いに時効はない。終始、静かに波打つ感情。
恋愛部分がメインだけど、もっと兄との関係とか他のメンバーの事
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学校(1993年製作の映画)

3.9

夜間中学の存在を初めて知った。色んな年齢層の人達が様々な思いを抱えながら皆黒板に向かって読み書きを学んでいる。一度社会に出てる人もいるからこそ、勉強よりも大切なものが浮かんでくるし、それをより知るため>>続きを読む

指輪をはめたい(2011年製作の映画)

3.2

モテキに類似していて、まさかのファンタジーオチ。記憶喪失設定なのに、時系列がグチャグチャでうまく回収できてない。
ただ未練がましい男の性質が現れてたり、コメディ要素の部分は共感が持てた。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

同性愛者の男性カップルが、独り残されたダウン症の子供と生活を送ることになり、懸命に偏見と闘っていく話。
マルコはいつもハッピーエンドを望んでいたのに…皮肉な大人達に押し潰されてしまう。
ほんと短時間で
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阿弥陀堂だより(2002年製作の映画)

3.7

歳を重ねる度に、何を見て何を感じたか、少しずつ『死』というものに対しての考えが変化していく。悟りを開いていくかのように。この作品ではおうめさんの姿がそれを物語っている。時折、子供に戻ったかのように無邪>>続きを読む

風俗行ったら人生変わったwww(2013年製作の映画)

2.8

前半と後半でだいぶ方向がかわってる。前半は電車男で後半はアキハバラ@DEEPとかみたいな感じ。悪ふざけ満載で楽しかったけども。

舞妓はレディ(2014年製作の映画)

3.2

知らない知識が増えた。基本的にミュージカル調だから、楽しく観れた。絵がわりはするけど、セット感が見えてしまうのが、より舞台っぽさがあった。

半分の月がのぼる空(2009年製作の映画)

3.5

ちょっと無茶はあるけど、うまい二部構成になってる。古い感じのフィルムも雰囲気にあってたし、とても透明感のある作品。ただ病に対しての重たさがもう少しあればより感情移入できたと思う。割と正常に見えたりして>>続きを読む

息もできない(2008年製作の映画)

4.2

目頭が熱くなった。不器用だけど真っ直ぐな魂がのってる作品。息がまともに出来ないほど荒々しく、暴力でしか表現できない男が、徐々に人を想い、穏やかな呼吸になっていくのが見えた。初めて笑ったり泣いたりしたシ>>続きを読む

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

2.9

設定は面白いけど、とくに印象に残るものがない。毎回、口論になるとうるさすぎで集中が切れる。

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

2.8

豪華キャストでおしきったコメディ。何も考えずに観れる。観やすい群像劇にはなってるが、容易に予想できる伏線や不必要なシーンが多い。一番いらなかったところだけどゲイのくだりは一番笑った。

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.4

序盤からすごい賑やかでわちゃわちゃしてるけど、終盤になるにつれてしんみりしていく。まるで階段のような落差。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.4

ほんの一瞬の目覚めから色んなことを学ぶ。ただ命があることを素直に幸せだと思えない五体満足の人間こそ、病人だ。